書籍『「よそ者リーダー」の教科書』(吉野哲/ダイヤモンド社)
孤立無援の新天地で期待された成果を生み出す
“よそ者リーダーとしての実践論”を学ぶ
多様な働き方が推進され、人材の流動化が進む現代において、異動や出向、別部署のマネージャーの兼任など、すでに人間関係や風土、文化ができあがっている“アウェー”のコミュニティに送り込まれ、「外から来た“よそ者”」の立場でいきなりリーダーを任せられることは、誰にとっても他人事ではなくなっています。そのようなハンディキャップを背負った状態から始まる“よそ者リーダー”が人を率いて、期待された成果を生み出すためには、経営理論やマーケティング書籍からは学べない、現場での経験知が必要です。本講座では、「よそ者」「凡人」「素人」という悪条件を背負いながら、数々の組織を率いてきた著者 𠮷野氏から、その経験と失敗をもとに、現場で生きる具体的な「心得・マネジメント・実務」の3要素を身につけます。
この講座で得られるもの
- 孤立無援の新天地で成果を生むリーダーの行動を理解する
- よそ者リーダーに適したリーダーシップの取り方を学ぶ
- 変化の大きい改革を推進するプロジェクトの進め方が分かる
- 個々のメンバーと組織の目的と合わせるマネジメント法を知る
- 着任後にやっておきたい、具体的な実施項目を理解できる
このような方に最適な講座です
経営理論やマネジメント本では突破できない。
「よそ者」「凡人」「素人」の悪条件下で成果を生む
実現場で活きる実践知を身につける
講座で学ぶこと
01 “よそ者リーダー”として人を率いるための姿勢を理解する
ある日突然、専門外のリーダーを任される…ビジネスの世界ではこうした事態はしばしば起こります。リーダーという立場自体はビジネスパーソンとしては非常に魅力的でしょう。しかし、一流のカリスマなどではない限り、孤立無援のコミュニティは成果を生み出すうえでハンディキャップ以外の何物でもありません。さらに、そのような新しいリーダーに求められていることの多くは「イノベーションへの期待」です。本講座では、反発の多い状況下でも周囲の合意を得て、協働して成果を生み出すための“よそ者リーダーに求められる姿勢”を著者の実体験を通じて学びます。
02 会社の目的にメンバーのベクトルを合わせるマネジメント
“よそ者リーダー”として着任した直後はこちらだけでなく、メンバーももちろん自分らしさを隠し、相手の腹の内を探っているような状態です。そこでメンバーから実力を推し量られるような態度を取られることも少なくありません。しかし、そういった表層的な面のみでメンバーを見てしまうと、本来熱量の高い優秀なメンバーの力を引き出せる可能性を自ら潰してしまいかねません。本講座では、新天地でのマネジメントに重要な土台となるキーパーソンの見つけ方や、メンバーを一体化させ、力を与えるための重要なビジョンの見せ方など、新たなメンバーを「見極め、動かし、まとめる」ための具体的な考え、マネジメント手法を理解します。
03 スタートダッシュをかける着任後100日間の実務
着任以降、スピーディに仕事を進めていくためには、まず自分自身のスケジュール確認が欠かせません。既に半分以上の日程のスケジュールが抑えられているような状況も少なくありませんが、“よそ者リーダー”にとって成果創出までのスピード感は特に見られている部分でもあるため、自身が達成するべきための成果をグリップしておくことが何より重要です。本講座では、実際に著者が”よそ者リーダー”として着任してからの100日間を失敗談も含めて、具体的に理解します。困難を疑似体験することで、同じ轍を踏まないように成果までの道筋を描くことができます。また、想定以上に着任した組織が疲弊していた場合や、コロナ禍のような緊急事態で事業運営をすることになった時の危機を乗り越える具体的対応策も学びます。
講師紹介

吉野事務所
代表
𠮷野 哲
1958年生 中央大学卒業後1982年㈱伊勢丹入社。MD本部バイヤー、ファイナンス子会社に経営企画担当を経て退社。 2000年に㈱サザビー(現サザビーリーグ)に新規事業企画を提案、同年大型専門店事業(株)エストネーションを設立。 2004年に経営再生中の福助(株)の経営に参画。10年間代表取締役社長を務める。 2015年福助社長退任後、上場企業の社外取締役(現職)、生活雑貨の卸売業・小売業2社の代表取締役社長(~2019年)に就く。 その後、数社のアドバイザーを受託、2021年からは再建途上の企業の経営に参画、2023年4月より代表取締役に就任。(現職)。
現場で実践する力を習得する!
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カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
第1部 | 「よそ者リーダー」として乗り込む心構え ・新天地で真に求められる姿勢・態度 ・「よそ者」「凡人」「素人」三重苦のリーダーがすべきこと ・自らの「今」を知り「謙虚さ」を武器にする ・リーダーとしての「バランス感覚」 |
第2部 | 「よそ者リーダー」の人心掌握マネジメント ・人を見極め、動かし、まとめる ・社内のベクトルを合わせ一体感を醸成する ・優秀な人材を手放してしまった失敗談 ・組織への熱量が高い社員を大事にする |
第3部 | 「よそ者リーダー」着任後100日の実務 ・乗り込む企業・組織の現状とポテンシャルを掴む ・組織のステージにあったリーダーシップを発揮する ・向こう100日間のスケジュールを確認する ・危機を乗り越えイノベーションを起こす |
概要・パンフレット
概要 | ||
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受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 | |
受講のご案内 | 【実施上の注意】 | |
受講料金 | 1名受講 | 20,000円(税込 22,000円) |
100名まで | 550,000円(税込 605,000円) | |
オンデマンド研修について | ・(受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。 | |
受講対象 | 異動や出向、新規プロジェクトによる別部署との協働などにより | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 |
・1名単位でのご受講は「1名受講」
・部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。
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