企業活動のデジタル化が加速しています。マーケティングや製造現場のDX化は一足先に進んでいましたが、先進企業の営業部門でもその取り組みが始まっています。営業活動がデジタル化することのメリットは成功法則の可視化にあります。つまり、経験に頼らず、データを生かした再現性のある活動が可能になるということです。
業種に関わらず、過去の成功体験に過度にとらわれている営業は、パフォーマンスが属人的になってしまいがちです。しかし、データをチームで共有・分析を行うことができれば、顧客提案の効率性が増します。
これまでは、このようなインプット・改善を行うよりも、1件でも多く足で稼ぐことが求められた営業スタイルの企業が多くありました。しかし、オンライン商談などの環境変化により、より効率性や確度を求められることが増えてきました。そこで宣伝会議では、多用な営業部員に向けて、時間をかけずにインプットでき、業務改善にすぐ役立つ、最低限のデータ分析力を養う本講座を開催します。
どのような営業部員でも、よほどの対人スキルが無い限り、事前の準備は欠かせません。この基盤となるのが、顧客の課題や競合の状態を考察する仮説設定の力です。業界内での評判や人の動きなど定性的な情報からだけでは、営業経験の差が表れてしまいます。
しかし、物流や人流データを基にした仮説設定は、根拠が明確で、再現性がある方法となります。講義では、仮説の作り方から営業に使えるオープンデータの種類・在り処までをお伝えします。
新たなツールを導入することなく、講義ではExcel操作で実現可能な分析手法を、初歩的な操作からお伝えします。資料・報告書作成など定型作業はVLOOKUPやピポットテーブルを活用することで素早くデータを整え、効率化を目指します。
また講義では、実際の操作手順を画面共有しながらお伝えするので、操作に迷うことなく操作が可能になります。いくつかの操作手順と、仮説設定の考え方を身に付けることで、営業活動のPDCAサイクルの改善が可能になります。
商談で多用な営業部員が視聴できるよう、講座は一定期間、何度でも繰り返し視聴可能です。また、デバイスを変えての視聴や、倍速での再生も可能なため、出先での隙間時間に視聴可能です。映像を再生しながら、手元でExcel操作を試してみることで、その場でテクニックを身に付けることができます。
時間 | 講義内容 |
約40分 |
1. DX時代の営業・マーケティング活動
• 営業環境をデータを活用してトランスフォーメーション(変革)する • 営業現場で必要なのはデータによる「仮説」 • 仮説抽出のためのデータ整理(データ加工)と、仮説検証のための考察 • オープンデータの収集と活用(Excelで無料ダウンロード) |
約40分 |
2. データ分析の基本
• 営業現場が理解すべきデータの基本構造と分析のための整理 • データの加工分析(構成比・基本統計量・増減率・寄与率) • 比較分析と考察 |
約60分 |
3. Excelデータ分析
• 営業業務を変えるためのVLOOKUPとピボットテーブル • 時系列データの分析 (日付データの理解・移動平均線・近似曲線・季節指数) • グラフ作成の基本と具体的操作方法 |
約40分 |
4. 実践!Excelデータ分析
• 販売データを使ったクロス集計分析 • 統計オープンデータからのExcelデータ分析 |
オンデマンド
開講日 |
|
受講価格 |
59,000円(税込 64,900円) ※申込金5,000円(税込 5,500円)を含みます |
注意事項 |
|
オンデマンド研修(人数100名まで)
開講日 |
|
定 員 | |
受講価格 |
550,000円(税込 605,000円) |
補 足 | |
注意事項 |
|