スマホなどのマルチデバイスに対応したWebデザインをする時に、構造やシステムを理解していないと、PCサイトでは正常に表示されたのに、スマホではレイアウトが崩れているといったことになりかねません。Webデザインは見た目だけでなく、目に見えない裏側の構造やユーザーのデバイスのOSやWebサーバーの仕組みといった環境までを理解してデザインを進めていくことが必要となります。
そしてWebのデザインには一定のセオリーがあります。例えば「サイトの左上にはサイトのロゴが配置されている」、「ページの上部やサイドにはナビゲーションがある」となどです。そうしたルールを押さえて制作することでユーザーは迷わずに目的ページに辿り着くことができます。
そこで宣伝会議では見た目と仕組みを何となく理解して済ませるのではなく、グラフィックとの比較から、Webの特性を整理し、Webならではのデザインに仕上げるためのセオリーを学ぶ「Webデザイン・ディレクション基礎講座」を開講します。
目に見える部分だけの理解ではなく、
把握すべきはWebデザインの原理・原則、そして仕組み。
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一度はしっかり学んでおきたいWebの3大特性を学びます。
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実装は外注するにしても、個々の具体的な技術がWebの裏側でどのように機能しているのかまで理解をしていないとディレクションすらできません。図のような個々の技術が持つ特徴とその活用法について学びます。
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Webの案件を円滑に進めるためには、クライアント目線からの要望とWeb制作の作業とを翻訳しながら進めることが必要です。例えば「○○みたいなサイトにしたい」という要望があった際にそれはどんな技術を使っているのか、それを使うためにはどのくらい予算がかかるかを理解していなければ、見積もりも提示できず、指示も出せません。発注や打合せをする際に、最低限知っておきたいWebの共通言語について学びます。
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プロジェクトを管理するには専門知識や技術だけが必要な訳ではありません。多くのタスクとプロセスを管理しながら進めることも同時に求められます。そのかじ取りを企業の担当者が行うことで、定められた期限の中で目的を達成することができます。本講座では限られた予算・期間で目的を達成するプロジェクトマネジメントのノウハウを学びます。
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多くの企業担当者がWeb制作会社とのやり取りがうまくいかないと悩んでいます。その多くは少しでも価格を押さえようと、要素だけでなく構成まで踏み込んで定義しようとしていることに共通点があります。何となく良いものが上がってきていると思う一方で、それで本当に良いのかと疑問を感じているなら、すぐに発注の仕方を見直すべきです。プロジェクトを進めるにあたって知っておくべきこと・準備すべきものについて学びます。
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ユーザーの期待に応えることができなければ、サイトはその目的を果たすことはできません。コンテンツは、ユーザーのニーズと自社のビジネスゴールとのギャップを埋めるためのユーザー体験を提供することが必要です。そうするとデザインも、サイト構造も自ずとターゲットとなるユーザー起点で設計することが求められます。コンバージョンを促すコンテンツと、それが伝わる構造の作り方を学びます。
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Webページはヘッダー領域、ナビゲーション領域、コンテンツ領域、フッター領域の4つの領域から成り立っています。この領域ごとの特徴をおさえていないとデザインをブラウザのウインドウ内へどう配置するかが決められず、レイアウトができません。ユーザーに発信したい情報を載せるだけでなく、見やすく、使いやすくなければ目的とする情報は伝わりません。
ウェブなどのメディアのデザインやプランニング、コンサルティングとともに、デザイン関連の書籍や雑誌の執筆も手がけている。東京造形大学非常勤講師。主な書籍に『フラットデザインの基本ルール Webクリエイティブ&アプリの新しい考え方。』(インプレス)『ビジネス教養としてのデザイン 資料作成で活きるシンプルデザインの考え方』(インプレス)『デザインの授業 目で見て学ぶデザインの構成術』(MdN)などがある。
メディア表現研究科修士課程を修了後、2010年1PAC.INC.にデザイナーとして参画。
ウェブサイト、アプリ、サイネージなど主にデジタル媒体向けのUXUIデザインの経験を経て、アートディレクターとして複数の案件のクリエイティブを牽引しながら、プレイヤーとしてもデザイン、フロントエンド開発、アニメーションなど幅広く活動している。
主な仕事に富士フイルム株式会社、株式会社ベネッセコーポレーション、パナソニックホールディングス株式会社など。
プロジェクトを進めるにあたり、発注側・受注側双方の立場での気をつけるべきポイントを知ることができたので、早速役立てられる。
Webに関する前知識がなく不安だったが、講義内で押さえておくべき基礎知識から、Webサイトの最新のトレンドまでを学ぶことができた。
creativetyの高さが大変刺激になりました。もっとユーザー側の体験を想像することで、顧客の満足度を上げることができそうです。
特に役割と責任の体制については学びとともに耳が痛い話も多かったです。
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
10:00〜13:00 |
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14:00~17:00 |
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※上記内容は作成時のカリキュラムです。最新動向に応じて、講義内容は適宜アップデートしてまいります。予めご了承ください。
概要 | ||
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受講形態 | 東京会場(南青山)開催&オンライン(Zoom)開催 | |
開講日 | 2025年3月19日(水) | |
講義時間 | 10:00~17:00 | |
定 員 | 30名 | |
受講のご案内 | ※オンライン配信でご受講の皆様へ 【実施方法について】 本講義はオンライン配信にて実施をいたします。 インターネット回線が安定した環境下で、PCでご受講できる環境をご用意ください。 【申込期限】 前日までのお申込みとなります。 【実施上の注意】 本講義は、オンライン配信講義となります。 宣伝会議表参道セミナールームでの講義の様子をオンタイムで配信します。 【受講上のご案内】 ・講義はテレビ会議ツール(Zoom)での配信となります。 ・受講の方法については宣伝会議より前日までにメールにてご連絡をいたします。 【受講上のルール】 ・本講義の講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。 上記が確認された際は、弊社のサービスの利用停止と、法的措置をとらせていただく可能性があります。 【配布資料について】 当日の講義で使用するテキストはPDFでの送付となります。ご案内メールにてご確認ください。 ※一部投影のみの資料がありますので、予めご了承ください ※教室でご受講の皆様へ 【実施上の注意】 ・本講義は教室でのご受講となります。 ・定員に達した場合締め切る場合がありますのでご了承ください。 【受講上のご案内】 ・当日は弊社8Fセミナールームへお越しください。詳細はお申込み後、別途ご案内メールをお送りいたします。 【レジュメについて】 講義資料は当日配布いたします。 |
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受講料金 | 1名受講 ライブ講座 (オンライン・教室) |
59,000円(税込64,900円) 申込金5,000円(税込 5,500円)含む |
受講対象 |
●企業のWeb担当者 ●広告制作会社、Web制作会社のディレクター、デザイナーSP会社、印刷会社のデザイナー |
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注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。 教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。 オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。 詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。 |