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日本を元気にするには、いまこそクリエイティブの力が必要だ――資源に乏しい国と言われる日本ですが、私たちにはアイデアを生みだすクリエイティビティがあります。
企業の課題解決のために磨かれてきた広告クリエイターのスキルは、ここ数年で教育や環境問題、地域振興などに広く生かされるようになりました。社会の価値観が激変している今こそ、コミュニケーションによって新たな価値を生みだし、人の心を明るくし、世の中のコミュニケーションを活性化するクリエイターの役割は最大限に高まっています。
クリエイティブは、日本の資源。クリエイターが活躍すればするほど、日本はきっと強くて明るい国になる。この特集では、そんな「クリエイティブ立国ニッポン」のつくり方を、広告やエンターテインメントの第一線で活躍する方々の声を通じて探ります。
文化、慣習、言語の壁を越えて、ブランドと消費者がつながるとき、そこには必ずコミュニケーションが存在する。そして、そのコミュニケーションを作りだすのが人が生みだすクリエイティブ力だ。
日本の市場が成熟化したいま、日本企業にとって、海外市場への進出は急務の課題。企業とともに歩むクリエイターにも、日本から世界へ、国境を超えて伝わるアイデア、クリエイティビティが求められている。
言葉の壁を越えて通用するクリエイティブ国境を越えて活躍できるクリエイターの条件とは。
アメリカのプログラマーでエッセイストのポール・グレアム氏は自身のエッセイ「都市と野心」の中で次のように述べている。――大都市は野心家を引き付ける。大都市を歩くだけで、それを感じることができる。都市によってメッセージは全然違う。ニューヨークのメッセージは「とにかくもっとお金を稼げ」、ケンブリッジのメッセージは「もっと賢くなれ」、シリコン・バレーでのメッセージは、「もっと影響力を持て」――だと
土地によって、集まる人々の顔ぶれは変わり、ひいては生まれるクリエイティブにも違いが生まれる。意識する、しないに関わらず、制作する場所から影響は受けるもの。であれば、その場所の力をどう作品に生かすのか。その場所でしか作れないクリエイティブがあるとしたらそれは何か。
震災を機に、自身の創作活動の場を再考したり、広げようという意識も強まりつつある。今回は、九州新幹線をテーマにした映画『奇跡』が公開間近の是枝裕和監督と、建築家の曽我部昌史さん、都市空間計画学を専門にする伊藤香織さんの3名に、土地と“対話”を重ね、その力を作品に取り込む方法を聞いた。
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発売日: | 2011/06/01 |
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