広報の重要性が日増しに高まっています。「企業ブランド」「IR」「危機管理」「インターナショナルコミュニケーション」など、その守備範囲が広がった一方で、各論のテクニックが先行し、「経営者の意思を基にした首尾一貫したストーリー」を発信するという広報の本質から、少しずつ離れているような違和感を抱える方もいるのではないでしょうか。
本来、広報担当者は企業と社会を繋ぐ窓として、経営者の判断を助ける役割があります。そこで宣伝会議では、これから広報責任者を目指す方や、一通りの業務が板についてきた担当者に向けて本講座を開催します。広報で経営課題を解決できるレベルに到達するための考え方、手法、実際の事例をインプットすることで、経営者から信頼される広報へとレベルアップします。
・次のステップとして広報部門の責任者を目指す方
・一通りの広報業務を理解し、これから経営者の右腕になりたい広報担当者
・経営者がどのようなパートナーを求めているか理解したPR関連会社の方
時間 | 講義内容 |
約180分 |
第1章:経営広報の機能と効果
1.経営広報の輪郭 2.広報は経営者の仕事 3.経営広報が会社の成長を加速する 4.経営広報の反響と手ごたえ 第2章:経営広報7つの手順と35のベストプラクティス 0.7つの手順とは?35のベストプラクティスとは? 1.経営者に寄り添う 2.経営者の意思をつかむ 3.言語化する 4.経営者の覚悟を引き出す 5.首尾一貫したストーリーに仕上げる 6.必要な各機能に接続する 7.アウトプットの全体統制を図る |
高場 正能氏
高場経営広報舎 代表
広報は経営者の仕事と理解する
本来、企業組織において、ステークホルダーに対して最も影響力を持つのは経営者です。すなわち、経営者の言動が、企業組織の信頼を生むものです。しかし、実務上、そのすべてを経営者がコントロールすることは現実的でないため、広報部門はその機能を経営者から託されているのです。まずは改めてその役割・責任を正しく理解することで、目の前の広報業務に対する見え方が経営レベルに変わります。
7つの手順から自社の段階を認識する
長く勤めていると、流れや雰囲気で広報業務を遂行できてしまうものです。そのレベルから脱却し、経営者から託された広報機能を果たすために、講座では7つの段階に分けて解説を行います。経営者の言動をステークホルダーに発信するために、まずは自社の広報がどの段階にいるのか認識します。
35の事例から明日何に取り組むべきか決める
現状を認識した次に来るのは「で、自社の場合はどうすればよいのか」という疑問です。講座では35の事例を基に、様々なシーンを疑似体験します。創業社長によるワンマン経営から一族経営の企業、親会社からの出向社長など、企業によってさまざまな状況がありますが、豊富な事例から自社で明日なにができるか、想像・決定することができます。
オンデマンド
開講日 |
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受講価格 |
59,000円(税込 64,900円) ※申込金5,000円(税込 5,500円)を含みます |
注意事項 |
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オンデマンド研修(人数100名まで)
開講日 |
2022年10月01日(土)
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定 員 | |
受講価格 |
550,000円(税込 605,000円) |
補 足 | |
注意事項 |
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