宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※それぞれカリキュラム、講師情報などが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
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【進化する検索アルゴリズムにも評価される あなたのサイトの価値の作り方を学ぶ】
自社サイトのマーケティングを担当しているが、なかなか検索順位が上がらない。会社から「SEO対策をしっかり行ってほしい」と指示されているが、どうすれば良いかわからない――
そんなWeb担当者の方はいませんか?
SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略で、Googleなどの検索エンジンでキーワードを検索したとき、自社サイトやコンテンツを検索結果の上位に表示させるために行う施策のことです。一度対策を行って上位表示されても、Googleの検索アルゴリズムは日々変化しますので、油断はできません。そのため、Web担当者は新しいSEOの知識を常にアップデートする必要があります。この「SEO基礎講座」では、成果の出やすい最新のSEO対策を学ぶことができます。
時間 | 講義内容 |
10:00-12:00 | SEOの戦略とプランニングの実践
・ユーザーエクスペリエンスと検索エンジンの関係 ・押さえておきたい技術的なSEO ・サイト移転、重複コンテンツ処理、正規化に関する処理方法 ・Q&A(SEOの質問・疑問に答えます) ・SEO対策のステップ ・自社サイトが重点を置くべきポイント ・Webサイトの成長段階 ・Webサイトによって異なるSEOの方向性 ・設定すべきKPI ・課題の発見方法 ・施策の優先順位 ・スマホSEOの基本 |
13:00-15:00 15:20-17:20 |
ユーザーと検索エンジンに評価されるWebライティングの極意 ・ユーザーとGoogleが求めるコンテンツとは ・ユーザーの利便性とは ・検索ユーザーの「意図」を探る ・"分かりやすい"コンテンツとは何か ・専門家ほど何言っているか分からん現象 ・どのレベルにまで論理的にすればよいか ・伝え方はマンガに学ぶ ・テキストの色分けルール ・共感してもらう記事の作り方 ・話者を活用する ・スマホを意識したコンテンツ ・"信頼されるコンテンツ"をつくるために ・定期的なブラッシュアップ ・デリケートな情報の扱い方 ・情報の信用レベル ・ワークショップ |
▶サイトのテキストやコンテンツを増やすことだけが目的になってしまっていませんか?
最近のSEO対策は、「コンテンツSEO」と呼ばれる方法が主流です。コンテンツSEOとは、良質なコンテンツをたくさん作成して、Webサイト上で継続して情報を発信する方法です。
良質なコンテンツが増えると、そのWebサイトはGoogleから「ユーザーの欲しい情報が掲載されている価値のあるサイト」と評価されやすくなり、検索順位の上昇が期待できます。さらに、検索からサイトに流入するユーザーが増えると、自社の利益につながります。
ただしこの方法は、キーワードをたくさん埋め込んだり、低品質コンテンツを大量につくったり、外部リンクをいくつも貼るといった過去のSEO対策とは違い、時間と手間がかかります。
SEO対策を行うときに意識するのは、Googleの検索結果です。Yahoo!も日本ではよく使われている検索サイトですが、Yahoo!の検索エンジンはGoogleの機能を借りているので、単独で対策を行う必要はありません。とはいえ、そこにYahoo!独自のアレンジが入るため、検索結果が全く同じになるわけではありません。
Googleはユーザーの利便性を第一に考えています。Googleが理想とする検索結果は、「ユーザーが欲しい情報が載っているコンテンツが提示されていること」です。
つまり、
・ユーザーが検索キーワードを入力すると、求めている情報が的確に得られるコンテンツが検索上位に表示される。
・ユーザーはコンテンツを読むことで疑問点が解決し、満足する。
これがGoogleの基本理念「ユーザーファースト」です。ユーザーファーストを徹底することで、さらに多くのユーザーにGoogleの検索を利用してもらうことがGoogleの目標です。
