営業にこそクリエイティブの力が必要だと感じた。
そこで受講を決意

長木 唯 さん
Omelette株式会社 コンサルティング事業部 事業部長

―まず担当されているご業務を教えてください。 現在、シニアマーケティング支援を担当しており、その中で「らくらくコミュニティ」というシニア向けのSNSへの広告出稿事業ではアカウントエグゼクティブとして、営業から制作まで一貫して担当しています。


―職域が変化される中で、オンデマンド版コピーライティング講座を受講された動機を教えてください。 業務の中心は営業で、クリエイティブの制作についても専門家がいるので、自分自身の業務に必須という訳ではありませんでした。しかし、対社内・対社外でもクリエイティブの知識があればもっと周りの役に立てるのではないかと感じていました。
対社内ではライターやデザイナーにクライアントの意向を伝える際に、漠然とした状態で相談してしまう事で業務の負荷をかけてしまっている様子を感じていました。 また対社外においては、施策の提案をする上でクリエイティブな話ができない事でクライアントが漠然とした想像しかできず、受注を逃す要因のひとつになっているのではと感じていました。 そのため、自身でもクリエイティブについて考えられる力が必要だと思いました。


―なぜ宣伝会議にしたのですか? 宣伝会議の講座を受講したメンバーが多くいた為です。ライティングで一緒に仕事をしているメンバーや当社の役員まで、宣伝会議のキャッチコピーの講座を受講した実績があって推薦されたことが直接の要因でした。ただ毎週通うことは厳しいので、オンデマンドがあると聞いて参加しました。


―実際に受講してみてどうでしたか? 受けて良かったと感じています。第1回目を受講した際に「型があるんだ」「プロも型をもっているんだ」と知れたのは、それだけで受講の価値があったと思いました。
YouTube等の無料の動画や本だけでは学べなかった事でした。


長木さんは学習用に通常サイズではなく、大型のノートを準備。

長木さんは学習用に通常サイズではなく、大型のノートを準備。


―「コピーに型?」と思う方もいるそうですが、コピープラットフォームを使ってコピーを考えていくことについては? 私も当初はそのように考えていました。「皆さんイマジネーションが豊かで、キャッチコピーもポンポン浮かんでくるだろうな」と受講する前は思っていました。ただ、ちゃんと型(コピープラットフォーム)に落とし込んでいくと、無理なくWhat to say だったりHow to sayができあがるので、型や考え方を知る事はかなり大切だと実感しました。また、私は以前からWhat to say を考える事で迷う事が多かったのですが、プラットフォームを使って考えていくと自然とWhat to say とHow to say が出来上がっていくので本当に魔法のようでした。


―その「What to say」 を12個考え続けたことについてはどうでしょうか? 同じ視点のみでキャッチコピーを12個考えることの方が大変だと感じるので、What to sayを4つの視点で考え、12個のキャッチコピーにしていくことは楽しかったです。最初に自分でまとめたシートから12個違う視点でメッセージを作っていけることができ、視点の整理がとても重要な事も学べました。


―「受講後の成果」についてはどうでしょうか? 凄く変化したと思います。デザイナーやライターに私の考えを渡すことができるようになった事で、以前よりは業務の負荷も減らせたのではないかと思います。また、一緒により良いクリエイティブについて話ができるようになった事も嬉しかったです。
また、クライアントにクリエイティブの提案もする事ができるようになった事で、話がスムーズに進む実感があります。
営業担当の場合、クリエイティブは必要と思われない業務ですが、営業の精度を高めるという意味でとても力になった受講でした。


What to say を12個考え続けたことについてはいかがでした? 前までは、とにかく「何を伝えたら良いか」を漠然と考える状態になっていましたが、今では型で教えてもらった4つの軸を意識することで、「今だからこそ言えることって何だろう?」を突き詰めて考えることができるようになりました。