【今後の消費生活とは切っても切り離せない 健康・美容市場を攻略するために必須の知識を学びます。】
ヘルスケアの領域では、どうしてもエビデンスや機能、効能といった企業の一方的な主張に陥りがちです。また、ターゲットは当然シニア層だけではありません。そして、そのシニア層も実態は、スマホを使いこなし、Facebookで交流するといった新しい生活を送っています。担当者は、頭では分かっていても、現場や実務ではつい流さ れがちな従来の認識を払しょくする必要があります。本講座では、「今」の市場におけるヘルスケアの基本から実務までを学びます。
◆生活者の最も潜在的な欲求に応えるエビデンスが示せていますか?
飲食料品の健康訴求が可能となる機能性表示制度を皮切りに、ストレスチェックの義務化やシニア市場の拡大、働く女性の増加なども相まって、ヘルスケアビジネスの領域はますます拡大することが予想されています。しかし、ただでさえ競合が多い健康食品市場に加えて、今後は製薬会社、その他のメーカー、流通業、外食業、商社など、異業種から力を持った大手が参入してくることにより、生活者に自社の商品やサービスをそう簡単には選んでもらえません。
飲食料品、健康食品、サプリメントのマーケティング、販売促進、商品企画、営業などに関わる方。
時間 | 講義内容 |
10:00-12:00
13:00-15:00 |
ヘルスケアビジネスを成功に導く<モノコトハコヒト>の設計図(西根 英一氏)
・ヘルスケアビジネスのアプローチ方法 ・実例に学ぶエビデンス理解のためのプロモーション戦略 ・他人ごとを自分ごと化させるための接点づくり ・インサイトの発見 ・階層/段階ごとのマーケティング ・プロモーションモデルの構築 ・ヘルスリテラシーの獲得 |
15:20-17:20 |
ヘルスケア分野における広告表現と法規制(稲留 万希子氏)
・知っておくべき諸法律(「薬機法」「薬事法」「健康増進法」「景品表示法」) ・成分訴求の注意点 ・把握しておくべき行政側の基準 ・ヘルスケア分野における広告表現事例 |
西根 英一氏
株式会社ヘルスケア・ビジネスナレッジ 代表取締役社長
事業構想大学院大学 特任教授、千葉商科大学 特命教授
マーケティング戦略とコミュニケーション設計の専門家。ビジネスローンチのための事業構想と事業計画、ビジネスグロースのためのマーケティング戦略とコミュニケーション設計を最適化する。専門領域はヘルスケア(健康、医療、美容)。大塚グループ、電通グループ、マッキャン・ワールドグループ(CKO最高知識責任者とグループ顧問)を経て、株式会社ヘルスケア・ビジネスナレッジ代表取締役社長ほか。ビジネスとアカデミア、さらにパブリック(省庁や自治体の公的事業)で指揮をとる。近著に、『ヘルスケアビジネスの図本~ヘルスケアビジネスの要件を満たすための50の開発目標』。
稲留 万希子氏
東京理科大学卒業後、大手医薬品卸会社を経て薬事法広告研究所の設立に参画、副代表を経て代表に就任。数々のサイトや広告物を見てきた経験を基に、“ルールを正しく理解し、味方につけることで売上につなげるアドバイス”をモットーとし、行政の動向及び市場の変化に対応しつつ、薬事広告コンサルタントとして活動中。日々、大型セミナーから企業内の勉強会まで、年間100本を越える講演をこなす。ラジオNIKKEI『医療ジャーナル』にラジオ出演。日本流通産業新聞社発行「日本ネット経済新聞」にて『薬事広告のイロハ』、インプレス社webサービス「ネットショップ担当者フォーラム」にて『健康・美容業界の今を知る!』、その他連載中。