マーケティングファネルや
カスタマージャーニーモデルはもう破綻している。
なのに、違和感を持ったまま使い続けていませんか?
「順列」のジャーニーモデルから
「組み合わせ」のビンゴカードモデルへ。
SNSを使ったパーセプションの抽出方法から、
施策への落とし込みまで全解説!
いまのマーケティング戦略立案プロセスからは、買い手(受け手)からブランドはどう見えているのかを徹底的に思考する作業が抜け落ちている——。「ビンゴ型コミュニケーションプランニング」は、買い手から見た発想プロセスを強く提唱するものです。「いま現在、消費者はあなたのブランドにどんなパーセプションを持っているのか」をSNSから抽出し認識することをスタート地点に置きます。
一般的なビンゴカードは、それぞれ書かれている数字が違っていて、いくつも種類があります。「ビンゴ型コミュニケーションプランニング」では、消費者1人ひとりがこうしたカードを持っていて、カードに載っているナンバーは、消費者パーセプションだと考えます。数字の種類や配列は人によって違うので、穴が開いていく順番は違いますが、一列の組み合わせが揃うとビンゴ!つまり、購買意志決定となります。
①パーセプションの組み合わせ(カード)は複数ある
②順列ではなく組み合わせである
③カードごとのコミュニケーション戦術に落としやすい
つまり、カスタマージャーニーモデルのように、みんなをひとつのレールに乗せて順番に消費者の状態を設定していくものではないのです。
本書で扱うのは、「世の中の認識を変える」ような“大きな”パーセプションチェンジではなく、消費者個々の内面に起こる“小さな”パーセプションチェンジです。どんなパーセプションが揃うとビンゴ!=購入になるのか?そのパーセプションの変化を起こせるコミュニケーションとは何か?を思考することで、どんな施策が想定できるかも同時に考えることになります。
本書では、この新しいコミュニケーション設計手法の実施方法を解説します。ぜひ試してみてください。
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出版社: | 宣伝会議 |
ISBN/JANコード: | 978-4-88335-598-3 |
発売日: | 2024/03/21 |
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