少し前までは、検索アルゴリズムの隙をつくようなテクニックが多く存在していました。
例えば、キーワードを羅列したり、大量の被リンクを購入してサイトに貼る「ブラックハットSEO」と呼ばれるものです。しかし、最近ではGoogleの検索アルゴリズムの進化によって、ブラックハットSEOは通用しなくなっており、逆に検索順位を下げる結果になっています。
かつて重視された被リンクの数を増やす方法は現在でも有効なSEO対策の1つですが、評価されるのはコンテンツの内容を評価して自然につけられた「ナチュラルリンク」のみです。これは「質の高いコンテンツには自然にリンクが集まる」という考え方に基づいています。最近のGoogleはナチュラルリンクと不自然なリンクを識別できるようになっていますので、小手先のテクニックは通用しません。
Googleは「ユーザーファースト」の理念を実現するために、常に検索アルゴリズムを進化させています。Web上に大量に存在するサイトの中から、検索キーワードに対して的確な答えを示すコンテンツ、つまりユーザーにとって役に立つサイトには高い評価を与え、検索結果の上位に表示させます。
Googleがどのようなサイトを評価するかは、Googleウェブマスター向けガイドラインに明記されています。ほかには、ページの読み込みや表示が速いサイト、モバイルフレンドリーなサイトに高い評価が与えられています。これもユーザーの利便性を考慮したものです。
SEO対策としての最近の主流は「ホワイトハットSEO」です。つまり、ユーザーにとって役に立つコンテンツを集め、Googleのガイドラインに沿って最適化されたサイトを作成することです。つまり、ただコンテンツを作って数を増やせばいいというわけではなく、良質なコンテンツを作成し蓄積して、サイトの資産にしていくことがコンテンツSEOの基本です。
コンテンツを作成する上で重要なのは、「このサイトのペルソナ(最も象徴的なユーザーモデル)はどういう人か?」「入力されたキーワードで表現された潜在的な問題は何か?」「ユーザーはどういう情報を求めているのか?」をよく考えることです。検索されたキーワードを表面的に解説するだけでなく、そこに表現されたユーザーのニーズに応えられるものこそ良質なコンテンツということができます。
検索アルゴリズムの進化により、SEO対策に必要なテクニックはどんどん減っています。現在のSEO対策のテクニックとしては、ユーザーが必要な情報に素早くたどり着けるようにタイトル、レイアウト、サイトの導線を工夫するといった基本的なことが主流です。そう考えると、一番効果的で重要なSEO対策はやはり、良質なコンテンツの作成ということになります。
▶この講座では、あらゆるWebサイトに共通するSEO対策と、自社サイト固有で選択すべきSEO対策の両面を学ぶことができます。具体的にはこんな人におすすめです。
自社サイトの作成やSEO対策を担当している方に必須の講座です。特に「新しく自社サイトの担当になったが、SEOについてはよく知らない」という方、「いろいろなサイトを見たり本を読んでも、実際にどうすればいいのかわからない」という方に最適です。
これまで作成していたWebサイトに、より的確なSEO対策を行いたいという方にもおすすめです。さらに、SEO担当者だけでなく、サイトの責任者の方が参加すると、自社サイトの問題点とSEO対策についての認識を社内で共有できます。
また、より効果的な集客方法やバズるコンテンツの作成、キーワードの選定、集客後の運用方法なども学べますので、すでにひと通りのSEO対策をしてきたという方にもご満足いただけるでしょう。
Googleは常に検索アルゴリズムを進化させています。Webコンサルタントの方には、あらためてSEOの基本を再確認できたり、最新の知識を身につける良い機会になるでしょう。
SEO対策の知識は、仕事としてWeb広告を制作している方にも必要です。
SEOと広告は違うと考えている方がいるかもしれませんが、SEOとPPC広告はキーワードを活用してユーザーを導くという点は共通しています。
Web広告を制作する際にもSEO対策を行い、集客して利益を上げる「コンバージョンする広告」が求められているのです。この講座で広告制作にも役立つSEOの知識を身につけましょう。
※講師は開催月によって異なりますので、詳しくは希望参加月の資料PDFをご覧ください。
