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ブランドをつくるのは広告キャンペーンか、それとも商品か。ブランドは人の心の中に存在するもの。そう考えれば、生活の中にあり、常に人々に接触できる商品こそ、最も有効なブランディングツールに違いない。
パッケージには、自然とつくり手の物の見方や価値観が染み込んでいる。その商品の有りさまを通じて消費者は、つくり手に出会い、好きになったり、嫌いになったりする。それが、企業との長い付き合いのきっかけになることもある。
たとえ国外の新天地でも同様だ。パッケージは消費者と企業とが接触する最善線。パッケージがパワフルな市場開拓者として、消費者との関係を築き、それを育てていけるかどうかは、デザインにかかっている。だからこそ、20年、30年と長く愛される商品を持つ企業は、パッケージをまるで資産のように慎重に扱う。
パッケージデザインこそ、“ブランドの未来をひらく鍵”なのだ。新たな市場で活路を切り拓くパッケージ、末永く消費者との関係を守りつづけるパッケージ、それぞれの成功のストーリーを明らかにする。
「若年層の購入を促したい」「商品の新鮮さを取り戻したい」「発売した商品を知ってもらいたい」――パッケージデザインに込められるのは世界共通の願い。
各国のクリエイターがどのようにアイデアを育て、課題を解決しようとしたのか。国ごとの歴史や文化、価値観に根ざした商品の姿に、コミュニケーションの幅を広げるヒントを探ります。
教育の場をもっと面白く。学びにもっとアイデアを。
サンデル教授のファシリテーション形式の講義や体験型のユニークな教育法でその名を知られるスウェーデンのハイパーアイランド、国内でも大人から子どもまで楽しめる教育番組や、クリエイターが開設した保育園、電通の「広告小学校」など、近年一般からも耳目を集めるユニークで力強い教育への取り組みが次々と生まれている。
今は価値観や生き方が多様化し、キャリアや家族のありかたについてのモデルケースが見出しにくくなっている。そんな正解のない時代に人生を切り開き、豊かによりよく生きるために、これまでにない課題発見力や解決力、コミュニケーション力が要求されている。子どもだけではない。大人にとっても、急速な環境変化に対応し、高いパフォーマンスで仕事を進めていくために、常に学びの場は必要だ。
学校でも、また学校以外の場でも、柔軟で開かれた学びの場が創出されれば、日々の仕事が、さらには人生がもっと豊かなものになる。そのために教育の場に新たにどんな発想を持ち込めるのか。今回のデザイン会議では、NHKで革新的な教養番組を手がけてきた丸山俊一さん、博報堂で海外の大学と連携したワークショップなどを企画する鷲尾和彦さん、NPO法人CANVASで子どもたちとのワークショップを主催する石戸奈々子さんの3人が、いま、学びに必要なアイデアについて話し合う。
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発売日: | 2011/10/01 |
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