本講座は媒体(メディア)を提案するメディア企業の営業・営業企画部門の方、広告会社で媒体提案を行っている方に向けた講座です。「一人歩き」しても見込みにつなげることのできる媒体資料を作成するための最低限知っておくべきセオリーと、選ばれるための仕掛けをつくる半日集中講座です。
【競合がひしめく中で、人的リソースに頼った媒体提案では疲弊するばかり】
従来からあるマス広告に対する期待感の変化や数々のWebメディアの台頭、年が経つごとに増加しているネット広告予算など、メディア環境は今大きく変化しています。主にデジタル領域のテクノロジーの進歩によって効果の可視化は進み、更にはリーチ数やPV、UUなどの単なる定量的な数値では測りきれない、ブランド文脈での効果がクライアントからは求められてきています。
その中で各メディアやそれを提案する広告関連会社の担当者には、単なるメディアの説明以上の付加価値を示す必要が出てきています。しかしその方法としては、セールス部門の担当者の「腕」に委ねられたり、人海戦術のような疲弊しがちの手法を取らざるを得なかったり、半ば運任せの案件が並行したりと、課題は山積みです。
そこで宣伝会議では、メディアの営業・営業企画部門、媒体を提案する広告関連会社の方を対象にした、メディア環境の全体像や変化と、なかなか学ぶ機会の少ない媒体資料作成のために担当者が押さえておくべきルールやクリエイティブのポイントを学ぶ「媒体資料作成講座」を開催します。
メディア企業の営業・営業企画部門の方
広告会社で媒体提案を行っている方
時間 | 講義内容 |
13:00-14:30 |
メディア環境とオーディエンスの変化
・オーディエンスのメディア接触 ・広告出稿費の推移 ・マス媒体の役割 ・Webメディアの台頭 ・各メディア連動の可能性 ・それぞれの媒体の強み ・最新の統計データ |
14:50-15:20 |
媒体資料に求められる機能とクリエイティブ
・理想的な媒体資料とは ・押さえておくべきルール ・必要最低限の情報と掲載しなくてもよい情報 ・クリエイティブテクニック ・他社事例紹介 |
15:20-16:20 |
クライアントサイドから見た選ばれる媒体のポイント
・クライアントがメディアに求める価値 ・媒体選び7つのポイント ・クライアント目線で効果を可視化する ・大型案件を獲得するためのコツ ・社内決済のフロー |
16:30-17:30 |
社内・外を巻き込むメディアの見せ方
・受注までの流れ ・使用シーンの整理 ・セールス部門のモチベーションづくりのポイント ・問い合わせ案件を増やすための仕組み ・Webサイトとの連携 ・企業事例 |
天野 彬氏
株式会社電通
電通メディアイノベーションラボ 主任研究員
沼田 洋一氏
株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
業務役員 データインサイトセンター長
兼 株式会社Data Chemistry 代表取締役社長
伊東 知子氏
株式会社J-WAVE
営業局営業促進部 副部長