受講の種類について
宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※それぞれカリキュラム、講師情報などが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
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教室開催

万全の感染対策の整った会場において、対面で、講師による直接指導を受けることが可能です。

講座について
開講の背景
住宅不動産会社は、単に「住宅や不動産を建てる」だけの従来の役割から、「街自体の魅力や価値を上げることのできる能力」が求められるようになっています。これは、家単体では人々が希求する生活の質を向上・担保することが困難な時代に入るためです。
人口が減少し、物件自体を購入する層の絶対的な数が減少期に入る一方で、家そのものは増え続けており、全国の空室率は年々上昇の一途辿っています。そのような中、住宅単体の品質面でのクオリティは上限まで達し、魅力として認知されるような明確な差別化は、年を追うごとに厳しくなっています。結果、街・地域自体に魅力がなければ、他県や他のエリアから居住者を惹きつけることが出来ないばかりか、人口流出は止められず、若い世代が極端に少ない街へ突き進むことになります。そこで、この街・地域ブランディングの手法論が必要とされています。
しかし、この地域ブランディングは企業ブランディングと違い、実現まで時間を要すこと、また主体者が多くなる(行政、不動産会社、居住者、移住者など)為、コントロールが難しいという側面があり、強烈な個性を意図的に持たせることに成功した事例は少ないものがありました。しかし近年、取り組みにより人口を増加させた地域、街、エリアが数多く生まれています。これにより、合計特殊出生率が全国平均を上回り、税収も増加、またテナントの増加による収益増が街に活気を生み、この循環がさらなる活気を生む源泉になっています。このように、これから始まる地域・街間での競争に勝つためには、このブランディングの手法が必要となるのです。
そこで本講座では、「街・地域のブランディング」手法の理解を通じて、物件購入・移住検討者との新たな接点の作り方を学び、街・地域の価値を高める方法を理解します。
学ぶポイント
01 街と地域の価値の見つけ方を知る
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物件自体で魅力で勝てていた時代から、よりその街や地域が持つ魅力が勝負を分かつ時代へと、価値の軸が移動しつつある今、「選ばれる不動産事業社」となるために積極的に“魅力づくり”に関与できる能力が必要です。不動産事業社として、中広域の移住検討者を引き寄せることのできる能力は、地域のステークホルダーから大きな信頼にも繋がります。
その為には、街の個性の見つけ方、そして個性の作り方を熟知しておくことが必要です。そこで本講座では、そもそも価値ある魅力とは何か?を知り、日々の活動に落とし込む方法をお伝えします。
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02 「シビックプライド発想」を学び、地域住民の積極的な参加を促す
不動産デベロッパーの役割は「住宅を建てて、効率的に売ることがビジネス」の主な役割でありました。しかし現在、ブランド資産となる「持続可能な街づくりビジネス」へと、新たな取り組みが求められる時代になりました。そこで鍵となる考え方が「シビックプライド発想」です。
この考え方を応用することで、定住人口・流入人口・交流人口・関係人口の4つを向上させることに繋がりますが、これらを持ったブランド資産となる街には、地域住民や入居者に、長期で愛されることが必須となります。
しかし、単に住宅を建てれば愛される訳では当然なく、街づくりの関与のタイミングから、関与の継続まで、明確な設計があって初めて、愛着や誇りを持ってもらうことができます。
そこで本講義では、シビックプライドが持つ重要性や意義の理解から、実際に9つのコミュニケーションポイントを通じて、実際にシビックプライドを醸成させる方法を学びます。
03 100年愛される街づくりのために
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現在、住宅と地域コミュニティの課題は切っても切れない状況にあります。高齢者世帯の増加と単身世帯の増加が同時に起こることで、空白地帯が生まれ、地域のコミュニティは再構築を余儀なくされています。また物件の購入を通じて、よりより人生を希求する動きも加速しています。例えばウェルビーイングの考え方など、健やかな人生を送るために街がどのような機能を有しているか、どのようなコンセプトの基、開発されたものであるのかは、その街の価値自体を決定づけます。このような多様化・複雑化する課題や価値に対して、街づくりはいかなるコンセプトを持ち、機能はどうあるべきか、今後必要となる視点を知り、実際の街との関係づけを学びます。
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カリキュラム
時間 | 講義内容 |
第一部:約70分 | 街・地域価値の見つけ方と伝え方 |
第二部:約40分 | まち開発における「シビックプライド」の役割 |
第三部:約60分 | 街の価値を上げるブランディング手法 |
講師紹介

DG COMMUNICATIONS コンサルティングカンパニー
桃井 正義氏
2000年4月に株式会社 創芸(現 株式会社DGコミュニケーション)に入社。営業部に配属後、2012年にマーケティング部、2016年にプロモーション部に異動し、現在はコンサルティングカンパニーに在籍。不動産デベロッパー様をメインクライアントとし、新築分譲マンションの商品企画・販促プロモーションの企画&運営を行う。また、昨今では新築分譲マンション領域のコミュニケーションデザインで培われた知見や経験を活かし、様々な地域やまちづくりの場で実践型のコンサルティングチームの一員として活動を行なう。

株式会社 読売広告社
都市生活研究所 所長
水本 宏毅氏
1990年読売広告社入社。不動産デベロッパーの再開発事業や住宅プロモーション業務に携わったのち、経営企画局長を経て、2016年に都市生活研究所所長に就任。「シビックプライド研究会」や再生都市研究「都市ラボ」など、都市と生活者研究を通じて、企業や自治体のプロモーション業務に取り組む。 著書(共著)「シティプロモーションとシビックプライド事業の実践」(2019年 東京法令出版) ワークショップデザイナー ※青山学院大学学校教育法履修証明プログラム修了認定

POOL INC. FOUNDER/株式会社GOOD EAT COMPANY CCO
クリエイティブ・ディレクター/コピーライター
小西 利行氏
博報堂を経て、2006年POOL INC.設立。CM制作、商品開発から、街づくりや国の戦略構築も行う。サントリー「伊右衛門」「ザ・プレミアム・モルツ」「PlayStation」「モノより思い出」などヒット作多数。2017年に「プレミアムフライデー」を発案。2019年には京都のホテル「The Thousand Kyoto」「Good Nature Station」、2020年立川「GREEN SPRINGS」をプロデュース。2021年には「GOOD EAT COMPANY」にてブランディング&クリエイティブディレクションを担当。同社CCOにも就任。2021年開催予定のドバイ万博日本館のCREATIVE ADVISERも担当している。
お申込み
オンデマンド配信講座
開講日 | 現在、お申込受付中です。 ※開講済の講座は、Webお申込後すぐに視聴開始できます。 |
受講価格 | 59,000円(税込 64,900円) ※申込金5,000円(税込 5,500円)を含みます |
補 足 |
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注意事項 |
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オンデマンド研修(人数100名まで)
開講日 | 2022年10月01日(土) |
定 員 | 100名 |
受講価格 | 550,000円(税込 605,000円) |
補 足 | ※視聴期間の延長、受講者の増加についてはお問い合わせください。追加料金にてご対応可能です。 |
注意事項 |
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