これは2007年にドイツで開催されていたアートイベント「ドクメンタ12」のガイディングシステムで、フィーア・フュンフというドイツのデザインユニットによるものです。
ガイドのサインにしては非常に読みにくくて、落書きのようですよね。
でも実はすべての文字が書体になっているんです。僕はWebや雑誌で見たんですが、そこにある彼らのインタビューで「書体は私たちが生きている時代を表象するものだ」ということを話していた。それを読んだとき、自分と同じような考えを持っている人がいるんだと、とても勇気づけられたことを覚えています。