サン・アド×ライトパブリシティ
日本を代表する広告プロダクションのコピーライターがタッグを組んだ新講座
広告会社に所属するコピーライターやフリーで活躍するコピーライターの
イメージを持てている方は多いかもしれませんが、
制作会社のコピーライターの仕事について理解できている志望者は決して多くないのではないでしょうか。
しかし、未経験からコピーライターを目指すならば
制作会社からキャリアを始めることを狙うのは王道であり、
また新卒でコピーライターになりたいと思ったら
総合職として採用される広告会社よりも制作会社を志望することも多いはず。
そんな制作会社の中でコピーライターとしてのキャリアを積んできた講師から、
ならではのコピーライティングの考え方を学んでいくのがこの講座です。
もちろん、広告会社所属やフリーのコピーライターと比べても
仕事の内容やコピーライティングの考え方は基本的にはそう変わりません。
ただ、マス中心のキャンペーンにおけるコピーライティングではなく
BtoBや企業広告、それに伴うステートメント・ボディコピーの案件だったり、
広告メディアには載らずにクライアント内で流通するような
インナー向けコミュニケーションツールやメッセージ・クレドなどの制作だったり、
ならではの案件や仕事内容があります。
本講座では、日本を代表する制作会社である
サン・アドとライトパブリシティでコピーライターを務める講師から
その仕事と取り組み方、コピーの考え方を教えていきます。
日程 | テーマ | 担当講師 |
12月7日(土) | 講義と実践:キャッチコピーの役割と視点の見つけ方/光を当てる、他者に届ける | 岩崎 亜矢氏 |
12月21日(土) |
ステートメントを書こう。
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山根 哲也氏 |
1月18日(土) | 講義と実践:軸をつくるステートメント①/ 「2つの軸」で見つける、まとめる、伝える、説得する 課題講評 | 岩崎 亜矢氏 |
2月1日(土) |
再・ステートメントを書こう。
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山根 哲也氏 |
2月15日(土) | 講義と実践:軸をつくるステートメント②/「2つの軸」で見つける、まとめる、伝える、説得する 課題講評 | 岩崎 亜矢氏 |
3月1日(土) |
続・ステートメントを書こう。
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山根 哲也氏 |
3月15日(土) | 最終課題 プレゼンテーションと講評 | 岩崎 亜矢氏 山根 哲也氏 |
サン・アド
コピーライター/クリエイティブディレクター
主な仕事に、GINZA SIX ネーミング、JINS「私は、軽い女です/軽い男です」、村田製作所「この奥さんは、介護ロボットかもしれません」、サーモス「次の心地よいをつくる」、アツギ「肌と心に届け」、DEMIDO「大人の髪こそ、愛が必要」、サントリーモデレーションキャンペーン「どうぞ、ほどほどの人生を」、サントリー×コカ・コーラ「誰よりも同じ未来を見つめる存在。それが、ライバルってこと」、ハンバート ハンバートのクリエイティブディレクションなど。書籍に、『心ゆさぶる広告コピー』、『僕はウォーホル』、『僕はダリ』など。
コピーライターの視点と回路と足腰は、何かと役に立つ。
私たちコピーライターが日々行っていること。
それは、他者を巻き込み、アクションを起こすきっかけを与えること。
コピーライターを目指す人。コピーライターではあるけれど、悩みの途中にいる人。
コピーライター以外の職種で、新たな視点や知識を自分に加えたいと考える人。
この講座では、老舗の制作会社(ライトは日本初の制作会社として誕生、
サン・アドは1964年東京五輪年生まれ)に所属する
岩崎亜矢と山根哲也という2人のコピーライターによる全7回プログラムの中で、
主にステートメント(キャッチコピーも)の実践を通じ、
人を巻き込む視点や情報整理の仕方など、ステートメントのさまざまをお伝えします。
岩崎・山根クラスの最大の特徴は、ずばり、細かな講評にあります。
それぞれのコピーに足りないこととともに、そのコピーや視点の
光るポイントも伝えていくので、自分と他の受講生への講評を通して、
いくつもの視点や発見を自らに取り入れていくことができるでしょう。
私は、20代後半にかなり悩み、実は一度コピーライターを辞めています。
そんな回り道をした身だからこそ、なるべく近距離の方法を伝えていきます。
ライト&サン・アドのコピーライターがセットになった講義は
宣伝会議講座史上初であり、他の講座との違いはかなり大きいかも。
ふたりのコピーライターの視点、回路、足腰をお伝えする中で、
現在もやもやと抱えている悩みが、スッと消える瞬間がやってくるかもしれません。
あなたのお越しを、お待ちしています。
ライトパブリシティ
クリエイティブディレクター/コピーライター
京都府出身。ライトパブリシティ所属、TCC会員。主な仕事にPOLA「鏡を、疑え。」「この国は、女性にとって発展途上国だ。」「知識こそ、いちばんのスキンケア。」NIKE JORDAN「夜明けは待たない。つくればいい。」ホットペッパービューティー「キッカケなんか、春でいい。」SAPPORO「誰かの、いちばん星であれ」など。
TCC賞、日経広告賞最優秀賞、日本雑誌広告賞金賞、交通広告グランプリ グランプリ、ACC総務大臣賞/グランプリなど。
今回で4期目に突入です。
これまで通り、ステートメントの書き方を中心にした
授業をお届けしたいと思っています。
(今回から全7回。僕担当のコマを1回増量しました!)
