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元キーエンスの企画担当から、売れる商品開発の型を学ぶ
BtoB商品企画講座
~顧客ニーズの掴み方~
「ヒアリングに基づいて商品を開発したが、売れなかった…」はなぜ起こる?
それは、要望をそのまま「顧客ニーズ」と思い込んでいるから。
毎年、数えきれないほど新しいものが生まれる法人商品・サービス業界。巨大なシェアを誇るサービスがある一方、人知れず消えていくサービスも数多く存在します。似ている商品のはずなのに…この違いはなんでしょうか?本講座では、キーエンスの元新商品企画担当のスペシャリストが、その差を体系的に明らかにします。
一番の肝と言える「顧客ニーズ」を掴む方法から、ニーズの構造化、アイデアのブラッシュアップ、そして具体的なコンセプト立案・ビジネスモデルづくりなど、販売まで負けないBtoBビジネスの商品企画の全ステップをわかりやすく解説します。
講義のポイント
こんなのが欲しい!」を商品化したはずなのに、成果が出ないのはなぜか?
"3つのポイント"
Point1: 「ニーズ」か「わがまま」か判断できていない
特定の誰かから聞いた要望を、そのままニーズだと思い込んでしまうケースが多くあります。しかし、一人だけの声を元にして商品を作っても、その人だけが満足するという結果になりかねず、失敗するリスクが高まります。出てきた要望は、まずは「わがまま」として考えましょう。同じような仕事をしている人から同じような要望が出てきて初めて顧客ニーズと捉えることができます。
Point2: 顧客の「主観」や「意見」を鵜呑みにしてしまっている
「こういうものがあったらいいな」という担当者の声や、担当者自身が知っている知識や想像でつくりあげた作文は、ニーズと切り分けて考えます。本当の顧客の声だけを拾い上げる力を養います。
Point3: 「ニーズ」と「ブーム」を見極められていない
ブーム(話題)とは、言葉などが先行し、実態があまり伴っていない現象を指します。BtoBビジネスは、目的があっての購買であり、ブーム的な購入はほぼありません。ブームとニーズは丁寧に見極めましょう
講座で学ぶこと
01 顧客ニーズの正しい集め方
高杉氏の講義資料より
前提として、顧客ニーズは重要ですが絶対ではありません。一社や一人だけの要望である可能性や、担当者の意見である可能性があり、注意が必要です。本講義では顧客の声をどう解釈すればいいのか、見分ける際の注意点やマインドセット、ただの要望ではなく、現状の事実や状態を正しく押さえる方法を学びます。
02 集めたニーズを構造化し、ビジネスとして通用するアイデアに磨き上げる
高杉氏の講義資料より
ニーズを構造化して捉えるためには、『開発情報』の視点が必要です。開発情報とは「なぜその商品が必要なのか」「既存の商品はどんなもので、なぜ駄目なのか」といった、現状の状態や事実に関する情報です。「いつ必要なのか」や「競合はどこなのか」といった売買に関する情報(営業情報)と混ざってしまうと、間違ったニーズを引き出してしまうことに繋がるため、意図的に分けて管理することが重要です。本講座は情報を整理し問題点を浮き彫りにする手法や、セグメント管理表などを用いて目指すべき商品へとブラッシュアップする工程を解説します。
03 アイデアを「勝てる商品」の企画案にまとめる方法
本講義では、企画としての完成度をより一層高めるために、ビジネスプランを可視化します。競合比較表などを使用した競合商品の調査や、ニーズの構造化を基にした販売価格(値付け)のイメージづくり、そして、コンセプトシートの作成工程を丁寧に解説。BtoB商品企画のはじめから終わりまで、非常に細かく体系的に学ぶことができます。
講師紹介
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コンセプト・シナジー
代表取締役
高杉 康成(たかすぎ やすなり)氏
経営学修士(MBA)。中小企業診断士。日本を代表する高収益企業キーエンスの元新規事業・新商品企画担当。経営コンサルタントとして独立後、BtoBマーケティングのスペシャリストとして、モノづくりだけではなく、ソフトウエアサービスなど様々なビジネスの立ち上げを支援。得意分野は、ビジネスの高付加価値化、勝ち筋戦略の立案。日経ビジネスオンライン、ダイヤモンドオンラインなど掲載多数。著書は「最強ソリューション戦略 日本経済新聞出版社」、「超高収益商品開発ガイド 日本経済新聞出版社」など
カリキュラム
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
第1部 | BtoBビジネスの本質 ・BtoBビジネスの3つの特徴 ・BtoB商品企画の基本的な流れ ・商品企画と商品開発の違い |
第2部 | アイディアを創出する
・顧客からのニーズから考える ・社会の変化から捉える |
第3部 | アイディアを磨く ・ニーズの構造化 ・現状方法を掘り下げる ・ニーズの強度を捉える ・ニーズの構造化のための開発情報 ・トレンドフロー ・セグメント管理表の作成 ・商品仕様・特長の検討 |
第4部 | コンセプトを立案する ・セグメント管理表の狙い ・セグメント管理表とビジネスプラン ・競合商品の調査 ・3T分析 ・販売価格(値付け)のイメージ ・コンセプトシートの作成 ・主観の客観化 |
※カリキュラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。
概要・パンフレット
概要 | ||
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受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 | |
受講のご案内 | 【実施上の注意】 | |
受講料金 | 1名受講 | 59,000円(税込64,900円) |
100名まで | 550,000円(税込 605,000円) | |
オンデマンド研修について | ・(受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。 ・(視聴開始日)視聴開始日は、数日~数カ月先の指定も可能です。受講者への事前連絡も想定し、余裕をもった申込みをお勧めします。 ・(視聴期間)視聴期間は14日間で、延長キャンペーン対象外です。 ・(対象)対象は、同一の企業・団体の従業員の方です。親会社・子会社・関連会社の従業員の方は対象外となります。 | |
割引チケットについて | ※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 | |
受講対象 | ・BtoB商品(特にアプリ、ソフトウェア、システムなどの無形商材)の企画・開発担当者、マーケティング担当者 | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 |
・1名単位でのご受講は「1名受講」
・部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。
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