今年2月、伊勢丹の包装紙がリニューアルして新登場した。アートワークを手がけたのは、フランス人アーティストのフィリップ・ワイズベッカーさんだ。


伊勢丹の新しい包装紙。タイトルの「radiance」は、光が放射状に広がるの意。デザインだけでなく、紙自体も三越の包装紙と同じ古紙を含んだものに変更した。©Keita Tamamura
コミュニケーションアイテムの見直しの一環でリニューアル
白い紙の上に、赤、黄、緑の手描きの線が途切れることなく広がっていく。伊勢丹の新しい包装紙は、伊勢丹のショッピングバッグのタータンから3つの色を取ってデザインされた。多角形の輪郭線をモチーフにデザインされた線は1本1本色鉛筆で引かれ、直線の中にも温かみが感じられる。線に囲まれた空間には「I・S・E・T・A・N」の6文字がさりげなく配置され、見る人に発見の楽しさを与えてくれる …