商品やサービスの名前は、長くても20文字ほど、短ければ5文字以下です。そのため、「奇跡のように上手いネーミング」というものはなかなかありませんが、「明らかにこれはダメだと分かるもの」もそう滅多にはありません。だからこそ、数は出すものの投票でしか決められなかったり、仮で使っていた名前が社内で定着してしまってそのまま決定したり、誰も判断できないがために上長や社長の感覚で決まってしまっ
たりということがまま起きています。
しかし、「名前」というのは、生活者ともっとも触れる機会の多い「メディア」でもあります。イマイチなネーミングというのは、あらゆる接点でその商品・サービスのブランド体験を落とす、穴の開いた器のようなものです。必要なのは、ロジカルにネーミングを導き出す力です。そこで、プロでなくとも根拠を持って商品・サービス名の良し悪しを判断し、ネーミングを戦略的に考えられるようにするための「ネーミング実践講座」を開講いたします。
商品開発、ブランドマネージャー、プロダクトマネージャーなどネーミングに関わる方。
また、提案するコピーライターの方。
時間 | 講義内容 |
第1部【35分】 |
ネーミングの知識と開発
・ネーミングはいかに大切か ・ネーミング開発の進め方 |
第2部【60分】 |
ネーミング開発技法とブランド
・創研式ネーミング7技法 ・ネーミングを良いブランドにする ・創造開発研究所のブランド開発 |
第3部【120分】 |
語感の正体とネーミングの法則
・第一法則 合致性 名付けられたモノの実体と語感を一致させる ・第二法則 嗜好性 性別/年齢別に好感度の高いワードを選ぶ ・第三法則 社会性 時代による環境/社会傾向から判断する |
髙橋 誠氏
株式会社創造開発研究所代表 博士(教育学)
ネーミング開発の草分け会社・(株)創造開発研究所代表、日本教育大学院大学特任教授、日本創造学会理事。静岡市(旧清水市)生まれ。東京教育大(心理)卒、筑波大修士・東洋大博士修了。創造性研究の日本の第一人者で、日本創造学会の理事長・会長を歴任。電通、日テレで教育を開始以来、企業戦略、商品・ネーミング開発、人事・採用・教育等のコンサル・研修等を実践。主著に「問題解決手法の知識」「会議の進め方」「ひらめきの法則」(以上、日経)、「最新のネーミング強化書」(PHP)「ベストセラーネーミングの技術」(中経)。編著に「新編・創造力事典」(日科技連)。他に「団塊家族」「共立夫婦」等、計77冊。
手塚 祐基氏
株式会社感性リサーチ 客員研究員
感性アナリスト、プロダクトデザイナー。1985年、東京芸術大学卒業後、時計製造会社にて、国内外、約2千種の腕時計デザイン開発に携わる。2006年「怪獣の名前はなぜガギグゲゴなのか」で知られる感性研究の第一人者、黒川伊保子氏の感性理論に出会い、師事する。現在は、消費行動の嗜好性の違い、脳の感性が生む流行法則などの研究を生かし、製品開発コンサルティング及び、専門学校講師、セミナー講師などを行っている。長野工業技術総合センター総会、諏訪中央病院看護部研修会などでの講演も行う。大前研一のアタッカーズ・ビジネススクール補助講師、倉敷芸術科学大学非常勤講師。
オンデマンド配信講座
開講日 |
|
受講価格 |
59,000円(税込 64,900円) ※申込金5,000円(税込 5,500円)を含みます |
補 足 | ※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約7割引(12,500円)におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 |
注意事項 |
|
オンデマンド研修(人数100名まで)
開講日 |
2022年10月01日(土)
|
定 員 | |
受講価格 |
550,000円(税込 605,000円) |
補 足 | |
注意事項 |
|