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廃止先送りで「時間的な余裕が生まれた…」と胸をなで下ろしている担当者へ。今からの段階的な対策が、2025年以降のマーケティング成功の鍵を握ります。
サードパーティーcookie規制に
伴う対策講座
サイトの閲覧履歴を企業が把握しにくくなる、cookie規制。
「大変そうだったから、なんの手も打っていなかった」では廃止開始後、Web広告はもちろん、データ利活用や通常のデジタルマーケティングに影響が出る可能性も。
データの利活用に際して、ユーザーのプライバシーが重視されている背景から、広告に関わる部分においてCookieの規制が進んでいます。2024年4月には米グーグルが、サードパーティーcookieを「2025年以降」段階的に廃止すると公表しました。
2025年からの廃止とはいえ、企業のデータ整備状況に応じて段階的に策を練らなくてはならないため、対象となるデジタル広告の把握、そして今からの迅速な対応が必要です。cookie規制への対応は手間もかかりますが、データの不適切な取り扱いなどトラブルが起きた際に、企業の評判を下げるリスクも大きいため必要不可欠です。
Web広告会社、広告代理店、事業会社、広告主企業などのデジタルマーケティングの担当者には、今まで以上に正しい知識が求められます。また、自社に合うcookieの代替手段を早急に見つける必要があります。
このような方に最適な講座です
cookie規制についての対応は、
2025年以降に考えればよいかと言えば、そんなことはありません。
すでに広告の配信において、大きな影響が出始めています。
理解の手順
規制背景から法令知識、サードパーティーcookieの仕組み、cookieに代わるアプローチ手法まで、法的側面と技術的側面から「cookie規制」を理解する
講座で学ぶこと
01 廃止開始前に知っておきたい、cookieの基礎知識と2つの法改正とは?
今までは、サイトが書き込んだ情報が収集・分析され、ユーザーの属性や興味に基づいて配信する「行動ターゲティング広告」が可能でした。しかし、これからは従来のようなブラウザー上の広告はほぼ不可能になります。まずはこれらの仕組みを理解するために、cookieとはそもそも何か、規制される理由、これまでの法改正などを学び、もれなく現状のcookieに関する知識を得ます。
02 影響を受けるデジタルマーケティングは?
サードパーティーcookie規制で、全てのデジタルマーケティングが出来なくなるわけではありません。「行動ターゲティング広告」や「コンバージョン計測」は影響を受けますが、SNSのユーザーデータを利用したターゲティング広告や、ECの購買履歴を利用したECプラットフォーム内の広告は規制の影響を受けません。本講義では、デジタル広告の「配信」と「効果測定」における、cookie規制の影響範囲を学びます。
03 ファーストパーティーcookie(1st Party Cookie)の活用方法とは?
本講義では、サードパーティーcookieに代わる「プライバシーサンドボックス」と呼ばれる仕組みなどの、様々な代替手段はもちろん、コンバージョン計測をする上で重要なファーストパーティーデータを企業で活用するための、具体的なステップをご紹介します。
04 ファーストパーティーデータ活用で重要な「同意」とは?
「同意」とは「第三者提供の同意」のことです。ファーストパーティーデータを活用する場合は、個人情報の第三者提供となるため、顧客の同意取得が必須です。本講義では、同意を取得する際の画面例(サンプル)や、cookieポリシーを含むプライバシーポリシーの利用目的の書き方まで、明日から活かせる実践知が学べます。
講師紹介

博報堂DYホールディングス
マーケティング・テクノロジー・センター 室長補佐
西村 啓太氏
The University of York, M.Sc. in Environmental Economics and Environmental Management修了、およびCentral Saint Martins College of Art & Design, M.A. in Design Studies修了。 株式会社博報堂コンサルティングにてブランド戦略および事業戦略に関するコンサルティングに従事。株式会社博報堂ネットプリズムの設立、エグゼクティブ・マネージャーを経て、2018年より博報堂DYホールディングスにて研究開発および事業開発に従事。2019年より株式会社Data EX Platform 取締役COOを務める。2020年より一般社団法人日本インタラクティブ広告協会(JIAA)にて、データポリシー委員会、Consent Management Platform W.G.リーダーを務める。
現場で実践する力を習得する!
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カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
第1部 | cookie規制の内容とビジネスへの影響を知る ・なぜcookieを取り締まる必要があるのか? ・ファーストパーティーcookie(1st Party Cookie)とサードパーティーcookie(3rd Party Cookie)の違い ・cookieの規制はいつから始まるのか? ・cookie規制の主な対象は? ・cookie規制の具体的な内容とは? ・企業の広告の「配信」と「効果測定」に影響が ・影響を受けるデジタルマーケティングの手法一覧 ・cookieは法律でも規制されているのか?(関係する「個人情報保護法」と「電気通信事業法」の理解) ・規制対象の企業とは? |
第2部 | 企業が行うべきcookie規制への対応を知る ・cookie規制に向けて何をすればいいのか? ・Google Privacy Sandbox ・ファーストパーティーcookie(1st Party データ)の活用 ・共通IDの活用/共通IDの2大サービス ・推定IDの活用/日本国内で提供されている推定IDのサービス ・コンテクスチュアル広告 ・ファーストパーティーcookie(1st Party データ)の活用で重要な「同意」とは? ・第三者提供の同意取得が重要に!規約・個人情報の取扱い・プライバシーポリシーの利用目的の書き方(よくある文言例 など) |
概要・パンフレット
概要 | ||
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受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 | |
受講のご案内 | 【実施上の注意】 | |
受講料金 | 1名受講 | 59,000円(税込64,900円) |
100名まで | 550,000円(税込 605,000円) | |
オンデマンド研修について | ・(受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。 ・(視聴開始日)視聴開始日は、数日~数カ月先の指定も可能です。受講者への事前連絡も想定し、余裕をもった申込みをお勧めします。 ・(視聴期間)視聴期間は14日間で、延長キャンペーン対象外です。 ・対象は、同一の企業・団体の従業員の方です。親会社・子会社・関連会社の従業員の方は対象外となります。 | |
割引チケットについて | ※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 | |
受講対象 | ○インターネット広告会社、広告代理店、Web広告を運営する企業、事業会社のWebマーケティング担当者 |
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