社内外問わず、意思決定者は忙しく、時間的余裕は少ないものです。そういった人に対して、企画案を通したり、プレゼンをしたり、説明・提案をしたりするときには、口頭でのコミュニケーションだけでなく、分かりやすい資料作成が求められます。一方、資料作成を行う現場サイドとしては、言いたいことが山ほどあり、ついあれもこれも情報を盛り込んでしまいがちです。そうすると「内容は良いはずなのに、うまく伝わらない」となり、作り直しも含め資料作成に多くの時間を費やしてしまいます。これは、どの企業でもありがちな悪循環です。
そういった時に効果的な資料は、ロジックに基づいて構築され、シンプルで強い資料です。口頭での補足ができる場合は、プレゼンとセットで効果的な形を作るべきですし、提案書のように独り歩きするものは、資料そのものだけで十分に伝わる力を持った形に仕立て上げる必要があります。そこで本講座では、数多くの資料作成を手がけてきた講師から、ロジックを構築し、言いたいことを盛り込みつつ、端的に伝わる資料作成術を学びます。
さらに、ロジカルデザインの法則や、文字だらけの資料を図解化する方法。それらを効率的に資料に落としこむためのパワーポイントのテクニックも網羅するため、資料作成を包括的かつ体系的に習得することができます。
ロジックを構築し、複雑なものをシンプルに。
MECEやピラミッドストラクチャーなどロジカルシンキングのフレームワークを活用しながら、実際の事例を当てはめ、考え方を学ぶことで、より伝わるページの順番や結論を強調する方法を学びます。
デザインの基礎知識と図解術から成る「わかりやすさの仕組み」を理解し、再現性の高いデザイン力を身につけます。
パワポのカスタマイズ、テキストや図解に効くパワポ技、知っていると得する小技集など、かゆいところに手が届き時短につながる多数のテクニックを学びます。
01
※市川氏の講義資料より
☑聞き手を動かすピラミッドストラクチャー
☑共感つかむイントロダクションとエンディング
聞き手の関心によって切り口を工夫する方法、構成の論理的な整理方法、聞き手を惹きつけるストーリーライン(話す順番)などについて、ロジカルシンキングの理論に沿って、理解を深めます。
さらに、より話が伝わりやすくするために必要な相手の共感をつかむポイントについても具体例を交えて解説。「外資系資料作成のルール」や実例も紹介します。
02
※市川氏の講義資料より
☑「ノイズカット」と「フォーカス」の実現方法
☑伝わるための「デザイン知識」と「図解術」
プレゼン資料にとって、分かりやすく伝わることは必須条件です。ではそれは、どうすれば実現できるのか?この問いに「ノイズカット」と「フォーカス」という切り口で答えていきます。「ノイズカット」と「フォーカス」を実現する方法は、「統一性」と「レイアウト」を整理することが基本です。「統一性」については、デザインスタイル、配色、フォント、余白、基本図形の側面から、「レイアウト」については、3つの基本配置と5つの工夫の側面から解説します。さらに、文字だらけの資料を「図解化」する方法を、5つのステップと18の型を用いて考察します。講義では、実際の資料を使用してパワポの技術も織り交ぜていくため、作成現場での再現性が高まります。
03
※市川氏の講義資料より
☑伝わる資料作成のための「パワポの初期設定」と「スライドマスター攻略法」
☑テキスト情報と図解に効くパワポの実践技
プレゼンの構成力やデザインの知識を身につけても、それを資料に反映するためのパワーポイントの技術がなければ、伝わる資料は作成できません。このパートでは、プロのプレゼン資料クリエイターでもある講師が厳選した現場で使えるパワポのテクニックをご紹介します。作業効率を最大化させる初期設定のカスタマイズ、多くの方が不得意とされる「スライドマスター」の攻略法、テキストボックスの余白調整、アイコンやスマートアートの活用法、生成AIによる図解作成法など、かゆいところに手が届く時短のパワポ技を多数ご紹介します。
立教大学文学部英米文学科卒業。豪州国立 Macquarie University 大学院言語学部通訳翻訳科修士号取得。東海大学非常勤講師。
外資系および上場企業にて10年間、広報IR職に従事。メディアや国内外投資家などに向けたプレゼンを経験。その後、ベンチャー立ち上げに携わり資料統括マネージャーを務めた後、2014年に独立。
官公庁や企業などに、企画・提案書などの作成代行、およびコンサルティングを提供。わかりやすく伝わり、成果をあげる資料とは何かを追求し、数多くの案件を手掛ける。また、資料作成の専門講師としても活動中。著書「プレゼン資料改善術」(2024年7月発行)
実績:サントリー、日清食品、パナソニックグループ、警察庁、農林水産省ほか多数
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論理と共感を意識することがパワポで資料作成をするうえで重要なことを学んだ。つい自分の書きたいことを書いてしまいがちだが、常にクライアントの目線に立って何を求めているのか・何を重要視しているのかを考え抜くことが良い資料作りになることを学んでよかった。
