オンデマンド配信
様子見の果ての出遅れと機会損失を防ぐために
時代が変化している時、初期の人の対応は大きく3つに分かれます。①キャッチアップを先行させるタイプ、②先行者の動きを見てから対応を考えるタイプ、そして③その変化が起こらない事に期待するタイプ、この3つタイプです。
個人としての動きは上記になりますが、企業としての③の選択はリスクを孕むことになります。現在メタバース市場は年10%以上の伸びを見せ、2024年には90兆円を超える規模まで成長すると見込まれています。まさにブルーオーシャンの様相を呈しているため、世界を代表する企業がこぞって進出を強化し、新たなサービスの構築に日々しのぎを削っています。その結果起こるのは、新たな産業構造の誕生です。「誰に」「何を」「どのように」から作り出される「収益モデル」の3つ全てに変化が生じ、「利益を得る構造」そのものが刷新される可能性が高まっています。
社内で「メタバースとは一体何?」と聞かれた際に、自身が答えられるようになる
メタバース関連基礎用語の理解(AR、MR、メタバース、NFT、プラットフォーム、HMD型or眼鏡型等々)
メタバースを構成する「基本技術」について理解すること
メタバース内での広告出稿の新しい形について「自分なりの視点」を持つこと
メタバースが発展した時に、自社(既存メディア事業)がどういうスタンスで関わっていくべきかの視座を得ること
メタバースが生活者に浸透する前に、
メディア企業にとっての脅威の度合いと可能性を正しく理解する。
事業側の変化は、メディア企業側にも変化となって押し寄せてきます。「情報を得る手段」が今以上に複雑に、また人々が求める「モノ・コト」は志向性も分化していきます。その両方を捉え「情報」を届けていかなければなりません。
そこで必要となってくるのは「進出する・しない」、また「進出する」としたら「どのような形」なのか、その判断を今後行うために、メタバースリテラシーを高めることが必要になってきます。
技術の進歩が次のメディアを生み出す歴史は、ここ数年で既存メディアの順位を変化させるという形で現れました。 「スマートフォンの普及×データ容量の増加」の2つが結びついたことで、動画広告市場は新聞広告を上回る状況を生み出しました。 しかし、その変化も途中経過に過ぎない可能性があります。メタバースの拡大によって、この変化はさらに注視すべきものとなっています。
メディアの種類は数多くありますが、どのメディアにも共通した役割として、人の態度変容を促すことにあります。その目的達成のために「誰に・何を・どのように届けるのか」の技術を今まで磨いてきました。
しかし、この3要件がメタバースによって変化していきます。
メディアの特徴の1つが「誰に」に強いことが挙げられます。場所や志向性の区分によって、集まる人々をセグメンテーションできることに強さがあり、そのため広告が集まってきた訳ですが、この「誰に」への強さをメタバースの世界でも保つ必要があります。
また「どのように」、3D空間で動きをもって訴求される広告に対して、従来の2D静止型の手法は、相対的に情報上の格差を発生させてしまうためです。さらに「枠」の概念も拡張されることが報告されています。いずれにせよメタバース内では、企業・個人が入り乱れ、極度に分化した指向性と熱量の高いグループが無数に存在するようになります。その状況下での届け方の模索が世界中で進行していきます。
新メディアが登場し状況を固定化するまでにかかる年数は約10~13年です。
しかし、それは10~13年後に市場に参入すれば良いという訳ではありません。この期間に数多のプレイヤーが誕生し、参入し、成長し、合従していきます。その過程で市場は拡大し、さらに普及が進みます。その結果、市場が形成されていきますが、市場形成・固定化されるまでに必要とされる日数が上記日数です。そのため、固定化されてからの参入では先行企業の後塵を拝すことになります。
そこで今必要なのは、不安定で先が見通すことができないメタバースに対して、メディアとしての可能性を見い出す最初のアクションです。そのためにはメタバースリテラシーを上げ、各企業の動きや技術動向など、メタバースの市場形成する様々な要素を理解し、そこから自分なりの可能性を見出す力を養っておく必要があります。
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一般にメタバースは、技術革新やVR機材の安価でかつ4Kクオリティのデバイスの登場によって実現性が高くなっているとのトレンドが示されることが多くあります。しかし本当に捉えるべきことは、構造の変化です。そこで見るべきは、
・市場がどのように形成されて行こうとしているのか
・どのような新規企業が参入しようとしているのか
・その新規企業はどのようなリソースを保持しているから参入ができるのか
・その企業が作り出す参入障壁にはどのようなものがあるのか
・そして、そこに対して既存企業はいかなる方策を講じることができるのか
これらを自分なりの視点を持ち分析することで、構造の変化を捉え、脅威の度合と可能性の模索が行えるようになります。その先に自社、自部署にとっての展望が開けるようになります。
そこで、まずは見るべきポイントとしてトレンドの理解と傾向を押さえておく必要があります。
