クリエイティビティを次世代に継承する
いつの時代においても、優れたクリエイティブは人々の心を捉え、動かしてきた歴史があります。この歴史と一流クリエイターの考えは、これからの未来に継承していくべきものです。
今までは、一部、書籍や専門誌の形で発行し、流通され、また図書館に収集、保管されることで、後進の者が目にし、読むという行為がほとんどでした。それも、お名前や作品に触れる機会があっても、作品以外の知見やお考えに触れる機会がほとんど無く、それが失われることは、未来のクリエイティブのために、大きな損失ではないか、と考えました。
後世にその知見や技術を継承していくために、今回、「ブレーンクリエイティブライブラリー」という名称で、活字や図版だけでは伝えきれないものを映像で残し、クリエイターの肉声に基づき、現在のメディア環境にあった映像コンテンツとして作成し、いつでも、どこでも受講できる講座として未来に向けて配信いたします。
時間 | 講義内容 |
約170分 |
アートディレクションは「ビジョン」を「ビジュアル」にすること
・世の中のものは、ほとんどが「ビジュアル」 個人が「ビジュアルをつくれる」「多くのビジュアル」を所有する時代に ・ビジュアルコミュニケーションの何がよいか? 「ビジョン」を具現化した「キービジュアル」は企画書になりコミュニケーションとなる |
「ビジュアルコミュニケーション」をつくる - よい「ビジュアル」をつくるための8つのポイント - 1. デザインの基礎を習得する 文字組み・色・造形・余白・目 中島祥文さんとの出会い 2. 「ビジュアル」の手前は言葉 ビジョンを言葉にしてみる。できるかぎり短い文章にする。 岩崎俊一さんと岡本欣也さんとの出会い 3. よく調べる、疑う 4. 「視点」と「フレーミング」 5. 「人の頭と手」で考えて「人に向かって」つくる 6. 「動画の感覚」でつくる よい「ビジュアル」はみる人に「ストーリー」と「想像」を与える 「ストーリー」「時間軸」を切り取る 「光」を理解する アートディレクションは「監督力」 内田将二さんとの出会い 7. 「ビジュアル」に耐久性はあるか 8. 自分にシビアに問いかける |
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アートディレクターの「ビジョン」 - いま「ビジョン」を「ビジュアル」にすることの必然性 - ・あらゆる人が、それぞれの「ビジョン」を考える時代に ・新しく開発される商品やサービスの「ビジョン」は何か? ・新規事業を手がける企業は明解に「ビジュアルコミュニケーション」できているか? ・目を鍛える ・つくり手も「ビジョン」をもつ |
池澤 樹氏
STUDEO
アートディレクター/クリエイティブディレクター
2004年武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業。東急エージェンシー、博報堂を経て2020年STUDEO設立。多岐にわたる企業・商品ブランド戦略のコンセプト構築、ロゴデザイン・商品デザインからコミュニケーションの設計、広告制作までを手がける。主な仕事にトヨタ「GR86」「GRカローラ」「GR ブランディング」、サントリー「黒烏龍茶」「白州」、クラシエ「ナイーブ」、ユニバーサルミュージック「AI 」、東急電鉄「のるるん」、星野リゾート「OMO7大阪 ユニフォームデザイン」、日本タンナーズ協会「THE LEATHER SCRAP KIMONO」など。主な受賞に、東京ADC賞、JAGDA新人賞、カンヌ国際広告祭 金賞、ONESHOW 金賞、ADFESTグランプリ、NY ADC銀賞、日本パッケージデザイン大賞 銀賞、ベストデビュタント賞ほか。https://www.studeo.co.jp/
クリエイティブライブラリー池澤樹編
開講日 |
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定 員 | 無し |
受講価格 |
20,000円(税込 22,000円) ※申込金5,000円(税込 5,500円)を含みます |
注意事項 |
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オンデマンド研修(人数100名まで)
開講日 |
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定 員 | |
受講価格 |
550,000円(税込 605,000円) |
補 足 | |
注意事項 |
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