宣伝会議2011年6月15日号 NO.815

3月11日の東日本大震災の発生後、企業による広告宣伝活動の自粛が相次いだ。二度とこのような災害が発生しないよう願う一方で、この3カ月間の各社の動きを記録として残し、今後の企業活動において「広告」が果たす役割を考える材料になれば――。

そのような思いから今回、編集部では72社の企業に対して、震災後の宣伝部の動き、そして今後の課題について緊急アンケートを実施した。

人々の価値観が大きく変わった今。各社の宣伝部長の声をもとに、これからの企業の広告宣伝活動のあり方を考える。

この特集の目次

• ドキュメント　 3.11以降の企業の広告事例
• 企業の宣伝部門責任者アンケート < part1　東日本 編 >
• TOPICS　宣伝部長の視点
• 企業の宣伝部門責任者アンケート < part2　西日本 編 >
• 特別座談会　宣伝部長会議@関西
• 調査を終えて―「手法」「効果・効率」偏重から脱却、長期的な関係性構築のコミュニケーションへ

この特集に関連するバックナンバー

• 成果のあったWEBプロモーション 仕掛けた113人(2011年1月15日号)
• 変わる価値観とこれからの広告活動(2011年5月1日号)

消費者の共感を喚起するような広告で、親近感を抱いてもらい、ブランドと商品の絆を深めたい…。

情報量が爆発的に増え、また商品ブランドのコモディティ化が進む中で、一人の消費者とより深く長い関係を築いていきたいと考えている企業は増えているようです。

では、どうしたら共感を生みだすのか。そこでは、説得型のコミュニケーションではなく、見る人の心に訴える、想いや志が必要とされます。

本特集では今、支持されている広告や商品を分析しながら、志や想いを起点としたマーケティング・コミュニケーション活動のあり方を考えます。

この特集の目次

• 変化した生活者の心に響いた志を伝える商品、広告
• ブランディングの観点から考える志と利益追求のバランス感
• クリエイターの視点 時代が変われば、志の伝え方も変わる　安藤隆氏(サン・アド)
  チャーミングな人格が商品の志に共感を生む　永見浩之氏(博報堂)

特別企画

TOPICS

連載

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【人・企業】

• 箭内道彦の広告ど真ん中 「結婚」
• 広告&PR業界　最強営業伝説
• キャンペーン・プレビュー 森永乳業/明治/カルビー
• 新刊 著者インタビュー 『ラー油とハイボール　時代の空気は「食」でつかむ』
• 広告業界、いま注目の会社　Jストリーム
• 研究室へようこそ!　立命館大学 小泉秀昭教授
• 広告プロフェッショナル CMディレクター 浜崎慎治氏
• 新感覚宣伝部長　三菱地所 広報部長 高野圭司氏

【海外事例】

• ニュースから見る広告の近未来　織田浩一 「レッドブルが月刊誌を創刊」他
• アメリカ雑誌レポート　ヴィック・タゲット 「広告出稿も回復傾向　好調なブライダル雑誌業界」

【地域情報】

• コイズミ照明(大阪市)/セイコーマート(札幌市)/青柳総本家(名古屋市)/スターフライヤー(福岡県北九州市)

【トレンド・ニュース】

• 広告界ヘッドライン ◇ACCが活動方針など発表 ◇広告電通賞はサントリー　他
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