当たり前ですが、今でもコピーを書くとき、
僕はうんうんと悩みます。
とても泥臭く、まだまだ発展途上です。
なので、あくまで今現在の僕なりのコピーライティングを
お伝えしたいな、と思っています。
コピーは思いつくものではなく、考えつくもの。
そんな話を、僕が書いたコピーや
僕がお手本とするコピーを交えてするつもりです。
もちろん、みなさんに課題にも取り組んでいただきます。
サンアドとライト、岩崎さんと僕、
考え方も書き方も選び方も、いろいろ違うかもしれません。
そんな時は、どちらが正しいではなく、
どちらが自分に合うかで吸収してもらえたらと思います。
逆に、まったく同じことを言っている部分は、
結構大切なところかもしれません。ここ、テストにでるぞ的な。
どうぞ、僕たちをとことん使いたおしてください。
みなさんに、あなたに、会えるのを楽しみにしています。
ゲスト講師
電通
コピーライター
長崎県長崎市出身。主な仕事にNetflix「人間まるだし。」「再生のはじまり」「上を見ろ、星がある。下を見ろ、俺がいる。」ONE
PIECE実写版「いいものつくろう。」Honda「難問を愛そう。」Honda F1ラストラン「じゃ、最後、行ってきます。」Vポイント「ぶいぶい、貯まる。ぶいぶい、使える。」など。著書に『言葉からの自由 コピーライターの思考と視点』(宣伝会議)
ステートメントの奥深さを感じ、より難しく感じてしまったとこもあります。ただ、受講前後で、考え方が大きく変わったことは大変有意義でした。
そもそもステートメントをこれだけ書く授業がなかったので、とても新鮮だったし、ステートメントはごまかしが効かないので、思考するトレーニングができたと感じます。また、その中でたくさん書いて消していくという作業が、ステートメントの力を高めるトレーニングになること。声に出して読むこと。先生方も生徒と同じように思考し、消したり書き直したりしながら書いていて、こうしたら良いステートメントが書けるといった方法はないと知れたことはとても学びになりました。
山根さんも最後におっしゃられた通り、6回で劇的に上手くなるわけではないし、むしろ下手だな自分...と落ち込むことの方が多くあります。それでも、上達するには、とにかく書くしかない、考えるしかない、と体でわかったことや、ちょっとでも自分なりに書けたときや褒められたとき、嬉しいと思える場があって、がんばれました。
また、職場に年代の近いコピーライターがいないので、他の方のアイデアや講師の方からの評価ポイントなども、とても参考になりました。(ユニークな点が評価されているな、とか経験から生まれたコピーは強いなとか...)
