宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※それぞれカリキュラム、講師情報などが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
オンデマンド配信
ライブ配信
会場移動なく、オフィスや在宅で、チャットを活用しながら双方向でのオンライン受講が可能です。
教室開催
万全の感染対策の整った会場において、対面で、講師による直接指導を受けることが可能です。
動画の情報量はテキストの数千倍と言われ、マーケティングに効果的です。しかし、動画マーケティング市場はまだ黎明期とあって、動画制作の方法や動画の効果的な活用法といった具体的なノウハウについては、十分に浸透しているとは言えません。
この「動画活用・ディレクション基礎講座」では、動画マーケティング初心者の方を対象に、動画マーケティングのメリット、急成長する動画広告市場の分析、動画制作のコツ、動画をリリースした後の効果測定の方法などを体系的に学ぶことができます。
スマートフォンの普及、動画プラットフォームの台頭などで、生活者にとって動画がいつでもどこでも見られるのは当たり前となりました。多くの企業でこの流れを汲み、動画の活用が始まっています。また、撮影機材や編集アプリの進歩がさらなる追い風となり、動画は以前より圧倒的な低コストと高品質で、制作することが可能になっています。
しかし、動画に関する基本的な知識は学ぶ機会がなく、ほとんどの企業担当者は、専門的なノウハウはもちろんのこと、相場感もわからないのが現状です。そこで宣伝会議では、動画制作を効率的・効果的にディレクションするための「動画活用・ディレクション基礎講座」を開講いたします。
動画マーケティングが普及している背景と、動画のメリットについてご紹介します。
●動画マーケティングとは?
動画コンテンツを使ってユーザーにアプローチするマーケティング手法を動画マーケティングといいます。動画をアップする場所は自社サイトやYouTube内に設定した自社チャンネルなどさまざまです。
Webサイトを使ったマーケティングというと、これまではテキストや静止画像が主体でしたが、誰でも簡単に動画を制作できる時代になり、情報量の多い動画を企業のマーケティングに活用することが可能になりました。
スマホやタブレットといったモバイル端末の普及で、どこでも気軽に動画を見られるようになったことも動画マーケティングが活発化している背景の一つです。
●動画のメリット
テキストや画像など動きのないデータと比較して、動画には多くのメリットがあります。1つはテキストの数千倍にも上ると言われる情報量の多さであり、もう1つはユーザーの印象に残りやすいという点です。音や動きを利用したインパクトのある映像を使うと、短時間で強い印象を与えることが可能になります。
3つ目は、複雑な内容を簡単かつ具体的に伝えられるという点です。例えば、料理のレシピを紹介するとしましょう。テキストと画像のみで手順を伝える場合、工程と工程の間はユーザーの想像力で補完しなくてはなりません。一方、動画の場合は、全ての手順を作り手の動きや言葉と一緒に見せることができます。これからその料理を作ろうと考えているユーザーにとっては、実際に作っている動画を見たほうが圧倒的に理解しやすいのは言うまでもありません。
この「動画活用・ディレクション基礎講座」は実践的な内容になっていますので、次のような方が受講すると、すぐに業務に活かすことができるでしょう。
●動画制作に携わる、宣伝・広報・制作部門の方
●動画制作を外注に出す広告会社の営業の方
●クライアントの課題感に応えたい、制作会社の方
社外の動画制作会社に依頼する場合でも、自社で制作する場合でも、マーケティング担当者自身に動画制作の基礎知識やプロジェクト管理、ディレクションのスキルがあったほうが効果を最大化できる可能性が高まります。
直近ではなく、将来的に動画の活用を考えている方も、この機会に動画マーケティングのノウハウを学んでおくと良いでしょう。
また、すでに動画マーケティングに取り組んでいるものの、今ひとつ効果が実感できていないという方にも、受講をおすすめします。本講座を通して、KPIの立て方や効果測定の方法など、動画制作前から制作後に至る工程の中で必要な知識を身に付けることができます。
時間 | 講義内容 |
第1部 10:00〜12:00 |
動画市場・企画
・良い動画とは何か ・動画の良し悪しを判断する目的設定スキルについて ・なぜ目的設定は重要なのか ・アフターコロナを見据えた動画市場の「これまで」と「これから」 ・動画の活用目的やジャンル ・動画に期待されることは、売上貢献かコスト削減 ・認知から獲得まで、目的別の事例紹介 ・まず「見て貰う工夫」を施すことの重要性 ・実写とアニメーションの違い ・動画の社内制作と外注のポイント(パートナーのディレクション) ・制作予算の考え方 |
第2部 13:00〜15:00 |
企画・制作
・目的とターゲットに沿った企画/構成 ・撮影機材による違い ・動画制作ワークショップ ・撮影上の注意点 ・各種動画、社内制作と外注のポイント(制作期間や費用の見極め方) |
第3部 15:20〜17:20 |
広め方・効果測定
・目的を明確にする ・コンテンツを拡散させるためのWeb動画市場の基本 ・動画の配信について ・YouTubeを効果的に活用する4つのポイント ・伝わる構成 ・Web動画の検討~活用~マーケティング ・バイラル動画について ・効果測定について ・KPI設定 ・著作権 |
瀧 良太氏
株式会社LOCUS(ローカス) 代表取締役社長
加藤 芳郎氏
株式会社KNOCK 代表取締役
熊谷 天志氏
株式会社EXIDEA コンテンツマーケティング事業部 マネージャー
マーケティングに効果的な動画制作のポイントについてお伝えします。
●5分以内に収める
通信環境が改善されたといっても、ユーザーは毎日何時間も動画を視聴するわけではありません。動画が長すぎると、ユーザーが最後まで視聴せず途中で離脱してしまう可能性が高まります。シンプルなストーリー構成でコンパクトな動画制作を心掛けましょう。
スマホの場合、キャリア各社の通信制限もあり約3分が平均視聴時間と言われています。ユーザーに伝えたい情報だけを吟味して編集し、最大でも5分以内に収めましょう。
●メッセージは簡潔に伝える
「1動画・1メッセージで設定しましょう。そのメッセージもシンプルなものにすることが大切です。1つの動画の中に複数の訴求ポイントを含ませてしまうと、ストーリーが複雑化し、動画の尺が長くなってしまいます。これはユーザーにストレスを与える原因となり、途中離脱を招いたり、メッセージが十分に伝わらないという事態が起こりやすくなります。
●ユーザーとの相互コミュニケーション
動画で伝えるメッセージは一方通行ではいけません。それではテレビCMと同じです。大切なのはユーザーとの相互コミュニケーションです。例えば、動画にコメント欄を設置して、感想や疑問点、改善点をユーザーが投稿できる仕組みを作ると良いでしょう。そこで収集された生の声はオリジナルの貴重な資料になります。
コメントに対しては返信することが基本です。ユーザーの意見を真摯に受け止め迅速に対応する企業は、顧客の信頼を得られます。相互コミュニケーションで獲得した意見を次の動画制作や商品開発に反映させることでユーザーの満足度が上がります。それが他のユーザーの行動にも波及したり、最終的には商品やサービスの購入・利用へとつながっていくでしょう。
宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※それぞれカリキュラム、講師情報などが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
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