宣伝会議2011年8月15日号 NO.819

現在、日本人の平均年齢はジャスト45歳。今の40代が消費の、そして時代の主役になりつつある現象を受け、前号(7月1日号)では「アラフォー世代が市場をけん引」というテーマで特集を組みました。

続く本号では、40代以上のミドル～シニア層全体を巨大な「大人市場」と捉え、その可能性を検証しています。

いま、「大人市場」で何が起きているのか?マーケティングはもちろん、社会学、メディア、コンテンツといった視点からも考えます。

この特集の目次

• OPINION 40～60代がトレンドを発信　新「大人市場」の誕生
• 座談会　アラフォー中心にマーケットは広がるか?
• 40代市場を実感!編集長の視点
• 今の40代の意識は「若者の中の最年長」
• 新たな大人市場の可能性　団塊ジュニア世代の「親子」消費
• 大人市場×エンタテイメント ①韓流、海外ドラマ、映画…　BS・CSで嗜好の細分化・固定化に応える ②大沢たかおは次の狙い目!?伸び盛りの実力派、40代タレントの起用効果
• 取材を終えて―日本独自の「大人市場」は作れるか?

この特集に関連するバックナンバー

• 旺盛な消費意欲と前向き思考　アラフォー世代が市場をけん引(2011年8月1日号)

テレビ番組とのコラボで企画された商品やコンビニエンスストア、飲食店の店頭で見られる人気ドラマ、アニメのコンテンツを使った販促キャンペーンなど、最近テレビのコンテンツを広告・販促に活用するケースが増えています。

マスマーケットに受け入れられる番組を作ることが宿命であるテレビだからこその質の高いコンテンツは、メディア環境が変わった今も、リアル、デジタル双方の空間で話題の基点。本特集では「コンテンツ力」という観点から、テレビメディアの特性、また今の時代だからこその広告・販促活用の可能性を考えます。

この特集の目次

• メディア、デバイスが多様化する時代、マスメディア「テレビ」に求められること
• 人気番組のプロデューサーが語る、「マスマーケットのつかみ方」
• 第三者に聞く「私が考える、“テレビの力”」
• これからのテレビの可能性を考える
• コンテンツを活用した各局の営業方針
• 番組だけでなく“コンテンツ”を作る意識が必要
• マーケティング発想の新しい営業体制を整備
• デジタル施策に注力し、視聴者との絆を強化
• テレビに付加価値をつけたソリューション型提案を強化

7月初旬、宣伝会議主催の海外視察研修「Digital Boot Camp 2011」がサンフランシスコにて開催された。

編集部も同行し、現地ではグーグル、ツイッターの本社のほか、クリエイティブエージェンシーなど多数の企業を取材。

米広告主によるケーススタディにも触れる中で見えてきた、デジタルマーケティングの最先端をレポートする。

この特集の目次

• 米広告主「ソーシャルリスニング」のビジネスインパクト
• 急成長のツールベンダーに聞く、ソーシャルインテリジェンスの価値
• インタビュー　「テクノロジー×広告」を実現する、AKQAの組織哲学
• すべての起点はインサイト、ソーシャルメディアのコミュニケーション設計
• TOPICS シリコンバレーで無から「有」を生み出す
• グーグル――「対フェイスブック」の文脈では語れない、コミュニケーションの形
• ツイッター――オバマ陣営の元キーパーソンも登場!広告商品が収益の柱に
• デジタル中心に組織を再定義できるか?

この特集に関連するバックナンバー

• 小粒で光る! 世界のクリエイティブエージェンシー(2010年10月15日号)

TOPICS

連載