さまざまな要素が入り組んだマーケティングでは、中間指標となるKPIの設定が欠かせません。適切なKPIは、限られた労力、時間、予算を集中させられる、向かうべき方向を明らかにすることができます。本講座では、広告、Web、イベント、キャンペーン、販売促進...など、マーケティング活動の目的の理解、指標の設定方法・考え方を学びます。
マーケティング戦略を組み立てるにあたって、軸となる指標を決めることができる
リソースが少ない中でも力を集中させるポイントが理解できる
社内外をまとめ上げる旗印となる指標の立て方を学べる
現在のKPIが意味があるものなのかを見極める力を身に付ける
「なぜそのKPIなのか?」という問いに根拠を持って答えるための考え方が分かる
「施策の実施が目的」の逆転現象から脱するために、
機能する中間指標の設定方法を身に付ける
KPIは、限られた力を集中させ、周りの協力者の向かうべき方向も指し示します。ここが正しく設定されないと、その時点で施策の成功確率は大きく下がってしまいます。デジタルの発達により、このKPIが口にされる場面は多岐にわたるようになりました。しかし、その本質を実際に理解しながら使用しているケースは多くありません。そこで宣伝会議では、マーケターが自社の施策におけるKPIの設定に生かせる、指標設定の考え方と方法を学ぶ「マーケターのためのKPI設定講座」を開催いたします。
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KPIは、ビジネスの形態や目的によって異なります。指標を定めようとすれば、さまざまな数値を指標にすることができます。しかし、それさえ追えば成果につながる、という機能する指標を導き出すには、KPIの本質を理解する必要があります。そうすることで、適切な指標を設定し、成果を出せる道筋の見える化を行うことができます。マーケティング、プロモーションにおいても、認知率、リーチ数、コンバージョン率、クリック数などさまざまな指標があります。KPIとは何か、KPIになる指標に必要な要素とは何か、KGIとどのようにつなげればよいかなど、事例を交えて腹落ちさせながら学んでいきます。
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KPIを機能させるには、施策が戦略上どういった位置づけにあるのか、KGIは何なのか、目標達成までのストーリーはどうなっているのかなど、現状を俯瞰する視点が必要です。こうした視点が抜け落ちていたがゆえに、KPIの設定が目的になってしまい、うまくいかなくなっているケースは少なくありません。まずは戦略が何なのか、目標はどこか、ターゲットのインサイトは何なのかを把握できるよう整理し、目的を達成させるためのKPIを設定することが重要です。本講座では、KPIを正しく設定するためのアプローチ方法について、フレームワークや演習を交えながら学びます。
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KPIを設定することで、目的に対する実行度合いを日次~月次など、さまざまなタームでモニタリングすることができます。プロジェクトの進捗管理としてKPIを役立てるためには、数値化できる指標として何があるのかを把握することが必須条件です。広告であればリーチ数・認知率、WebサイトであればPV・UU・滞在時間、展示会であれば名刺交換数・アポイント率・成約率など、それぞれ指標となる数値があります。本講座では、長年事業会社でマーケティングを実践してきた講師から、施策のPDCAの回し方、マーケティング施策への落とし込み方を学びます。
1992年、花王に研究員として入社。96年に社外向けWebサーバーを自ら立ち上げ、99年にWeb専業の部署を設立し、DigitalMarketingをグローバルに取り組む。2015年10月に、アビームコンサルティング株式会社に入社。 ディレクターとして、多くの事業会社のマーケティングの支援を行う。その他、ビジネスブレークスルー大学講師や東京大学大学院数理科学研究科 客員教授(数学)、内閣府政府広報アドバイザー、文部科学省数学イノベーション委員などを務めている。
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神戸大学経営学部卒。丸紅株式会社で、新規事業開発・育成業務を担当。外資系ブランドコンサルティング会社を経て現職。これまでコンサルティングプロジェクトの統括役として、クライアント企業に深くコミットするアプローチのもと、多岐にわたるプロジェクトを担当。 現在は執行役員として、重点クライアント企業のプロジェクト統括をはじめとした、博報堂グループを横断した新規事業の開発と運営、及び外部企業とのアライアンス構築業務に携わる。
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これまでKPIをあまり意識することのないポジションだったがワークショップもあり、基本から実践的なところまでバランスよく知ることができた。フィードバックを通して何をすればよいかが明らかになった。新規事業などでKPI設定が求められているため、実践していきたい。(メーカー)
事例紹介も豊富で参考になった。KPI・KGI、データ分析について、必要なことを基礎から体系的に知ることができた。数学的なアプローチの話もありデータとの向き合い方のヒントが得られた。(サービス業)
これまで理解していたKPIの定義が明確化された。顧客のデジタルマーケティングを支援する際に、KPIを設定する段階から関わることが増えたため、顧客インサイトの分析やフレームワークなど、活用できそうなポイントもあり有意義だった。(コンサルティング)
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
第1部 約115分 |
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第2部 約145分 |
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概要 | ||
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受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 お申込み日から14日間 (土・日含む)視聴可能のところ、 12月31日(火)までのお申込みで、28日間視聴可能になります。 |
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受講のご案内 | 【実施上の注意】 本講義は、オンライン配信講義となりますご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。 【受講上のご案内】 ・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 ・本講義には質疑応答はございません。 【レジュメについて】 講義資料はご視聴頂くマイページからPDF形式でダウンロードしていただきます。 |
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受講料金 | 1名受講 オンデマンド講座 |
59,000円(税込64,900円) 申込金5,000円(税込 5,500円)含む |
100名まで オンデマンド研修 |
550,000円(税込 605,000円) 例)100名受講で1名5,500円 |
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オンデマンド研修について |
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割引チケットについて | 法人割引窓口の設定方法
※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 |
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受講対象 | 成果をあげるための指標を定めたい、KPIやKGIなどの理解を深めたいマーケター、プランナー、営業企画の方 | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。 教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。 オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。 詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。 |