詳細情報
講座について
開講の背景
ライターとしての活動を開始するにあたり、関心のある分野を入り口にすることは良いことです。しかし、文章を書くスキルが低いままでは継続して仕事を獲得することは難しく、憧れで留まってしまいます。逆に、文章を書くスキルが高かったとしても、深い知識を持ち、媒体の特性や対象の読者について理解している分野が無いと、それも生き残っていく上で苦労をします。
本講座では、ライターとして一生役立つライティングのスキルを実戦形式で徹底的に鍛え上げます。その上で、女性メディアの分野で専門性を持つ足がかりとなるよう、媒体や読者を分析する思考法を学びます。
学ぶポイント
01 媒体研究も見るべきポイントが分からなければ意味を成さない。媒体差、読者の違いについて見る眼を養い、物事を分析する思考回路を作る。

文章には必ず読者がいます。そして、その読者は、媒体によって違います。同じ取材相手でも、媒体が違えば書き方も変わるのですが、それを意識して書ける人は多くありません。継続して仕事がこないライターに共通するのは、この媒体の特性や対象となる読者の分析不足です。講義では、媒体分析の仕方、読者に合わせた原稿の書き方、言葉の選び方などを徹底して学びます。

02 女性メディアは暗黙のルールがいくつもあるのに、誰も教えてくれない。誌面の要素を分解して、それぞれの役割を理解する。

女性メディアは、形容詞を使い分けて書く必要があったり、書き方の順序が決まっていて、パターンを覚える必要があったりと、いくつもの暗黙のルールが存在します。しかし、このルールに関して丁寧に教えてくれる人はいません。文才を伸ばすよりも、まずは、媒体の型と作法を身に付けることが重要です。講義では、タイトル・リード・本文・キャプションと各媒体の要素を分解して、それぞれの役割の理解を深めていきます。

03 講座以外の場でも相互に高め合えるコミュニティ。

普段の仕事で出会うことのない、様々な業界の仲間と出会えます。開講後は、クローズドなFacebookグループを開設し、このグループには専任講師も参加します。講義時間外で質問をしたり、求人や案件の情報など、仕事につながる情報交換を行うことも可能です。また、提出された全員の課題をスレッドを立ち上げてシェアします。それぞれが読者の視点に立ってコメントをし合うことで、素人目線とプロ目線との違いについて理解を深めていきます。

写真提供:ヘンケルジャパン株式会社
受講対象
- ライター、コンテンツ制作者になりたいと真剣に考えている方。
カリキュラム
開催日 | 講義内容 | |
1回 | 12月11日 | 読者を知る |
2回 | 1月15日 | 企画の立て方 |
3回 | 2月5日 | 構成の立て方 |
4回 | 2月26日 | 原稿の書き方 |
5回 | 3月19日 | 推敲の方法 |
6回 | 4月9日 | 卒業制作・書いて生きていくために |
講師紹介

ライター・コラムニスト
佐藤 友美氏
1976年北海道知床半島生まれ。フリーランス歴19年。テレビ制作会社勤務ののち、2001年ライターに転身。赤ちゃん雑誌から年配向け雑誌まで、数多くの女性誌で編集・ライターを経験したのち、ウェブメディアの編集長としても活動。近年は年間7〜8冊を担当する書籍ライターとしても活動。ビジネス書から実用書まで幅広いジャンルの著者から信頼を得て指名をうけている。一方、読者からは「生まれて初めて書籍を1冊読みきった」「読みやすくてあっというまに読了した」などの感想を多くもらう「平易でわかりやすい文章」を書くライターとして知られる。自著に8万部を超えた『女の運命は髪で変わる』、『道を継ぐ』など。編集・ライター養成講座 総合コースでは、業界の内情や懐事情を赤裸々に語り、ライターとしてどう生き残っていくかを戦略立てる講義が好評を得ている。 著書:『書く仕事がしたい』CCCメディアハウス Twitter:@SATOYUMI_0225
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