宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※それぞれカリキュラム、講師情報などが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
オンデマンド配信
いつでも最新(1年以内)の収録映像を、申込後から7日間、早朝土日を含め、繰り返し視聴可能です。
ライブ配信
会場移動なく、オフィスや在宅で、チャットを活用しながら双方向でのオンライン受講が可能です。
教室開催
万全の感染対策の整った会場において、対面で、講師による直接指導を受けることが可能です。
食べ物の好みは2歳頃から出始め、年を重ねるにつれ固定化してきます。成人以降は、生活環境が変わらない限り、日々口にするものがルーティン化し、嗜好が完成します。そのため食品メーカーは、いかに早くから自社商品を口にして貰い「懐かしの味」「家庭の味」として定番化してもらうかに腐心しています。しかし、これから日本では若者が減り、シニアが増えるという構造があるため、いかにシニアに支持される食品を作り届けるかが、勝負の軸となります。この時、最大の壁になるのが、既に固定化している嗜好をどの様に突破し、新たな商品を口にして貰うかという課題です。そこでこうざでは2つの要素に着目します。1つ目は、健康軸です。コロナ禍で一層顕著になった、健康志向を追い風に変え、商品の機能性をプロモーション要素として活用します。講義では、購入決断にいたる嗜好と健康の両要素について学びます。2つ目は、情報の入手経路です。単純な商品告知ではなく、お得な情報として入手した場合は、ついつい家族・友人にも伝えたくなるものです。シニア世代におけるクチコミとそれを可能にするクリエイティブについて講義では学びます。
シニア世代の食に関する幻想を脱し現実を説明できるようになる
「シニア世代は洋食より和食を好む」「脂っこい牛肉よりあっさりした魚を選ぶ」などをまことしやかに耳にしたことはありませんか。団塊世代・ポスト団塊世代である、現在の60代・70代は、外食が日常化したり、ケチャップが一般に普及したことで、新たな食文化で育ってきた世代です。講義では、シニア世代がどのような社会背景・食文化で育ってきたかを世代別に学ぶことで、現在の嗜好を分析します。これにより、商品開発やプロモーション施策の論拠を身に付けます。
習慣を作る要素、突き崩す突破口を知る
習慣がどのようなメカニズムで作られるのかを知る事で、その突破方法も理解します。コロナ禍で外出の機会が減った事で、スーパーマーケットへの滞在時間が減ったり、これまで試したことのない商品をオンラインで購入したりと、習慣外の行動が増えました。これは、初めての試食機会を獲得し、習慣的に食卓に上るチャンスです。講義では習慣化のプロセスを3つの要素に分解し学びます。
誰の言う事に説得力があるか、情報伝達網を理解する
テレビCMや新聞広告に並び、スマホを通した情報発信は、誤解されがちですがシニア世代にも効果を発揮します。そうすると、商品特性に応じて施策の打ち手が広がります。また、この世代特有の情報経路が、例えば娘から勧められた商品を試した後に、同世代の友人に紹介する、などの下の世代からの情報流入です。講座ではメディアごとの特性を理解すると共に、食品関連のコンテンツで成功事例から、その法則性を学びます。
時間 | 講義内容 |
約120分 |
シニア層の食事の実態
・新しい大人世代の食事に対するインサイト~外食/中食/内食~ ・世代に共通する趣味趣向やそれがどのような背景から来ているのか ・日々の食事と買い物の行動パターン ・購入の決定打は健康軸?嗜好軸? ・食べてみたいと信頼/興味を生む情報発信のためのメディア選定とコンテンツ ・いまどきシニアの情報入手経路 ・コロナ禍で頼りにされているメディアは何か |
約120分 |
ウィズコロナ時代にこそ活きる新しい習慣を作るメソッド
・時系列で観察する ・レビューは宝の山 ・インサイトはN=1から探す ・習慣化ループの考え方 ・習慣を仕掛けるPACフレーム |
阪本 節郎氏
人生100年時代 未来ビジョン研究所 所長
中川 悠氏
博報堂 統合プラニング局 ヒット習慣メーカーズ
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