講座について
ただ聞きたいことを質問していませんか?
営業先へのヒアリングにも、関係者に取材するときにも、質問する力は重要です。一生懸命考えた質問をぶつけてみても、ふとしたミスから相手はよそよそしくなり、時間を奪われているような錯覚を感じ出します。そのつまずきの第一は、「こちらが聞きたいこと」を聞いてしまうこと。インタビューを成功させるには、「分かってもらえた」と思わせ、達成感や満足感を持ってもらうことがはじめの一歩です。本講座では、初対面の取材相手からもみるみる情報を引き出してしまうコンサルタントから、そのインタビューの秘訣を学びます。
この講座で得られるもの
- 取材の結果を何倍も豊かにするための事前準備を知る
- ひたすら用意した質問をぶつけるだけのインタビューから脱することができる
- 相手の懐に入り、核心的な話を引き出すためにやるべきことが分かる
- 長時間にならず、脱線した場合もスムーズに戻す方法を知ることができる
- インタビューだけではなく日常的な会話でも使えるスキルを身に付けられる
このような方に最適な講座です
ただ質問をぶつけるだけでは、欲しい情報は得られない。
必要なのは、準備~関係構築~情報を引き出す質問と続く一連の技術。
理解の手順
“欲しい情報”のために、まず相手の“話したい内容”を軸に引き出す。
プロの実践するインタビュー技術を身に付ける。
信頼関係を築きながら、実のあるインタビューを行うためには相手主体の会話展開で進めることが重要です。
宣伝会議では、相手の話したいことに触れながらも、欲しい情報を自然に聞き出すための技術を学びます。
講義のポイント
Point1: インタビューの準備・設計
下調べ以上のことは聞き出せません。事前準備の出来がそのまま結果に現れます。インタビューを成功させる最大の武器である下調べ。プロはどのような手順で行っているのか。質・量を鍛えるプロの手順を学びます。
Point2: 質問の技術
優れた聞き手は、多忙な企業のトップや取引先の決裁権者と対話する時でさえ、相手に歓迎され、感謝されます。やり手の広報パーソンや、トップ営業の共通点はここにあります。気後れすることなく関係を深め、情報を引き出す質問の技術を身に付けます。
Point3: 場をコントロールする技術
インタビューは事前に準備をしたようには進みません。聞いたことをその場で考え、深堀をしていきます。その際に、話の流れをコントロールできるかどうかで、結果を出せるかが変わります。話を聞きたい方向へと戻せる、ファシリテートの技術を身に付けます。
現場で実践する力を習得する!
今すぐ申し込む講座で学ぶこと
01 話をつなげる技術
初心者はよく、相手の回答をよく聞いていながら、用意した質問をひたすらぶつけてしまいます。すると聞き手の心の安定は保たれますが、話し手の心は閉ざされてしまいます。意識すべきは、相手の返答を受けた質問です。その場、その瞬間にしかできない質問を繰り返すことで相手のバリアは外れ、他にない情報を聞き出す余地が生まれます。優れた聞き手となる第一歩として、まず用意した質問から、徐々に深掘りする質問を重ねていくためのコツを身に付けます。
02 質問の技術
たいてい、話し手の立場は聞き手より上にあるため、お願いや命令をしても、聞い てはもらえません。ここで話し手から情報を引き出す上で武器となるのが質問です。質問によって話し手の思考の方向性をコントロールし、望ましい方向に修正していく。この技術が必要になってきます。本講座では、インタビューの主導権は常に聞き手にあることを学び、質問の細かな工夫によって会話をリードする技術を身に付けます。
03 話題を引き出す技術
インタビューを成功させるには、何より相手が話したい内容から始めることに注力すべきです。いきなり本題に入らず、共通の話題や自然な時節の挨拶から入るのは、ここに理由があります。 ただし談笑が目的ではなく、その充実感と高揚感を持たせたまま、少しずつこちらの聞きたい情報へシフトしていく、そのさじ加減が重要です。本人に悟られぬまま軸足を移すことで、こちらの聞きたい情報を相手に話し込ませることができます。講座では、この全体像の見立て方、実地での使い方を演習を通じて身に付けます。
04 話の深掘りの技術
会話は、深掘りするほどにその「本質」が見えてきます。しかし話し手は、ときに建前や表層的な話に逃げてしまいます。相手が非協力的で、情報を伝えたくないというケースもありますが、そもそも頭の整理ができていない場合が実に多いものです。ここで話し手の思考を整理する、聞き手の腕が試されます。「何故それを行ったのか」 「具体的には何があったか」・・・本人も意識しない深層に切り込むことで、相手に喜びを与えつつ、こちらの知りたい本音に迫ることができます。この「情報の深堀り」の具体的手法を修得します。