渡辺 隆広氏
SEOスペシャリスト。日本のSEO黎明期である1997年よりSEOサービスを開始。2002年に会社設立(株式会社イー・プロモート)後、ネット広告代理店を経て、現在に至る。SEO分野での第一人者として多くの執筆・講演活動で活躍中。主な著書に「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」「Googleコアアップデートの読み解き方」など。専門誌・サイトで多数の連載記事を担当し、その高い専門性で人気を博している。
松尾 茂起氏
株式会社ウェブライダー 代表
関西学院大学経済学部を卒業後、音楽系の制作会社に勤務し、大手舞台音楽などの制作に携わる。その後、2005年にフリーランスとして独立し、自身の楽曲のネット販売などをおこない、さまざまなプロジェクトを成功させる。その成功体験を活かし、2010年に株式会社ウェブライダーを設立。検索集客を軸としたWebマーケティングのコンサルティングやコンテンツ制作を手がける。これまでにプロデュースした主なコンテンツは「沈黙のWebマーケティング」「沈黙のWebライティング」「美味しいワイン」など。沈黙シリーズは書籍化され、それぞれAmazonランキングのベストセラーに。セミナー講師としても、「CSS Nite」や「ad:tech」、宣伝会議「編集・ライター養成講座」などで登壇。Web制作に関わる方のためのセミナーイベント「CSS Nite」では年間ベスト・スピーカー賞を4度獲り、殿堂入りを果たす。音楽家としても活動しており、アーティストのライブサポートや、各種テーマソング制作、「国民文化祭 京都」などのイベントや京都の貴船神社などに楽曲を提供。
▶SEO対策を正しく行えば、ほとんどのサイトで一定以上の効果が出ます。手間と時間はかかりますが、Webサイトに多くのメリットをもたらすでしょう。
テクニック重視のSEO対策が主流だったときは、小手先のノウハウに右往左往した結果、不安定な成果しか上げられませんでした。
しかし、主流はコンテンツSEOに変わりました。ユーザーの役に立つコンテンツ作成を心がけて作られたWebサイトは、検索アルゴリズムが変化しても簡単に評価が下がることはありません。良質なコンテンツが多く掲載されていれば、商品やサービスではなく、コンテンツ自体の内容を目当てにしたユーザーも多く訪れます。その結果、既存ユーザーだけでなく、新たなユーザーにも自社製品を知ってもらうことができ、製品だけでなく企業自体の認知度や好感度も上がります。これが「ブランディング効果」です。
サイトへのアクセスを集めるには、SEO対策のほかにPPC広告(検索連動型広告)という手法があります。これは自社サイトへのリンクをGoogleの広告として検索結果よりも良い位置に表示させる方法です。しかし、PPC広告はユーザーがリンクをクリックするたびに、Googleに広告料を支払うことになります。つまり、多くのアクセスを集めるためには、それなりの予算が必要になるということです。
一方、コンテンツSEOなら、サイト作成時に手間や時間、人手などのコストがかかりますが、広告料が必要になることはありません。良質なコンテンツを詰め込んで作成されたサイトは、検索結果から集客する予算を低く抑えることができるため、費用対効果に優れたサイトであるといえます。
現実の店舗を利用した商売では、自社よりも伝統があり、規模の大きな会社の集客力を上回るのはとても難しいことです。しかし、Webサイトの場合は違います。良質なコンテンツを多く掲載した新規サイトが既存サイトより上位に表示されることは決して珍しくありません。つまり、正しくSEO対策を行えば、自社サイトよりも古くから存在する集客力の大きなサイトに対しても、十分対抗できるのです。
宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※それぞれカリキュラム、講師情報などが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
オンデマンド配信
ライブ配信
会場移動なく、オフィスや在宅で、チャットを活用しながら双方向でのオンライン受講が可能です。
教室開催
万全の感染対策の整った会場において、対面で、講師による直接指導を受けることが可能です。