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新しいテクノロジーは、いつも新しい表現を連れてくる。かつて活版印刷の発明がそれまでになかった印刷文化をつくりだし、テレビが数々の映像表現を生みだしたように、ときには文化や社会までをも変えるパワーも持っている。いま最新のテクノロジーは何か、それを使って誰がどんな表現をしているのか。モノのつくり手であれば、誰もが気にせずにはいられない。
最近は超高解像度映像制作やセンシングなどの技術の発達、HTML5などの登場により、ネットと現実世界を結びつけ、多彩でインタラクティブな体験を生み出すことが可能になった。
ただしその一方で、技術の目新しさに踊らされないアイデアの発想もまた課題になっている。本特集では、最新テクノロジーを使った事例を紹介すると共に、アイデアとテクノロジーの理想的なマッチングについて考える。
新聞で、雑誌で、Webで、街中で。仕事でも生活でも、文字に触れない日はありません。書体や色、大きさ、配置などの姿を変え、言語として理解できなくても、文字の姿が意味を訴えかけてくることも少なくありません。メッセージを「ことば」として頭で理解するだけでなく、心に届けるタイポグラフィの力を活用した、コミュニケーションのあり方を、海外 事例から読み解きます。
TwitterやFacebookで世界中の人々とつながる時代になり、ビジュアルがコミュニケーションに果たす役割が拡大している。人々はつくりたい自分のイメージにしたがってアイコン写真やイラストを選ぶ。写真の投稿でコミュニケーションできるアプリも人気だ。人と人、人と情報の出会いが、言葉に頼らずに、ビジュアルの力だけで行われるようになっている。
毎年7月にフランスで開かれる「JAPAN EXPO」。ここでは、ヨーロッパのアニメファンたちがコスプレ姿で闊歩し、日本人の知らぬ間にマンガやアニメが日本文化への興味の扉を開く場所になっている。日本人にとって高いハードルとなる言葉の壁をビジュアルはやすやすと越え、人の心に語りかける力を持っている。
日本人の生み出すビジュアル人気は今にはじまったことではない。振り返れば、浮世絵の時代、そのさらに前から、世界の人々を惹きつけてきた。海外市場を狙ったわけではないのに、常に世界から見いだされるのはなぜなのか。
ガンダムのデザイナーの大河原邦男さん、ゴスロリファッションの第一人者の廣岡直人さん、美術史家の山下裕二さんに、日本のビジュアルが持つ突破力の正体と、その生みだし方を聞く。
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発売日: | 2011/09/01 |
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