キャッチコピーだけを書く仕事は少ない。ステートメントを読ませるにはキャッチコピーの工夫が不可欠。キャッチコピーを書ける力もステートメントを書ける力、どちらも大切になる。そんな実務に欠かせない、密接に絡み合っている技術や考え方を一緒に学べた点で、とても有意義でした。講評も丁寧にしていただいたため、自然と課題に一生懸命取り組みたくなっていました。
キャッチコピーがメインの基礎講座とは違って全ての課題で長文を書く機会があり、自分の癖や弱点を把握しやすい講座だったと思います。
受講当初はステートメントというもの自体あまり馴染みがなく手探りでしたが、事実→課題→解決という基本フォーマットを教えて頂いてから格段に書き進めやすくなりました。
その上で読み手の心を動かすことを前提に、自分の言葉でクライアントの人格を形成するのは難しく楽しかったです。課題を経るごとに表現の幅が広がる感覚がありました。
宣伝会議さんの講座はいくつか受けてきたのですが、同じ講師の方から学ぶ講座は初めてでした。お二人の講義には、受講生へのエールが込められているようで、毎回終わった後にやる気がむくむくと湧いてくる、講義の日が待ち遠しく楽しみな講座でした。厳しい言葉もありつつ、フォローの言葉を下さったり、いつでも相談してくださいと声をかけて下さったり、職場の先輩くらい近い距離で、その距離感がとても心強くて嬉しかったです。
本日の講義で話されていた、「いまだに向いてないと思っている」という山根さんの言葉や、「色んな人生を生きた人文章は面白い」という岩崎さんの言葉。大先輩のお二人も真摯に向き合われている姿を見て、自分も気持ちが枯れない限りは歯を食いしばってやってやろうと勇気をいただきました。
まず、ステートメントって分かるようで分からない。そんなぼんやりとしたイメージしかなかったものが、講義を通して自分の中で明確になりました。ステートメントは、何のためにあるのか、書く姿勢を学びました。ひとり一人講評をいただけたのもとても勉強になりました。自分以外の方のお話も聞けて岩崎さん、山根さんの視点をたくさん学べました。そして課題ではありますが、この広告が実際に世に出た時に読んだ人はどう思うのか、そういった部分も岩崎さん、山根さんがお話ししてくださいました。コピーライターを目指している立場の私は、自分のコピーが世に出る体験をしたことがないので、この言葉が世の中に出たときどんな反応があるのか、そこまで考えられていなかったので、実際の広告をリアルに感じることができました。
長文だからこそ、最後まで読ませる力が必要なステートメント。その奥深さを実感できる有意義な講座でした。課題の講評を丁寧にして頂けるので、自分が良いと思って書いた部分と、講師が見ているポイントの違いがわかる。どう書けばよいのか、どうすると良くなるのか、書き方の方向性が分かるようになりました。また講師が2人いるためそれぞれの考え方があり、ステートメントを書く際の切り口やアプローチの幅も広がりました。
(税理士法人 職員)
普段は一般企業で広報の仕事をしており、ステートメントに関心があって受講しました。毎回、課題があり、講師の岩崎さん、山根さんから丁寧なフィードバックをいただけます。そのこと自体が貴重なのですが、学びがあるのは自分の提出課題に関連したことだけではありません。同じ課題に対する、他の受講者の方々の視点、表現、それらに対するフィードバック。すべてに自分の糧にできることがあります。回を重ねるごとに、自分の視野、表現が広がっていく実感がありました。講義以降、普段の業務でも読み手をより意識できるようになったのか、自分の言葉の紡ぎ方がちょっと変わったなと感じています。
(一般企業 広報)
【ライブ配信】24年12月
開講日 |
2024年12月07日(土) |
講義時間 | 13:00-15:00 |
定 員 | 先着20名。 |
講義回数 | 全7回(原則として隔週土曜) 12月7日(土)、12月21日(土)、1月18日(土)、2月1日(土)、2月15日(土)、 3月1日(土)、3月15日(土)に予定しております。 ※やむを得ない事情によりスケジュールを変更する可能性がございます。予めご了承ください。 |
開催場所 |
【受講上の禁止事項】 おり、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、 宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での 視聴・社内上映などは固くお断りしております。 会議室等で複数人が視聴する上映会は、著作権法第22条の2に定められて いる権利者の「上映権」を侵害する無断上映=違法行為となります。 違反行為が発覚した場合、法的対応を含む、しかるべき措置を取らせていた だきます。 |
受講価格 |
125,000円(税込 137,500円) ※申込金20,000円(税込 22,000円)を含みます |
注意事項 |
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