注力ブランドが絞られる傾向がある中で、それ以外の商品は予算がはじめから豊富に与えられることはほぼなくなってきています。予算がない新商品はプロモーションとしてやれることが決まっており、施策による爆発的なヒットが生み出しづらい状況にあります。しかし、マス広告を使わずに、SNSで話題化させたり、体験イベントを実施して口コミをつくっていくなど、この時代だからこその戦い方があります。本講座では、新商品に含まれる「新しさ」の価値をあらゆる角度からメッセージにし、コミュニケーションの企画をするノウハウを学びます。
市場にものが溢れる時代に、話題化し、売り上げがたてられるプロモーション戦略を学ぶことができる。
少ない予算でも広くターゲットにリーチするための手法を身につける。
商品の特徴だけでは差別化が難しい時代にコミュニケーションの切り口で新商品を成功させるノウハウを学ぶ
新商品がとるべきコミュニケーションのセオリーを理解する事ができる
顧客をファンにするためのプロモーション戦略の考え方を身につけることができる
商品の特徴だけでは差別化が難しい時代…
コミュニケーションの切り口で新商品を成功させるノウハウを学ぶ
新商品は自社にとっても一種の賭けのようなもの。だからこそ、情報をできるだけ多くの消費者に届け、リピートにつなげて結果を残したいところ。しかし、市場にイマイチその価値が伝わらないというもどかしさを感じることもしばしばです。また、注力ブランド以外の商品は、予算をはじめから豊富に与えられることはほとんどありません。準備期間に余裕もなく、ベストではないと思いながらも、他社もやっているようなことに落ち着いてしまう…。そんなお悩みをお持ちの皆様に向けて、低予算でもできる企画を総ざらいし、話題化させるコツを学ぶ本講座を開催します。
世の中のブームに合わせた見せ方や話題になっていることとの絡め方で、商品が正面から狙っている層以外にも広げることができる
「自己紹介」としてのメッセージングのみならず、トレンドワードを混ぜながらコミュニケーションの切り口を多数用意する
多額の広告費を投下できない場合でも注目を浴びるコミュニケーション手法を武器にする
01
商品の価値を多方面でとらえ、受け入れられる市場を広げる
開発した新商品の「新しさ」は、コミュニケーションの仕方によって、消費者の頭の中に新しい選択肢をつくることができます。たとえば、“ 味が少しさわやかな缶コーヒー”を、“ 朝専用の缶コーヒー”としてコミュニケーションすることで、朝を快適に過ごしたい人・朝にこだわりがある人をもターゲットにできるかもしれません。企業目線では、「新しいさわやかな味」が伝えるべき価値になりがちですが、少し視点を切り替えて考えることで、多方面にアプローチすることが可能になります。本講座では、消費者のインサイトをうまく活用しながら、こういった視点の切り替え方や、それによりパイを広げるアプローチ方法を学びます。
02
新商品にまつわるPR要素をネタの軸として、拡散していく情報を作る
ヒットする商品は、商品自体にこれまでになかった革新的な機能や特徴、インサイトをうまく捉えた仕掛けが含まれていることが多くあります。せっかくのその要素をどのように広めていくかもまた重要なポイントです。その機能だけで十分なPR要素になる場合には、それを基軸にプロモーションの企画を考えるというのは有効な手段です。本講座では、これまでにヒットした新商品のプロモーションをプロの視点から解剖し、一般化して学びます。また、そこで得た知識を実践で活かしていくために、ワークを実施。一般化したノウハウをさらに企画に落とし込むプロセスを学びます。"
03
発売前の仕込み、発売後の柔軟な対応で、売り伸ばせるか否かが決まる
新商品をプロモーションする上では、「発売前」という特徴的な期間をいかに有効に活用できるかが一つの鍵となります。その期間にわくわく感をいかに作ることができるかで、売上の初速が変わるといっても過言ではありません。既存のブランドにロイヤリティを感じている方などに特別招待の形でイベントを行い、口コミで「噂」的に広めていくなどの方法がありますが、それを発売後までの動きを見越して立体的にかつ統合的にプランニングしていく力が必要です。本講座では、発売前から戦略的に仕掛け、発売日、発売後までの一連のプロモーション計画の立て方を学びます。
外資系広告会社JWTでの戦略プランナー、外資系コミュニケーションファームフライシュマンヒラードでのシニアバイスプレシデント職などを経て、2023年にキリサメを立ち上げ、現在に至る。フライシュマンヒラードでは、戦略策定に特化したカンパニーカレントストラテジーを立ち上げ。代表として10年に渡り活動。
これまでのキャリアの中で100社以上の企業やブランドの事業計画、リブランディング、マーケティングコミュニケーションの戦略策定を主導。
企業やブランドの課題に対して、必要な領域の戦略を提供するというスタンスで、消費財、化粧品、ヘルスケア、医薬品、クレジットカード、生命保険、百貨店、通信など幅広いカテゴリーに携わる。
宣伝会議、日本マーケティング協会などでマーケティング活動についての講演も多数行っている。
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リクルートメディアコミュニケーションズ、パラドックス・クリエイティブのコピーライターを経て、2011年ヤッホーブルーイング入社。「よなよなエール」「僕ビール、君ビール。」をはじめとする製品のマーケティング戦略・ブランド戦略を担当。
「アサヒ生ビール マルエフ」 パッケージからのブランドディレクション。「au三太郎シリーズ」や「Indeed」などの企画、アート・ディレクション。農林中央金庫のV.I、TVCMなど。情報整理よりも実態を伴ったプロダクトや市場やユーザーの現場に価値を生む広告づくり。 受賞[D&AD/NY ADC/日経広告賞/広告電通賞/毎日広告デザイン賞/日本パッケージデザイン大賞] また、国内外での展示、「ストリート・デストロイヤー」(Eテレ)企画・制作・出演、著書「やっつけメーキング」(美術出版社)など、美術家としての活動でも知られている。
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商品発売時の売り方を設計するにあたり、今回の講義で教えていただいたフレームに合わせて考えてみたいと思いました。(製薬メーカー・販促)
EC流通としてデジタルに固執するのではなくオフラインと協業することの意義が分かった。デジタルとリアルのサイクル確立を目標にするべきだと感じた。(スポーツ用品メーカー・宣伝)
新製品を上市する際の戦略立案のヒントとなることが沢山あったので、参考にしたい。(マーケティング支援・営業)
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
約120分 |
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約120分 |
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約90分 |
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概要 | ||
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受講形態 |
通常14日間 (土・日含む)視聴可能のところ、 12月27日(金)までのお申込みで、28日間視聴可能になります。 |
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受講のご案内 | 【実施上の注意】 本講義は、オンライン配信講義となりますご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。 【受講上のご案内】 ・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 ・本講義には質疑応答はございません。 【レジュメについて】 講義資料はご視聴頂くマイページからPDF形式でダウンロードしていただきます。 |
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受講料金 | 1名受講 オンデマンド講座 |
59,000円(税込64,900円) 申込金5,000円(税込 5,500円)含む |
100名まで オンデマンド研修 |
550,000円(税込 605,000円) 例)100名受講で1名5,500円 |
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オンデマンド研修について |
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割引チケットについて | 法人割引窓口の設定方法
※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 |
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受講対象 | ・企業の商品開発、マーケティング、ブランドマネージャー、宣伝、広報の方 ・広告会社のプランナー、営業の方 |
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注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。 教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。 オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。 詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。 |