※ 定期購読の特典キャンペーン(デジタル版 1IDを無料で付与)は、2024年1月25日(木)までのお申し込みを最終として、終了いたしました。
既に定期購読中の方は、こちらの案内に従い、2024年3月31日(日)までに利用申請をお願いします。
日本各地には、誰も見たことのない方法で、企業や商品・サービスの独自の魅力を表現するクリエイターが存在します。そして各地の特色を生かした広告表現は、現地で生活する人、そこを故郷にする人だけでなく、別の地域で生まれ育った人にとっても懐かしかったり、共感したり、感情移入することも少なくありません。
地域の仕事は、クライアントとクリエイターの距離が近い。そんな点も琴線に触れる広告が生まれやすい理由の一つかもしれません。
オリエンテーションをしない、前例がない案でもゴーサインを出す、何十年も同じチームで仕事をする――そうした信頼関係が、良いアイデアが生まれ、実現に導く環境を生み出しているのではないでしょうか。
通信インフラの普及や、機材の性能向上により、予算の壁も、地域の壁も、ますますアイデアひとつで超えられるものになりました。ひょっとしたら、そんなアイデアは人種や言語の壁も飛び越えて、世界中の人の心を動かす可能性すら秘めていそうです。場所はどこであろうと変わらないのです。
各地に息づいている、強く、熱いアイデアたちを紹介していきます。
質の高いクリエイティブは、クライアントとクリエイターの信頼に根ざしたパートナーシップから生まれる。
長期にわたる関係性の構築は相互理解を生み、クリエイティブによる問題解決の精度を高める。
同じ目標に向かって歩みを共にしてきたクライアントとクリエイターが語る、理想のパートナーシップとは。
3.11からちょうど一年。あの日以来、「被災者の方々に対して自分たちができることは何なのか?」という問いかけが、広告関係者やクリエイターの心の中に息づいている。
震災後生まれた多数のチャリティプロジェクト、「がんばれ日本」のメッセージ、復興のための取り組み等々。多くの活動が個人の善意によって、あるいは企業の社会貢献活動の一環として行われた。
だが、それらの中で、本当に被災地の方々に感謝され、役に立った支援活動は何だったのか。支援活動に携わった人たちは、その活動を通じて、何を発見したのか。そして、"私たちが復興支援に関してできることは何か?"への答えは見つかったのだろうか。
もちろん、震災による被害には、永遠に終止符を打つことはできない。けれど、この一年の節目に振り返り、より有意義な活動のために検証することはできる。
復興支援活動に携わった日本ロレアルの井村牧さん、ベネッセコーポレーションの橋下英知さん、建築家の芦沢啓治さん、アートディレクターの福島治さんとと共に、この一年に行われた活動を振り返って考えたい。
: | |
---|---|
出版社: | |
ISBN/JANコード: | |
発売日: | 2012/03/01 |
商品の寸法: |
ホーム > 雑誌書籍を読む > 【バックナンバー】ブレーン