いつでも身近にあるデバイスであるスマホの普及により、ほしいと思った商品について即座に、あらゆる確度から情報を得ることができるようになりました。購買に至るまでも、スマホでの情報収集は行われます。そのため、企業側では、ユーザーがどのようにスマホを活用しているのかを把握したうえで、コンテンツの企画やプランニングをする必要があります。本講座では、スマホユーザーがどのようなタイミング・気持ちで情報に触れ、どのように購買意欲を高めていくのかなどのユーザー理解を深めます。そして、スマートフォンを活用したプランニングのゴール設定とストーリー設計のノウハウ、スマホだからこそできる企画や発注のポイント、効果測定の仕方を学びます。
・企業の宣伝部、マーケティング部、広報部などのWeb担当者の方。
・広告会社、Web制作会社、媒体社などで提案や運用に関わる方。
時間 | 内容 |
10:00 - 15:00 | スマホユーザーを購買につなげるためのプランニングとコンテンツ
・そもそもスマホは人にとってどんな存在なのか ・ターゲット分析とユーザー行動デザイン ・企業のスマホ対応の実態と課題 ・TVとスマホ、どんな関係があるのか、人を中心に見直す ・スマホユーザーのインサイトを捉える ・購買までの心の動き ・「買いたい」という気持ちを生み出すには? ・スマホで見られやすいコンテンツと見られにくいコンテンツ ・"ツイツイ"が溢れるスマホならではの"ツイツイ"コンテンツ ・スマホプロモーションの成功事例 ・instagramはスマホネイティブにとっての情報集約ソリューション |
15:20 - 17:20 | コンテンツ制作ワークショップと効果測定の考え方
・語られる(エンゲージメント)コンテンツとは ・ソーシャル上のイシューから、ターゲットインサイトやシェア文脈を捉える ・各トレンドを踏まえたストーリー設計 ・各メディアの特徴 ・効果測定の考え方 ・数字の捉え方 |
吉田 健太郎氏
株式会社電通
情報通信業界コンサルタント
1997年より携帯電話事業者にて非音声通信の普及を目的としたアプリケーション及び商品開発、その後、クライアントのモバイルビジネスコンサルティング、モバイルマーケティングに従事。2009年株式会社電通に中途入社。携帯電話業界の動向を探る独自調査を定期的に実施し、業界インサイトとモバイル業界並びにスマホや携帯電話に対する生活者インサイト開発業務に従事。2011年から、毎年CES、MWCの視察を行い、IoT領域のトレンド把握も継続的に実施。通信、スマホ、IoT領域を中心に、デコミュニケーションプランニング・デザイン、戦略プランニングだけでなく、デジタル新ビジネスの開発、コンサルティング業務等に携わる。2009年入社以来携わっている電通モバイルプロジェクトに加え、2014年1月より電通スマプラ(スマートフォン課金インサイト×プランニング)のリーダーも兼務。
森竹 アル氏
株式会社スパイスボックス
第1事業部門 部門長
制作プロダクションでのプロデューサー経験を経て2006年にスパイスボックス入社。プロデューサーとして主に大手自動車メーカー、食品メーカー、ゲーム会社等のデジタルマーケティングを支援。2013年以降はプロデュース局の局長として、デジタルマーケティングの進化の歴史とともに、業種・業界を問わず100を超えるクライアントワークを統括。2016年以降、ソーシャルメディアを中心に「共感」と「話題」を生む「エンゲージメント・コミュニケーション」施策をプロデュースする領域に注力。インフルエンサーマーケティング支援「TELLER」、コンテンツマーケティング支援「BRAND SHARE」、ROI分析プラットフォーム「THINK」など、自社の提供するソリューションを活かし、クライアントと生活者のエンゲージメントを高めマーケティングを進化させることをミッションとして活動中。