――「周年」の機会をどう生かすか
企業や団体、ブランドなどが必ず迎える「周年」。
祝賀パーティーや社員運動会の開催、ロゴや社史の制作など、企業・団体によって周年を記念した取り組みは様々です。
一見すると華やかな業務ですが、頻繁に訪れる機会ではないからこそ前任からの引継ぎがなかったり、とりあえず予算だけはあるけれど時間がなかったりなどして、結局周年の機会をうまく生かすことができなかった、といったケースが非常に多く見受けられます。
本書は、これまでに約450の企業・団体が受講した「周年活用プロモーション講座」(宣伝会議主催)をもとに制作。
第1章~第3章では、企画をはじめる前提として、周年が成長につながる理由、周年の目的の整理、施策を考える前のコンセプトメイキングを解説しています。第4章では、目的別の施策例を網羅し、第5章では、これらの一連の施策をいかにして社内に浸透させ、自分事化してもらうかについてまとめています。
その場限りのお祝い事ではなく、貴重な機会を最大限に活用し、会社の成長につながるような企画を作り上げ、実践していくためのバイブルとなる1冊です。
臼井 弥生
株式会社アイ・コミュニケーションズ 代表取締役社長
五十鈴㈱を経て、アイ・コミュニケーションズ設立に携わる。1999年代表取締役就任。
経営ビジョン・中長期経営戦略の策定、コミュニケーション戦略・ブランド戦略をキーにした組織変革の企画展開、人財開発コンサルティングに幅広く携わる。全社ビジョンの浸透、参画機会の企画・推進、企業理念・ブランドコンセプトの立案・展開など実績多数。
宣伝会議「周年活用プロモーション講座」講師。
森門 教尊
株式会社博報堂コンサルティング パートナー
国際基督教大学卒業。コンサルティング歴は約20年。ブランディングを中核に、経営改革・業務基盤の強化ならびにリアル・デジタルソリューション開発実践までを専門領域とする。
「ブランドマネジメントのすすめ方」(日本能率協会マネジメントセンター)、「ブランドマーケティングの再創造」(東洋経済新報社)、「サービスブランディング-『おもてなし』を仕組みに変える」(ダイヤモンド社)、その他、論文・寄稿多数。
~2018年宣伝会議「コーポレートブランディング推進講座」講師。
甲斐莊 正晃
大妻女子大学短期大学部教授
株式会社KAINOSHO代表取締役
経済学博士
三井住友銀行、SAP、経営コンサルティング会社を経て、ブランドの社員浸透を専門に支援するコンサルティング・ファーム 株式会社KAINOSHOを2005年に設立。
現在まで13年間以上に渡り、製造業、各種サービス業、IT業など幅広い業種のインターナルブランディング活動を指導。
ベストセラーとなった大学生・若手社員が会社の仕組みを知るビジネス小説「女子高生ちえの社長日記」シリーズ(プレジデント社)著者。
~2017年宣伝会議「コーポレートブランディング推進講座」講師。
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出版社: | 株式会社宣伝会議 |
ISBN/JANコード: | 978-488335-440-5 |
発売日: | 2018/05/28 |
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