宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※それぞれカリキュラム、講師情報などが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
オンデマンド配信
いつでも最新(1年以内)の収録映像を、申込後から7日間、早朝土日を含め、繰り返し視聴可能です。
ライブ配信
会場移動なく、オフィスや在宅で、チャットを活用しながら双方向でのオンライン受講が可能です。
教室開催
万全の感染対策の整った会場において、対面で、講師による直接指導を受けることが可能です。
▼ ご受講環境に合わせて実施方法をお選びください
取り組み始めてはいるものの
企業での定着はまだまだ道半ば
政府や経団連でもSDGsに注力をするなどもあり、国内外で認知や理解は高まりつつあります。2019年6月に日本は、G20サミット議長国として、気候変動対策に関する議論をリードする役割を担いました。世界規模の取り組みとして、ますますSDGsは盛り上がっていきます。そのため、株主や投資家、顧客、社員やその家族など、あらゆるステークホルダーから、企業の取り組みに注目が集まることが予想されます。一方でSDGsを経営まで浸透させ、適切なコミュニケーションに落とし込めている企業は、ほとんどな いと言っても過言ではありません。中間管理職や一般社員への定着が低いというデータがあるように、広報担当には、社外だけでなくインターナルコミュニケーションも含む全方向の対応が求められています。
社内には存在しえないノウハウを得る
社内でSDGsが定着しない理由は、社員や事業部が自分たちには「そもそもやる必要性がない」「取り組むメリットがない」と考えていることにあります。また、社内の理解が得られないだけではなく、広報にとってもはじめての取り組みで「何から手をつければよいか分からない」「相談できる先がない」と四苦八苦するケースは少なくありません。 SDGsは企業の社会的責任やCSRといった観点だけではなく、ESGも含めたIRや中期経営計画、経営理念などと、一体化して取り組むことが重要です。宣伝会議では、広報をはじめとした担当者がSDGsをどのように理解するべきか、また企業内外におけるコミュニケーションにどのよう に生かすかを学ぶ「広報・CSRのためのSDGsスタートアップセミナー」を開催します。
SDGsを理解する
「17のゴールと169のターゲットからなる、持続可能な開発目標」という定義の知識ではなく、企業がどのように関わるべきか、その本質を理解します。
ステークホルダーと対話する
取引先や投資家から、インナー、採用広報まで、ステークホルダーに対するコミュニケーションの在り方について学びます。
SDGsを推進する
SDGsとビジネスの関係性や成り立ちを深く理解し、社内を巻き込んでSDGsを推進するための考え方を身に付けます。
① SDGsの正しい理解とコミュニケーションへの落とし込み
SDGsの本質を理解する上では「企業の社会的SDGsの近接概念との関係性責任(CSR)」を再考することが重要です。今までのCSRは、慈善活動(フィランソロピー)的な発想で取り組まれることが多かったのに対し、本業を通した「社会対応力」として捉えなおすべきだと言えます。そして、社会価値と経済価値を同時に実現する(CSV)ことで相乗的な効果を期待することができ、その関係性は、株主や投資家、顧客、社員やその家族など、あらゆるステークホルダーに及びます。講義では、SDGsの基本的な理解から、実際に取り組みを行う企業の成功・失敗事例などを通して、自社のコ ミュニケーションに落とし込む方法までを学びます。
② 広報的な視点だけではなくビジネスの中心として捉える
持続可能な開発目標や社会貢献と聞くと、様々な経営理念やビジョン、商品のタグラインなどを見ても分かる通り、今までも多くの企業が取 り組んだり、発信をしてきたりしたことかもし れません。そのため、SDGsに関わる情報を目に しても「何をいまさら」や「ずっと取り組んでき た」と思ってしまう経営者や担当者がいるのも 事実です。しかし、今までの社会貢献は、単に「利 益の社会還元」であり「恣意的で義務的な社会的 責任」のように捉えられてきました。しかしCSVの観点で取り組まれた数多くの成功事例 が示すように、これからは経営戦略の一環とし て、営利的・組織的に取り組む必要があります。講義では、これまでとこれからのビジネスを俯瞰し、企業に求められるSDGsとの関わり方を学びます。