講師紹介

株式会社AND CREATE 代表
清水 久三子氏
1998年にプライスウォーターハウスコンサルタント(現IBM)入社後、企業変革戦略コンサルティングチームのリーダーとして、多くの新規事業戦略立案・展開プロジェクトをリード。大規模・長期間の変革を得意とし、高い評価を得た。 「人が変わらなければ変革は成し遂げられない」との思いから、専門領域を徐々に人材育成分野に移し、人事・人材育成の戦略策定・制度設計・導入支援などのプロジェクトをリード。2005年に当時の社長から「強いプロフェッショナルを育ててほしい」と命を受け、コンサルティングサービス&SI事業の人材開発部門リーダーとして5000人のコンサルタント・SEを対象とした人材ビジョン策定、育成プログラム企画・開発・展開を担い、ベストプラクティスとして多くのメディアにも取り上げられた。 2013年に独立。執筆・講演を中心に活動を開始。年間4冊を超えるビジネス書の執筆や全国での講演・講師活動を行う。2015年6月にワーク・ライフバランス、ダイバーシティの実現支援を使命とした会社を設立。創造性と生産性を向上させるスキルアップのプログラムの提供を開始。日経新聞やビジネス誌、東洋経済オンラインなどでの連載・寄稿も多数。 講師としては、コンサルタント経験とIBMを変革に導いたノウハウを凝縮した実践的なプログラムに高い評価を得ており、日本能率協会、大前研一ビジネス・ブレークスルー、日経ビジネススクール、日経BP主催セミナー、宣伝会議、世界最大動画教育プラットフォームUdemyなどで看板コースを多数持つ他、SMBCコンサルティング、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、みずほ総合研究所など大手銀行系の研修提供会社で講師をつとめ、高い集客と満足度を得ている。

NewsPicks Studios
代表取締役CEO
金泉 俊輔氏
大学在学中から雜誌ライターとして活動、立教大学経済学部卒業後、出版社(FujisankeiCG)に入社。 取次・書店営業、女性情報誌・女性ファッション誌編集を経て、週刊誌編集へ。『週刊SPA!』編集長、ウェブ版『日刊SPA!』創刊編集長などを務める。2018年3月、株式会社ニューズピックスに移籍し、NewsPicks編集長。19年5月よりプレミアム事業担当執行役員に就任、現在に至る。
カリキュラム
時間 | 講義内容 |
---|---|
第1部 | コンサルタントが実践する聞く技術・フレームワーク ・聞くことを阻む壁 ・チューニングの合わせ方 ・プロファイルシート ・アイスブレイク ・共感/受容/検証の相槌ステップ ・仮説思考 ・演習 |
第2部 | インタビューの下準備 ・インタビューの種類/手法 ・目的を整理する ・キラークエスチョンとは ・アウトプットから逆算する ・事前インプットの方法 ・演習 |
第3部 | インタビュー取材【実技編】 ・問題設定の方法 ・立証作業を行う ・仮説の導き出し方 ・たった一問で相手の本質を突くには ・仮説設定ワーク |
概要・パンフレット
受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 | |
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受講のご案内 | 【実施上の注意】 | |
受講料金 | 1名受講 | 59,000円(税込64,900円) |
100名まで | 550,000円(税込 605,000円) | |
オンデマンド研修について | ・(受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。 | |
割引チケットについて | ※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 | |
受講対象 | 若者を動かしたいマーケティング、ブランドマネージャー、販促などの担当者、これらの企業に提案を行う広告関連会社 | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 |
- 1名単位でのご受講は「1名受講」
- 部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
- 体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。
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