「SHISEIDO MEN」「オイデルミン」など資生堂で化粧品ブランドを手がけ、イプサのクリエイティブディレクターを務める著者が、ブランドをつくる人、ブランドに携わる人たちに向けて書き下ろしたデザインの実践書。
人気コスメブランド「イプサ」をはじめ、数々の仕事におけるデザインやクリエイティブのディレクションの考え方、そして制作のプロセスを公開。プロダクト、空間・環境、VI、ビジュアルなど、ブランドに関わるあらゆる領域において、「本当のデザイン」とはどういうものなのか。ブランドをつくるとはどういうことなのか。実例を見せながら、自身の経験と知見、そして美に対する独自の視点からひもとく。
目次
1章 デザインをつくる
デザインとは/本当のデザイン/デザインは200%
2章 イメージをつくる
イメージは三つのレイヤーで形成される/機能的なロジックで無比の存在感を伝える/イメージを創造する人、セルジュ・ルタンス/本当のデザインはイメージをつくる
3章 言葉をつくる
デザインとしての言葉/世界中で共有できる文字記号をつくる―「OPAM」/〝なくしづらいブランド名〞をつくる―「SHISEIDO MEN」/コンセプトが視覚的に伝わる名前をつくる―「気包紙」/方針を鮮明にした社名をつくる―「Communication Design Laboratory」
4章 商品をつくる
「商品をして全てを語らしめよ」/関わった人が誇れるものを―「SHISEIDO MEN」/明快なデザインにはロジックがある―資生堂「オイデルミン」/マスプロダクトに手づくりのような揺らぎを―「qiora」/適切な差配で、できない理由を排除する―「vocalise」/ブレイクまでの段階的な道のり― IPSA「ザ・タイムリセット」シリーズ
5章 ビジュアルをつくる
ビジュアルは概念を視覚化する/季節を共有して日本独自の習慣を活性する―三越のお中元お歳暮/商品体験を感覚として共有するために―IPSA「ザ・タイムリセット アクア」
6章 空間をつくる
空間でしか共有できない〝体感〞を創出する/フレーミングされない特別な時空間を―「BASALA」「オイデルミン」プレス発表会/ブランドのコンセプトを体感するショップ―「qiora」ニューヨーク店/既存のシステムから逸脱する―森下唯「演奏空間体験」
7章 環境をつくる
クリエイティブに集中できる場を持つ/互いへのリスペクトが関係を育む/クリエイティブは「誰に頼むか」がすべて
8章 ブランドをつくる
コンセプトを可視化する/35年継続するブランドを再認識する方法―メタボライザー/大切な季節感の共有―シーズナルビジュアル/「美的生命力」を共有する装置―アクアズーム/空間のコアとしての人の存在を位置づける―レシピストウェア/時代を反映させてブランドを体感できる場をつくる―ショップデザイン/ブランドイメージを体感できる場所―IPSA AOYAMA/テキストにもアイデンティティを宿らせるために―イプサ・フォント/イメージを支えるもの、そして拡張するもの ―オンラインコミュニケーション/いかにしてトッププロダクトとなり得たか?― 「ザ・タイムリセット アクア」/イメージを創る アートとデザイン
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出版社: | 宣伝会議 |
ISBN/JANコード: | 978-4-88335-621-8 |
発売日: | 2025/03/17 |
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