環境会議2011年秋号

環境知性を暮らしと仕事に活かす

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環境会議2011年秋号

日本の叡知――エネルギー・レジリアンスを考える

東日本大震災で、原子力に大きく依存したエネルギー供給体制のリスクが明らかになった。以降、再生可能エネルギーの導入検討や分散型電源に対応したエリアマネジメントの構築が急務となっている。風力、太陽光、地熱、小水力、バイオマスなど自然エネルギーの地域賦存量や事業採算性、未利用熱エネルギーの活用、エネルギーの需給バランスの最適化など課題は多岐にわたる。

これまでエネルギーは、国や大企業が決める問題だった。しかし、これからは国民1人ひとりがエネルギーについて考え行動する時代だ。市民の力で「エネルギー・レジリアンス」のある社会をつくる動きはもう始まっている。

この特集の目次

  • エネルギー復元力のある社会へ
    エネルギー・レジリアンスとは何か/日本再生と安全な未来のために
  • 世界第 6位の面積、日本の海を発電所に
  • 独立自治の精神が生んだ市民風車
  • 小水力発電を暮らしと地域に根付かせよう
  • 安定供給可能な地熱発電は日本の希望
  • 私が小説「マグマ」で伝えたかったこと
  • バイオマス利活用で地域が再生できる
  • 間伐採から廃材まで、木のエネルギーを活かす方法
  • 埋立処分場にメガソーラー
  • 戦略として考える環境アセスメント
  • 私が考える「原発」の廃棄物処理方法

ソーシャルメディアで加速するエコ活動――緩やかなつながりが社会を変える

20世紀、特許や知的財産権は企業の利益・利潤の源泉であり、個人にとって、欲しいものを所有することこそ欲望を具現化することだった。21世紀のいま、環境関連の特許を開放するエコ・パテント・コモンズに参加する企業や、シェアハウジングやライドシェア、ソーシャルメディアを介した交換など、見知らぬ人々と住まいや時間、情報を共有する人が増えている。

ビジネスでも暮らしでも、シェアには「コミュニケーション」と「信頼関係」が不可欠だ。こうして育まれる緩やかな絆は協治型「エコガバナンス」の礎となるのではないか。

シェアの現状とこれからの発展の可能性を探る。

この特集の目次

  • 人と分かち合うシェアの心
    都心で暮らす/庭付き一戸建てに住む/女性専用エコ住宅で暮らす
  • シェアハウジングが拓く共生の多様なあり方
  • EVシェアリングが牽引する「モビリティ革命」の行方
  • 対談 ソーシャルメディアでエコはもっと楽しくなる
    小林弘人(インフォバーン)×斉藤 徹(ループスコミュニケーションズ)
  • 対談 「カッコイイ」エコ活動で地域ブランドができあがる
    樋渡啓祐(佐賀県武雄市長)×牛島清豪(ローカルメディアラボ)
  • ソーシャルメディアは地域コミュニティをどう変えるのか
  • 匿名社会の時代からデジタル村社会の時代へ
  • シェアする暮らしは協治社会への第一歩

化学の力で未来を拓く――これからの科学技術教育を考える

化学物質と聞くと反射的に「怖い」と感じてしまう人は多い。公害病やダイオキシン問題などにマイナスイメージが強いためだ。しかし、食塩や鉄や亜鉛など生命維持に不可欠のミネラルも化学物質なら、食器や衣類を洗う洗剤、はっ水性に優れた新素材なども化学の産物だ。

また、快適で便利な暮らしを支える家電製品や再生可能エネルギーをはじめとする新たなテクノロジーの実用化にも化学研究が大きな役割を担っている。

私たちの生命活動や暮らしや産業を支え、未来のエネルギーをつくる化学、その魅力を次世代に伝える新たな教育が始まっている。

この特集の目次

  • 世界トップレベルの科学者が高校生と交流/FIRSTサイエンスフォーラム
  • 暮らしのなかにある化学の魅力/下井守(東京大学)
  • 化学の力で地球をもっとグリーンに/辰巳敬(東京工業大学)
  • 太平洋のプラスチックゴミベルトをなくせ/エベン・バイエル(エコベイティブ)
  • 日米の架け橋となったサムライ化学者「高峰譲吉」/山嶋哲盛