これが簡単にできたらいいな〜と思っていたものや、存在を今まで知らなかったことが多くあり、資料作成の大幅な時間短縮ができそうだと感じました。
企画書や報告書を作成する際の組み立て方について、いままでは自分目線でしかできていなかったことに気づかされました。また、効果的にわかりやすく表現するためのヒントもたくさんあり、今後活用させていただきます。NG例も参考になりました。
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論理的な説明から、実務上のTipsまで、両方がカバーされており、大変勉強になりました。
プレゼン/資料作成の大前提を学ぶことができ、また進行中の他の業務にもすぐにも活かせる内容だと感じました。終日の講義でしたが密度が高く満足です。
営業としての思考、話す順番組み方を考えさせられる内容であった。多面的な視点から物事を考える術を学ぶことが出来、即実践に移そうと思う。
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
10:00-12:00 |
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13:00-15:00 |
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15:20-17:20 |
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概要 | ||
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受講形態 | オンライン(ZOOM)開催 | |
開講日 | 2025年2月19日(水) | |
講義時間 | 10:00~17:20 | |
定員 | 30名 | |
受講のご案内 |
【実施上の注意】 本講義はオンライン配信にて実施をいたします。 インターネット回線が安定した環境下で、PCでご受講できる環境を ご用意ください。 教室での実施はございませんのでご注意ください。 【申込期限】 前日10:00までのお申込みとなります。 【実施上の注意】 本講義は、オンライン配信講義となります。 宣伝会議表参道セミナールームでの講義の様子を オンタイムで配信します。 【受講上のご案内】 ・講義はテレビ会議ツール(Zoom)での配信となります。 ・受講の方法については宣伝会議より開催前日を目安にメールにてご連絡をいたします。 【受講上のルール】 ・本講義の講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。 上記が確認された際は、弊社のサービスの利用停止と、法的措置をとらせていただく可能性があります。 【配布資料について】 当日の講義で使用するテキストはPDFでの送付となります。ご案内メールにてご確認ください。 ※一部投影のみの資料がありますので、予めご了承ください |
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受講料金 | 1名受講 ライブ講座 (オンライン) |
59,000円(税込 64,900円) 申込金5,000円(税込 5,500円)含む |
割引チケットについて | 法人割引窓口の設定方法
※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約7割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 |
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受講対象 | ○資料作成の機会が増えてきたため、聞き手に意図が伝わる作成方法を学んでおきたいと考えている方 ○発注の後押しとなるような論理的な資料作成を学びたい方 ○社長や役員へのプレゼンテーションの機会が多く、決済権を持っている人の心に響く、作り方を学びたい方 ○新人・若手研修などを担当しており、経験が浅い人にも納得感を持ってもらえる資料作成を行いたいと考えている方 |
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資料・パンフレット | PDFをダウンロード | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。 教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。 オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。 詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。 |