競合コンペでは、オリエンテーションで同じ条件が与えられているからこそ、なかなかアイデアだけで格段に差をつけることができません。
本講座では、競合コンペならではの戦略を学びます。
広告会社、制作会社のクリエイティブディレクター、プランナー、マーケティング、営業など、競合コンペに関わる方
プレゼン常勝の講師陣による秘伝の競合プレゼン攻略ノウハウ
講師陣は、数々のプレゼンを経験し、形にしてきた実績の持ち主です。繰り返しプレゼンに挑み反省する中で勝率が上がるポイントを見つけ、ノウハウとして蓄えています。成功事例から、日々の失敗体験に至るまで、今も現場の第一線で活躍するプレイヤーに学び、ご自身の活動に落とし込んでいただきます。
「スタープレイヤーだから勝てる」ではなく、組織に勝ち筋を浸透させるための再現性のあるノウハウ
例えば、2案持っていく際、ただ切り口を変えるのではなく、ある企業はA案はオリエン通り、B案は自分たちの強みやテーマを中心に据えた企画、と組織で一定のルールを決めています。それにより、B案が採用されることが多くなれば、それだけそのテーマでの自社のブランディングにつながり、競合プレゼンが生きてきます。本講座ではこのような組織として取り組むべき競合プレゼンの極意を伝授します。
勝利のメソッドを学び「勝てない」負のスパイラルを脱する
事前準備編:クライアントの発言に左右されず正しく要望を解釈するためのフレームワーク
提案の質を変える、オリエンの事前準備
競合プレゼンでは、すべての参加企業が同様のオリエン内容を知っています。クライアントから伝えられるそのオリエン内容にすべてを委ねるのではなく、事前にオリエンでどのようなことをヒアリングするかを考えたり、仮説を立てていくことが、その後の企画の質を大きく左右します。本講座では、クライアントのインサイトやブランドの状況など、オリエンで汲み取るポイントを学びます
負けを減らす:負ける確率を減らす“実践知”
勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。
競合コンペでは、限られた時間の中で数多くの意思決定をせねばなりません。本カリキュラムではまず、負ける確率を減らすために必要な“実践知”をお伝えします。さらに、「限られた時間と情報の中で勝ち筋を見出す洞察力」を磨く演習も行うことで、戦略的な意思決定をするメソッドを体感していただきます。
時間 | 講義内容 |
10:00~12:00 |
競合コンペの勝ち筋づくり
・オリエンの聞き方 ・座組みの作り方 ・ワークフローの作り方 ・プランニングの仕方 ・フォローアップの仕方 |
13:00~14:00 |
キーマンの心を掴むプレゼン術
・すべてのはじまりは「情報収集」から ・企画だけで決まるコンペは、ほぼない ・聞く人の心を揺さぶる、実践テクニック ・実は勝敗を左右する「プレゼン後」 |
14:15~16:05 |
負ける確率を減らす“実践知”
・負ける理由は山ほどある ・競合コンペは意思決定の連続 ・負ける確率を減らす“実践知” ・演習:限られた時間と情報の中で勝ち筋を見出す洞察力 |
16:20~17:20 |
クライアントが動く提案、動かない提案、その決定的な違い
・クライアントに好まれる提案、嫌われる提案 ・オリエン時から違う採用されるチームの動き ・提案時に落としてはならない「要素」と、クライアントへの訴求法 ・質疑応答 |
上塘 潤一郎氏
株式会社ゼンコミュニケーションデザインズ
代表取締役
松田 健氏
The Breakthrough Company GO
クリエイティブディレクター
鈴木 大輔氏
株式会社 FACT/ADKクリエイティブ・ワン
ストラテジックプランニング・ディレクター
名久井 貴詞氏
味の素株式会社アドバイザー/Office Nacky 代表