日本の叡知――エネルギー・レジリアンスを考える

  • 人と分かち合うシェアの心
    都心で暮らす/庭付き一戸建てに住む/女性専用エコ住宅で暮らす
  • シェアハウジングが拓く共生の多様なあり方/久保田裕之(大阪大学)
  • EVシェアリングが牽引する「モビリティ革命」の行方/大場淳一(テクノアソシエーツ)
  • 対談 ソーシャルメディアでエコはもっと楽しくなる
    小林弘人(インフォバーン)×斉藤 徹(ループスコミュニケーションズ)
  • 対談 「カッコイイ」エコ活動で地域ブランドができあがる
    樋渡啓祐(佐賀県武雄市長)×牛島清豪(ローカルメディアラボ)
  • ソーシャルメディアは地域コミュニティをどう変えるのか/庄司昌彦(国際大学GLOCOM)
  • 匿名社会の時代からデジタル村社会の時代へ/
    立入勝義(ソーシャルメディア・プロデューサー)
  • シェアする暮らしは協治社会への第一歩/菅 豊(東京大学・東洋文化研究所)

ソーシャルメディアで加速するエコ活動――緩やかなつながりが社会を変える

  • 人と分かち合うシェアの心
    都心で暮らす/庭付き一戸建てに住む/女性専用エコ住宅で暮らす
  • シェアハウジングが拓く共生の多様なあり方/久保田裕之(大阪大学)
  • EVシェアリングが牽引する「モビリティ革命」の行方/大場淳一(テクノアソシエーツ)
  • 対談 ソーシャルメディアでエコはもっと楽しくなる
    小林弘人(インフォバーン)×斉藤 徹(ループスコミュニケーションズ)
  • 対談 「カッコイイ」エコ活動で地域ブランドができあがる
    樋渡啓祐(佐賀県武雄市長)×牛島清豪(ローカルメディアラボ)
  • ソーシャルメディアは地域コミュニティをどう変えるのか/庄司昌彦(国際大学GLOCOM)
  • 匿名社会の時代からデジタル村社会の時代へ/
    立入勝義(ソーシャルメディア・プロデューサー)
  • シェアする暮らしは協治社会への第一歩/菅 豊(東京大学・東洋文化研究所)

化学の力で未来を拓く――これからの科学技術教育を考える

  • 世界トップレベルの科学者が高校生と交流/FIRSTサイエンスフォーラム
  • 暮らしのなかにある化学の魅力/下井守(東京大学)
  • 化学の力で地球をもっとグリーンに/辰巳敬(東京工業大学)
  • 太平洋のプラスチックゴミベルトをなくせ/エベン・バイエル(エコベイティブ)
  • 日米の架け橋となったサムライ化学者「高峰譲吉」/山嶋哲盛

特集3: 東日本大震災からの復興

  • 災害と災害対策基本法/上妻博明
  • 災害の歴史に学ぶ/北原糸子
  • 首都直下地震に備える/青山やすし
  • 東日本大震災復興対策が日本を救う/木下栄蔵
  • いま求められる寄り添う力/浦野正樹
  • 災害からの復興とコミュニティの再構築/安場浩一郎
  • 復興期における教育現場でのこころのケア/岩井圭司
  • 遅れてやってくるPTSDへの理解と対策/鈴木るみ
  • 300キロ結んだ医療哲学と実践/小松俊平
  • 被災者支えるヘルスケア・プロモーション/鈴木玲子

連載

  • 経営トップに聞く震災後のCSRのかたち
  • 社員の環境・安全・健康がすべての事業の基礎にある
    帝人 代表取締役執行役員 CEO大八木成男
  • 物流のプロとしてどんなときでも信頼に応える
    日本通運 代表取締役会長 川合正矩
  • 環境教育 自然の中での体験研修で明らかになった4大効果
  • ビジネス・エシクスの学び方と活かし方
    イベント&学会レポート
  • 被災地の環境問題伝える「REAL」
  • 地域活性学会
  • 広告小学校
  • リアル熟議よこはま
  • 季節のアート&イベント情報
  • 環境と哲学の本棚
  • 巻頭グラビア ヨコハマトリエンナーレ 2011
  • 表紙の作品 「Discoに咲く花」渡辺有葵

登録情報

雑誌: --- ページ
出版社: 株式会社宣伝会議
ISBN/JANコード: 4910248180913
発売日: 2011/09/05
商品の寸法: A5判

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