③ 「全」ステークホルダーに伝えるために社内を推進する
SDGsにおける17のゴールと169のターゲットに挙げられるような、大きく複雑な社会的課題は連関しています。そして、大きな課題はみんなで一丸となって解決しなければなりません。企業のコミュニケーションにおいても、「全」ステークホルダーに適切な情報を届けるためには、経営層、経営企画部、IR担当、一般社員など、社内を巻き込み推進していく必要があります。そのため企業の担当者は、自分の役割だけにとらわれることなく広い視野を持ち、ビジネスをディレクションする発想をもって取り組むことが求められます。講義では、複雑な課題を解決してきたコミュニケーションのプロである講師から、事例を通してノウハウを学び、各社に必要な取り組みに落とし込んでいきます。
時間 | 講義内容 |
第一部 約90分 |
SDGsの基礎 ・SDGsの概要と特色 ・SDGsと企業の関わり方 ・CSR/CSVとの整理 ・ESG投資との整理 ・これからの企業広報とSDGs ・経営が見るSDGsと広報が見るSDGs ・ステークホルダーへ自社の取り組みをどう伝えるか |
第二部 約40分 |
企業が取り組むSDGsとは~これからの時代に企業として生き残るためのヒント~ ・SDGsを取り巻く環境 ・企業がSDGsに取り組む意義 ・企業が取り組むべきこと ・SDGsに取り組む際のポイント |
第三部 約40分 |
生活者のSDGsに関する意識と行動~7割が「イメージが良くなる」と回答、調査で読み解く生活者目線~ ・SDGsの名称認知率とその推移 ・コロナの影響によるSDGsへの生活者意識/行動の変化 ・SDGsの17ゴールに対する共感と行動 ・企業が取り組むことへの評価 ・持続可能な社会に向かうトレンド |
第四部 約40分 |
「SDGsストーリー」づくりとコミュニケーション~「伝えていない」は、「やっていない」と同じこと?~ ・SDGsをとりまく環境の変化 ・SDGs(サスティナビリティ)ストーリー™の必要性 ・ストーリー策定事例 ・サスティナビリティ・コミュニケーションの留意点 |
第五部 約40分 |
SDGsとサーキュラー・エコノミー~SDGsの目標達成に向けた具体的アプローチとプロセス~ ・サーキュラー・エコノミーとは ・SDGsとサーキュラー・エコノミーの関係性 ・サーキュラー・エコノミーのポイントと始め方 ・具体的な取り組み事例 ・サーキュラー・エコノミーが生み出すイノベーション |
坂本 文武氏
社会情報大学院大学 実務教育研究科 教授
竹嶋 理恵氏
電通TeamSDGs
プロジェクトリーダー・SDGsコンサルタント
小幡 道子氏
電通TeamSDGs
SDGsコンサルタント
大屋 洋子氏
電通TeamSDGs
SDGsコンサルタント
堀田 峰布子氏
電通TeamSDGs
SDGsコンサルタント
オンデマンド配信講座
開講日 |
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受講価格 |
59,000円(税込 64,900円) ※申込金5,000円(税込 5,500円)を含みます |
補 足 | ※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約7割引(12,500円)におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 |
注意事項 |
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オンデマンド研修(人数100名まで)
開講日 |
2022年10月01日(土)
・人数無制限プランは、常時お申込受付中です。 |
定 員 | 100名 対象は同一の企業・団体の従業員の方に限られ、親会社・子会社・関連会社の方は対象外となります。 |
受講価格 |
550,000円(税込 605,000円) |
補 足 | ※視聴期間の延長、受講者の増加についてはお問い合わせください。追加料金にてご対応可能です。 ※お申込み画面で「ご自身が受講する」「ご自身以外が受講する」の選択肢が出てきます。ここでは「ご自身が受講する」を選択してください。ご自身以外の複数名で受講可能です。 |
注意事項 |
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