行動経済学は、2002年からの約15年の間に3人のノーベル経済学賞の受賞者を輩出し、大注目の学問です。簡単に言えば「経済学」と「心理学」が融合したもので、ビジネス領域、とくにマーケティングの世界では、人間の不合理な意思決定の裏側を知る上で有用な知識です。近年だと、新型コロナウイルス感染拡大防止に「ナッジ」というひじで軽く突くように自発的に行動を促す理論が応用されています。
〈このような就活の悩みを抱えていませんか?〉
■ゼミ・サークル・バイトを優先して就活を後回しにしてしまう。
■企業を調べすぎてなにを優先したいのか就活軸がブレブレに。
■いまさら志望業界の変更・自己PRの変更に気が引けてしまう。
■お祈りメールにどう向き合えばいいのかわからない。
■第一志望に落ちてやる気が出ない。すべり止めに落ち着きたい。
■複数社の内定獲得も進路に迷ってしまう。
就活のジレンマを克服して納得のいく就活を!
本書は、日本で初めての行動経済学を用いた就活本!行動経済学の理論で就活の様々なジレンマを克服していきます。「就活生の心理・不合理な行動」「面接官の心理・理不尽な判断」について行動経済学を通して見つめることで、納得のいく結果を導いていきます。また本書を通して、学生のうちに「行動経済学」を身につけることで、その後の人生でも納得のいく選択・行動をサポートしていきます。
橋本之克(はしもと・ゆきかつ)
マーケティング&ブランディング ディレクター/昭和女子大学 現代ビジネス研究所 研究員
東京工業大学社会工学科卒業後、読売広告社、日本総合研究所を経て、1998年アサツー ディ・ケイ入社。戦略プランナーとして金融・不動産・環境エネルギー等の多様な業界のクライアント向けに顧客獲得業務を実施。2019年独立。現在は、行動経済学をビジネスに活用する企業向けのコンサルティングや研修講師を行う。また企業や商品に関するブランディング戦略の構築と実施にも携わる。著書に『9割の買い物は不要である 行動経済学でわかる「得する人・損する人」』(秀和システム)、『世界最前線の研究でわかる! スゴい! 行動経済学』(総合法令)ほか。
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出版社: | 宣伝会議 |
ISBN/JANコード: | 978-4-88335-547-1 |
発売日: | 2022/03/16 |
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