現役コピーライター達はなぜ上級コースを受講したのか
修了生が語るコピーライター養成講座 上級コースの内幕です!
各地域ごとに展開していたコピーライター養成講座の受講生へのヒアリングの結果、東京に活躍の場を広げるだけではない、その地域のクリエイターだからこそのキャリアの築き方があることがわかりました。
(1)地域ごとに特徴のある広告の手法
・地域発のテレビCM/Webムービーのプランニング
・新聞広告に活きるボディコピーライティング
・BtoB企業におけるブランディング
(2)逆境を乗り越えるクリエイティブディレクション
・PR視点で描く、話題になる企画術
・限られた予算内でも、アイデアの秀逸さで突き抜ける
・広告という手法にとらわれない、成果を出すクリエイティブワーク
各地域それぞれでコピーライター養成講座を実施してきた宣伝会議による、地域で活躍するクリエイターを目指す方のための講座です。各エリアのコピーライター養成講座でつちかったネットワークで、各地域を代表する広告クリエイターによる講義をお送りいたします。
上野 達生氏
UENOJAPAN クリエイティブ・ディレクター
【略歴】
コミュニケーション業の他に、商品開発、地域創生、MissJapan講師、国連世界宇宙週間エヴァンジェリスト、福岡大学非常勤など。
【受賞歴】
2010/2014 クリエイター・オブ・ザ・イヤー メダリスト、2015 全日本広告学会賞。TCC、OCC、ACC賞。FCC/CCN/K-ADCグランプリなど。WARC Gold、Effie Awards Gold、ADFest Silverなど。
毎日SNSにより、言葉が文字化され発信されています。これは、
言葉の露出量・流出量としては日本史上最高の量じゃないでしょうか。
私たちは毎日言葉にさらされているということは、誰もが言葉に敏感に
なることでもあり、また逆に鈍感になることでもあります。
(無視されながされることも非常に多い)
言葉は、生ものなので、今の言葉(概念)をつかむことが非常に大事じゃないかと思います。
尾崎 敬久氏
電通 中部支社 クリエーティブディレクター/コピーライター
【略歴】
1970年生まれ。リクルート、大広を経て2005年より現職。
【受賞歴】
TCC新人賞、CCN賞、FCC賞、OCC賞、ACC賞、広告電通賞、アイチアドアワード、鈴木三郎助地域クリエイティブ大賞優秀賞、カンヌライオンズ、アドフェスト、ワンショー、ロンドン国際広告賞など。
【主な仕事】
マルサンアイ(MR3〈マルサン〉豆乳MP3プレーヤー)、東邦ガス(いるからっこ)、愛知県(モノスゴ愛知でマツケン)、ほか。
「伝えた」つもりなのに「伝わらない」ことってないですか?
「表現」したくても「説明」だけで終わっていませんか?
そこにはどんな壁や差があるのだろう。
答えは一つではないし、コロコロ変わる。
数値化できないことを考えるのは、きっと楽しくて、しんどいです。
そんな「楽しんどい」時間をみなさんと共有していきたいと思います。
今まで出会うことのなかった、自分の新しい思考を見つけてください。
仕事にも人生にも役に立つのが理想です。
角田 誠氏
角田誠事務所 コピーライター/クリエイティブディレクター
【略歴】
1983年、電通入社。コピーライターとしてJR東海エクスプレスシリーズ、メルセデス・ベンツ日本などを担当。その後、クリエーティブ・ディレクターとして、大塚製薬、三越伊勢丹、NTTドコモ、日本マクドナルド、日本コカ・コーラなど多くのブランド作業に従事。2016年10月、独立。国内広告賞はじめ、海外でも受賞多数。カンヌ国際広告祭、TCC賞、フジサンケイ広告大賞など、審査員も数多く経験。
コピーの代表作には、「距離にためされて、ふたりは強くなる。」(JR東海)、「人は誰でもミスをする。」(メルセデス・ベンツ)、「私のいのちの水。」(ポカリスエット)などがあり、三越伊勢丹の日経新聞シリーズは12年間に130回超を連載。
エッセイ執筆、ショートストーリーブック「淑女への贈り物」(小学館刊)、ケミストリー、ゴスペラーズ他の作詞も。東京コピーライターズクラブ会員。
おしゃべりやSNSでも使っているし、
難解なものはむしろ邪魔なくらいですから、
もはや材料はたっぷり、
あなたのなかにそろっているのです。
「ことば」という材料を使って、コンテンツを組み立てる。
それが、ボディコピー。
大切なのは、読み手の気持ちを
とことん想像する。ほぼ、それだけです。
でもそれは、じぶんが発信するのだからじぶんのもの、
と疑いもしなかった「ことば」が、
実は相手のものだと思い知ることでもあり。
では、悩ましくて、楽しい時間をはじめましょう。
中尾 孝年氏
電通 クリエーティブディレクター
