クリエイティブディレクターとして、商品のブランディングのみならず、都市開発など国内で数々のプロジェクトを成功に導いてきた小西利行氏が九十九島大学の校長を務めます。
小西氏に加え、毎回様々な分野で活躍する一流クリエイターをゲスト講師に迎え講義を行います。さらに、九十九島の魅力を良く知る地元の方々にも参加頂き、ワークショップも行います。
具体的には、九十九島でできる旅や遊びのプランを99作成し、それを伝えるためのコミュニケーションプランにまで落とし込むことを行います。ときに自ら立てた旅や遊びのプランを体験します。
国が指針として地域創生を大きく掲げる中で、様々な企業課題を解決に導いてきたクリエイターたちであれば地域活性化という課題に対しても、何らかの答えを導き出せるのではないだろうか、そのような想いからこのプロジェクトを立ち上げることになりました。
その第一弾として選んだ場所が、長崎県佐世保市の九十九島と呼ばれるエリアです。自然、歴史、食、文化、など様々なプロモーションポイントがありながら、その認知度は低く、全国区になりきれていないエリアとなっています。そこで、「ブレーン」ではクリエイター参画で地域は活性化できるのか、ということをテーマにクリエイターたちが創り出す新しい旅や遊びのかたちを提供していきたいと思います。
旅や遊びの企画と共に、それを広く伝えるコミュニケーションプランを九十九島の魅力をよく知る地元の方々と創りあげる特別講義、九十九島大学がスタートします。九十九島にちなみ、9人の地元(佐世保市民)の方々と9人の特別受講生を選抜します。
満月の夜に九十九島の無人島にシーカヤックで渡り、地元漁師から仕入れた食材でアウトドア料理、火を囲んで団らんと星空を楽しむ大人の時間。
⇒それを伝えるためのコミュニケーションプランも作成
地域活性の視点で課題解決をするためのプランニング能力とそれを伝えるコミュニケーション能力の本質を学び、地域が抱える課題を解決できるスキルを身につけることができます。
※第1回目の講義では、九十九島の遊覧船や世界遺産候補にもなっている黒島の教会および九十九島水族館などをご覧になっていただき、九十九島を体感頂く予定です。(参加費は基本事務局負担。上限あり)その後、講義とワークショップを行います。
九十九島のことを知って頂くためにご覧ください。
<校長>小西 利行 氏
POOL.inc クリエーティブ・ディレクター、コピーライター
1993年博報堂入社。2006年独立後、POOL INC.設立。 主な仕事は日産自動車「モノより思い出」、プレイステーション、サントリー「伊右衛門」、「ザ・プレミアムモルツ」、LEXUS CT200h、トヨタ自動車「もっとよくしよう」、イオン「PEACEFIT」、ロート製薬「SUGAO」、サントリーウエルネス企業広告など。イオンレイクタウン、 天王洲再開発など都市開発も手がける。また、「バーニーズ・ニューヨーク」や「ロペピクニック」などのファッション・ブランディングや「はまなるうどん」「一風堂」などの飲食の企業ブランディングなども手掛ける。CLIO 、ニューヨークADC、ONE SHOWなど、数々の賞を受賞。国内でもTCC賞、ACC賞など受賞歴多数。
木村 健太郎 氏
博報堂ケトル共同CEO/エグゼクティブクリエーティブディレクター/アカウントプランナー
1992年博報堂入社。戦略からクリエーティブ、デジタル、PRまでを統合的にプランニングするスタイルを確立し、2006年「手口ニュートラル」をコンセプトに博報堂ケトルを設立。主な仕事にトヨタ「もっとよくしよう」「86」、サントリー「伊右衛門」「HIBIKI GLASS」、ソニー「αNEX」「Recycle JEANS」、グーグル「未来へのキオク」、カー用品店「ジェームス」の事業戦略など。6つのグランプリを含む国内外100以上の広告賞を受賞。
さらに、一流ゲスト講師が加わる予定です。