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「インターネット広告」を理解したときに、「インターネットの仕組み」を理解したように、メタバースを理解するためにも、メタバースを形成する技術を理解しておく必要があります。どのような技術があの世界では用いられているのか、技術の見極めは、今後の変化を知る際に重要な指標の1つとなります。
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メディア側の動きを決めるためにも、広告主側の動きを知る必要があります。その際に見るべきポイントは下記となります。
・広告主がメタバースに見出す可能性
・海外で既に実施されている施策
・今後の広告主のメタバースへの向き合い方
メタバース広告の在り方は、日本国内だけで完結はせず、海外の事例や手法も導入されてきます。そこで海外事例から動きを知り、これからの広告出稿の形を自分の視座で検討する必要があります。
また、HP・企業SNS・そしてメタバースと、新たな可能性を模索する広告主に対しどのような提案をすべきかは事業にとって重要となります。そこで、メタバースに広告費を投じる際の5つのポイントなどの解説を通じて、広告主と視野を共にする講義を実施します。
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4G時代の覇者と呼ばれるGAFAに、マイクロソフトを加えたGAFAMなど、世界最高峰の企業群の全てがメタバース市場への参入を本格化させています。
その中でもFacebook社は社名自体をメタ・プラットフォームズへと変更し、100億ドル以上の投資を本格化させるなど、5G時代の次を見据えています。
そこで本講義では、メタバースによって変動していく価値の中で、何が上位に来るのか、メタバースの世界的な中心企業であるメタ・プラットフォームズが描くメタバースの世界を知り、その考察を深めていきます。
新卒でITベンチャーのSpeeeに入社し、SEOを中心としたWebマーケティングのコンサルティング等に従事。 その後、イノベーションの最先端であるシリコンバレーでビジネスを学びたいと考え、渡米してUC Berkeley ExtensionのThe International Diploma Programs (IDPs) を修了。 2018年よりXRの可能性に惹かれ「XRを用いたイノベーションを起こしたい」という想いからSynamonにBizDevとして参画。 2020年8月にBizDev担当VPを経て、2021年8月に執行役員COOに就任。
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上智大学理工学部電気電子工学科卒業後、プロビデオシステムエンジニアとしてキャリアスタート。その後Apple Disability Center、UMAX、Visio、Microsoft MacBU と、IT系ハード・ソフトベンダーで一貫してプロダクトマーケティング業務に携わる。 2012年6月、Adobe 入社後は Creative Cloud 伝道師として、Adobe の最新技術、製品、サービスの訴求と移行促進に従事。クリエイティブとITの力で世界が変わると 'マジ' に信じ、願い、実行することがライフワーク。 毎週木曜夜8時 Creative Cloud 道場 on YouTube Live 開講中 #CCDojo
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広告会社側(リクルート、TUGBOAT)のクリエイティブと、広告主側(グリコ)のブランド構築の両方の経験を生かして、デジタルを活用した顧客体験(CX)を手掛けカンヌライオンズなど受賞多数。 2015年より5年連続シリコンバレーを、2018年より5年連続CESを、また深圳、イスラエル、米中のテックジャイアント本社にも足を運び最新のデジタルテクノロジーを視察。得られた知見をマーケティング、Eコマース、コンテンツプロデュースに活用。シンガポールにてASEANのECビジネスを3年で20倍以上拡大させる。2012年より日本のポッキーの、2016年より全世界のポッキーの広告を統括。宣伝会議「オリエンテーション基礎講座」講師。著書に『宣伝担当者バイブル』(宣伝会議)、『「売り方」のオンラインシフト』(翔泳社)。
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慶応義塾大学法学部政治学科卒業後、日本アイー・ビーエム株式会社に入社し、法人営業としてキャリアスタート。その後、フランスを拠点に、ユーロ導入後のヨーロッパ各国を放浪・研究。 帰国後、三井物産LinkShare、Overture(Yahoo! JAPAN)の広告プラットフォームで新規事業開発を経験し、エクスペディア、ナイキではコンシュマー向けのデジタルマーケティングの統括業務に携わる。また、マイクロソフトでは人工知能をテーマに、AIキャラクターりんなに関する講演も。2021年11月、Meta(Facebook Japan)に入社し、クライアント・広告代理店・自治体向けのマーケティング部門を率いる。Instagram、Facebookの認知拡大を目指し、2022年はメタバースの伝導にも力を入れる。日本酒唎酒師。
