図説 アイデア入門　-言葉、ビジュアル、商品企画を生み出す14法則と99の見本

<紹介文>

宣伝会議コピーライター養成講座の人気講義「クリエイティブアイデアの導き方」を担当するクリエイティブディレクター・狐塚康己が、外資系広告会社で培ったアイデアづくりの手法を、「レトリック」に絞り込んで14種類に類型化し、99のオリジナルイラストで解説したアイデア入門書。
アイデアを実際にビジュアルや企画にするとどうなるか、著者自身がつくった99のイラスト例を掲載し、すぐに応用できる内容。広告クリエイターはもちろん、広告クリエイティブ以外でアイデアを求められる人、例えば商品開発やシナリオづくりなどに携わる人にとっても必携の一冊。
　

<はじめにより>

「アイデアは当たり前からは降ってきません。人は決まりごとのワクからなかなか離れられないものなので、常識から離れられないうちは降ってこないのですね。この決まりごとのワクを突破するために、2000年以上も前にギリシャで考えられたのが「レトリック」なのです。まさにアイデアを降らせる方法が目の前にあるわけですから、それをこの本でオープンにしたいと思います。」
　

■はじめに

■第1章　アイデアとレトリック

■第2章　置き換えるレトリック　比喩

1、アナロジー(明喩)
2、メタファー(暗喩)
3、擬人化(擬物化)
4、パロディ(引用)　
5、隣接喩(提喩・換喩)　　

■第3章　枠組みを変えるレトリック　スキーム

6、反復・集合　
7、コントラスト(対比・並列)
8、逆転(対義結合・反語・逆説)
9、結合
10、ミスマッチ
11、単純化(省略・隠す)
12、増量
13、分離
14、誇張

■おわりに

狐塚康己(こづかやすみ)

1946年東京生まれ。1970年千葉大学工学部工業意匠学科(現デザイン学科)卒業。J.W.トンプソン・ジャパンでアートディレクター、CM部長を経て、サーチ・アンド・サーチで副社長兼クリエイティブデレクター。その後コージー・ジャパンとM&Cサーチ設立。共立女子大学家政学部　建築・デザイン学科教授を経て現在コージー・ジャパン会長。共立女子大学非常勤講師、千葉大学工学部デザイン学科特別講師、宣伝会議コピーライター養成講座講師。