【略歴】
京都市生まれ、神戸大学卒。平成9~17年 電通中部支社CR局所属。平成17年~28年 電通関西支社CR局所属。平成28年~ 本社CDC所属。
【受賞歴】
Canne Lions 2010年・2012年「SILVER」、Spikes Asia 2012年「GOLD」「SILVER」、日本PRアワードグランプリ「最優秀賞」、文化庁メディア芸術祭「マンガ部門審査員推薦賞」、TCC賞、ACC賞、OCC賞 ほか多数。
【主な仕事】
サントリー「レモン沢富美男シリーズ」、江崎グリコ「AKB48江口愛実」「大人AKB48」、フジテレビ「アドフージョンドラマ」、ハイキュー!!「ユニフォームプロジェクト」など。
「一行で上手いこと言う」のがコピーライターの仕事じゃない。
コピーライターの仕事は「解決する」ことだと思う。
だから、コピーライターの「出る幕」はこれからもどんどん増える。
と、僕は思っています。
コピーライターの本質であるソリューション発想を駆使して
世の中を本当に動かせるアイディアを生み出す練習をしましょう。
小林 麻衣子氏
PLANKTON コピーライター/クリエイティブディレクター
【略歴】
スターバックス「#ストロベリーベリーマッチフラペチーノ」を始めとした商品コンセプト+ネーミング開発、PR施策プランニング、吉野家CM等の広告コミュニケーションの他、コンセプト立案を軸にしたホテルや施設、街開発まで多領域を担当。最近の開発案件に「THE THOUSAND KYOTO」「GOOD NATURE STATION」「立川 GREEN SPRINGS」「SORANO HOTEL」など。
西脇 淳氏
タイガータイガークリエイティブ クリイエティブディレクター
【略歴】
1970年生まれ。大広を経て2007年「風とランディ」設立、2013年「タイガータイガークリエイティブ」に社名変更。
【受賞歴】
ACCグランプリ、TCC新人賞、佐治敬三賞、読売広告大賞グランプリ、毎日広告デザイン賞グランプリなど。
【主な仕事】
西松屋、関西電力、関西電気保安協会、スズキ、ダスキン、江崎グリコ、阪神タイガースなど。
野原 靖忠氏
電通 中部支社 クリエーティブ・ディレクター/コピーライター
【略歴】
1963年 京都市生まれ。87年同志社大学文学部卒、同年電通入社。以後コピーライターとして活躍する傍ら1997年、関西学院大学院 経営学専攻科修了。
【受賞歴】
朝日広告賞、毎日広告デザイン賞、TCC新人賞、新聞広告電通賞、読者が選ぶ読売広告大賞など。
【主な仕事】
パナソニック、セキスイハイム、NTTドコモ、宝酒造、田辺製薬、大阪ガスなどを手掛ける。
中川 真仁氏
【略歴】
2003年に大学卒業後、大広に入社。同年8月、クリエイティブ局配属。
09年博報堂DYメディアパートナーズ企画プロデュース部出向。
11年に大広 第1CD局 第2クロスコミュニケーショングループ所属。
その後16年 電通入社
【受賞歴】
ACCラジオシルバー/Made in Osaka CM awardsラジオ最優秀賞、Cannes Lions 2009 サイバー ブロンズ、アドフェスト 2009 サイバー ブロンズ、TCC新人賞、クリエイター・オブ・ザ・イヤー ファイナリスト等々
【主な仕事】
SUNTORY、大塚製薬、集英社、ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージック、大黒屋などを担当。
コピーライターの仕事は、コピーを書くだけに留まりません。
映像など表現物もさることながら、SNSの企画だったり
体験を考えたり、経営者の隣にいて、よろず相談みたいなお仕事まで。
コピーを書く筋肉というのは、実は色んなことに通用する筋肉なのです。
立派なコピーライターになりたいけれど、コピーだけで本当にいいのかな。
コピーも書きたいけれど、他のこともやりたい!
なんて人は是非。令和版コピーライターになりましょう(私もなりたい)。
講義内容 |
コピーライティング(上級) ・「What is Copy?」 |
コピーライティングによる再定義 ・これからのクリエイターのキャリア |
アイデア発想力 ・コピーライティングを起点にした、話題を集めるプロモーション施策 |
アイデア発想力 ・コピーライターの発想でつくる、人の心を動かす「面白い」企画 |
コピーライターの視点 ・企業メッセージと生活者インサイト |
コンセプトワーク ・地域クリエイティブと共感コンセプト |
ボディコピー(上級) ・ボディコピーを攻略する |
CM・ムービー(上級) ・地域発のテレビCM/Webムービーのプランニング |
アイデア発想力(卒業課題) ・地域クリエイティブの可能性 |