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1992年jeki入社 。約17年間、人事部門にて、採用、教育、評価、制度など人事全般を担当。 その後、JR局にて、「JR SKISKI」や「大人の休日俱楽部」のキャンペーンなどJR東日本関連の案件を担当した後、 第一営業局にて、JR東日本グループの商業施設の担当などを経て、 2019年7月、メディアマーケティングセンターのセンター長となり、現在に至る。 なお、現在は、㈱Data Chemistry、㈱JICの取締役を務める。
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黎明期だからこそ、早めにどんなものなのかアンテナを張って触れることが重要で、その中で自分はどのように関わっていけるのか、想像を巡らせることが肝心だと感じています。その足掛かりになる現在地を知るために大変役立ちました。(電機メーカー)
メタ社視点の内容でとても興味深いお話でした。これから日本に来るであろう機能の紹介もためになりました。今選択可能な手法と、これから選択可能になるであろう手法をざーっと並べて少し先の未来を俯瞰し何が出来るか考えるのはとても楽しかったです。(コンサルティング会社)
具体的には今後の企業ブランディングやリクルーティングにメタバースへ広告出稿の可能性が視野入ってくるだろうと感じており、そのための予備知識として非常に有意義でした。(広告代理店)
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
第1部 約90分 |
可能性を見つけるために最初に知るべきこと |
第2部 約30分 |
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第3部 約80分 |
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第4部 約60分 |
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第5部 約40分 |
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概要 | ||
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受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 通常14日間 (土・日含む)視聴可能のところ、 12月27日(金)までのお申込みで、28日間視聴可能になります。 |
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受講のご案内 | 【実施上の注意】 本講義は、オンライン配信講義となりますご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。 【受講上のご案内】 ・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 ・本講義には質疑応答はございません。 【レジュメについて】 講義資料はご視聴頂くマイページからPDF形式でダウンロードしていただきます。 |
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受講料金 | 1名受講 オンデマンド講座 |
59,000円(税込64,900円) 申込金5,000円(税込 5,500円)含む |
100名まで オンデマンド研修 |
550,000円(税込 605,000円) 例)100名受講で1名5,500円 |
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オンデマンド研修について |
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割引チケットについて | 法人割引窓口の設定方法
※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 |
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受講対象 | 商品・サービスを売りたい企業の担当者、広告業界のプランナー、ディレクター、営業の方など | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。 教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。 オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。 詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。 |