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シングル&シンプルマーケティング

個客に深く長く寄り添い、利益を伸ばす

¥ 1,980(税込)

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シングル&シンプルマーケティング

商品の説明

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デジタルは、ビジネスの在り方やお客様の購買スタイルまで多くの変化をもたらしました。
その対応として、多くのマーケティングのリーダーは、例えばWebサイトをマーケティングに活用したり、SNSを使ってお客様とのエンゲージメントを高めたり、と新しい取り組みを積極的に行ってきました。
その一方で、マーケティングの基本戦略は、大量生産、大量消費型のマス・マーケティングをそのまま継承しています。
私たちマーケターは、今までのマーケティングの延長線上で考えるべきなのでしょうか。 それとも違うステージで考えるのが良いのでしょうか。

この本では、「シングル&シンプル・マーケティング」というコンセプトのマーケティングを提唱しています。
大量生産、大量販売、大量消費を目指すのではなく、「デジタル」を活用して、「シングル」=個人ベースでお客様のニーズをくみ取り、相応しいサービスを提供していきます。
大量生産時代以前のように、マーケターがお客様に長く寄り添い、信頼を築いていく、
人と人との関係へと「シンプル」に立ち戻り、デジタルに自動化できることは任せ、
対話を重視し、利益を伸ばしていくマーケティングです。
(「はじめに」より抜粋)

本書籍を100冊以上まとめてお買い上げの方には、著者による出張セミナーを承ります。
ご希望の方は、下記メールアドレスまでお問い合わせください。

お問い合わせ:book-edit@sendenkaigi.co.jp

目次

第1章 経験と勘は通用しない 多様化する日本市場

 人口減だからこそ新たなマーケティング戦略を
 バラつく世帯年収、ボリュームゾーンが見つからない
 経験を頼りにしたメディアプランの設計は危険
 日本へ訪れる観光客も重要なお客様
 意外と多い外国籍の定住者
 大量生産からカスタムメイドへ
 「自分に相応しいモノが欲しい」お客様の満足度を上げる

第2章 新たなマーケティングが求められる理由

 マス・マーケティングが機能しないワケ
 脱・規模優位時代
 デジタル・メディア、アド・テクノロジーとの向き合い方
 デジタル・マーケティングとマーケティングのデジタル化の違い
 One to One マーケティングとの違い
 マーケティング・プロセスの再整理
 科学的なアプローチで個客の理解を深める

第3章 シェア拡大より利益の維持へ マーケティング再考

 日本のマーケティングはプロモーションに集中しすぎていた
 個客を理解できる環境で、選ぶべきマーケティングは?
 大量生産から、モジュール型多品種生産時代に
 マス・マーケティングのような規模を求めないなら答えは
 ライフステージの変化を捉える、長期の個人別マーケティング
 マーケターはその人に相応しい答えを探すコンシェルジュ
 市場占有率より顧客満足度・共感度を重視する
 人の記憶に頼らない、デジタルでの個人対応マーケティング

第4章 デジタル・データで個客を理解 長期の関係を築く

 デジタル空間の生活者データを活用する
 実空間の生活者データを活用する
 デジタル空間のメディアの進化を理解する
 実空間のメディアの進化を理解する
 デジタルとアナログの両面で個客を観察する
 お客様の期待値を予測し、トータルのサービスを考える
 IT×〇〇で新しい価値を創出する
 多様化するお客様、情報交換は必要なアプローチ
 ブランド拡張は共感が得られるかを基準にする

第5章 シングル&シンプル マーケティングのすすめ

 デジタル時代だから実現する、シングル&シンプル マーケティング
 これまで以上にお客様を理解し、付き合い続ける
 一律に集計する顧客調査では不十分
 4Pから「1D2P1V」へ
 開発方針や提供方法がブランドを強化する
 お客様との関係の強さが利益の源泉になる
 AIなどの最新技術は重要なパートナー
 お客様は人間であることを忘れるな、心理や行動の理解を

第6章 多様化するお客様との向き合い方

 データに振り回されず、予測と確認を
 必要な顧客データを明確にし、更新し続ける
 EC、オムニチャネル、決めるのはお客様
 不満を解消、世の中を変えるソリューションを
 シングル&シンプル マーケティング時代のコミュニケーション
 個人別のコミュニケーションで、人と人の付き合いに
 デジタル・ツールとの協働

第7章 個客を捉えるデジタル活用

 顧客行動と潜在意識の分析
 お客様に支援してもらえる関係性を築く
 対話を通じた中・長期のコミュニケーション事例

第8章 シングル&シンプル・マーケティングの実践

 旧来のマーケティングの長所・短所を理解する
 シングル&シンプル マーケティングでまず行うべき2つのこと
 お客様相談センターは、マーケティング部門に
 データを集める覚悟をしよう
 お客様に接することを恐れない
 お客様と共に成長するマーケティング
 「御用聞き」をデジタル化する

おわりに

著者プロフィール


本間充(ほんま みつる)

アウトブレイン ジャパン株式会社 顧問 / アビームコンサルティング株式会社 顧問

宣伝会議 デジタルマーケティング実践講座、デジタルソリューション営業基礎講座、データマーケター育成講座、広告効果測定講座、メディアプランニング基礎講座、マーケターのためのKPI設定講座 講師。
1992年、花王株式会社に入社。1996年まで、研究員として、スーパー・コンピューターを使って、数値シミュレーションを行う。社内で最初のWebサーバーを立ち上げ、以降本格的にWebを業務として取り組む。2015年に、アビームコンサルティング株式会社に入社。
多くの事業会社のマーケティングの支援、Webコンテンツ管理システム導入を行う。
その他、ビジネス・ブレークスルー大学講師や、東京大学大学院数理科学研究科 客員教授(数学)、内閣府政府広報アドバイザー、文部科学省数学イノベーション委員などを務めている。

登録情報

出版社: 株式会社宣伝会議
ISBN/JANコード: 978-4-88335-429-0
発売日: 2018/08/31
商品の寸法:

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