住友生命保険は新商品の発売に先駆け、ティザー広告を公開した。同社プロモーションの代名詞でもある「1UPシリーズ」から、引き続き俳優の瑛太さんを起用しつつ、全く新しい展開になっている。


テレビCM「Vitality この夏、上陸」篇。
新しい市場をつくるためのティザー広告
この夏、住友生命保険は新たに"住友生命「Vitality」"という健康増進型保険を発売する。Vitalityは20年前、「平均寿命が短い」という課題を解決するために南アフリカで開発された。加入者の健康増進活動を評価し、保険料に反映したり、活動のインセンティブにパートナー企業からの特典を用意したりと仕組みが新しい。同社はこの仕組みを日本で浸透させるべく、4月19日からティザー広告を展開している。
同社 ブランドコミュニケーション部 藤本宏樹さんは「日本は長寿大国ですが、健康寿命とのギャップは大きい。そうした現状に対して、リスクに備えるだけでなくリスクを減らすことにも寄与するVitalityは新しい価値が提供できます。ただ、これまでにない商品なので、その価値をどう伝えて市場を創っていくか、そこから始める必要がありました」と話す。

Webムービー「4種類の男」。
CMとWebそれぞれに持たせた役割
同社の保険商品「1UP」のプロモーションも手がけるTUGBOAT CMプランナーの麻生哲朗さんはVitalityの説明を受け、単に「保険の新しい商品」と訴求しては内容を伝えきれないと感じたと言う。
「保険に入ることが日々のモチベーションにつながる、という経験は誰もしたことがありません …