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「人が動く」「物が売れる」と確信を持てる“企画力”を身に付ける
環境の大きな変化によって「過去の経験則」が役に立たず、予算をどこに振り向けるべきかも含めて考え直している企業が増えています。そういった変化は提案を求められる広告会社も同様で、これまで以上に、売上を生み出し、事業会社にはないプロモーションのノウハウが期待されています。
そのため事業会社・広告会社では、売上を生み出す、前例に捕らわれないプロモーションを実施する、その成功を確信させる「企画力」が必要となっています。それを下支えするのは、消費者・メーカー・売り場に対する適切な知識と、豊富な手口のストックです。しかし、これらの情報を日常業務の中で整理し体得することは簡単ではありません。そこで宣伝会議では、消費者が動くツボの見つけ方を理解するプランナーや、小売流通の「実際」を知るメーカー・小売出身のマーケターから、体系的な知識と現場のリアルを同時に学び、企画の新規性だけでなく売上に貢献する力を身につける本講座を開催します。
商品が売れる現場の知識と、企画を立てる技法を学び、
確信がもてる「企画力」を身につける
成果を生み出す力である「消費者理解」「アイデア」「実現力」を身につける
売上を大きく動かす企画とは、消費者に影響を与えて、行動を起こさせる企画です。そのためには、消費者の心理を理解し、その心を動かすアイデアを考え、実現させていく力が必要です。これらの一つひとつの工程にはノウハウや考え方が存在し、通して全体を学べる機会というのはなかなかありません。本講座では、それらを一気に学び、実践で生かせる力として学んでいきます。
クリエイティブ畑でもマーケティング畑でも、成果を出すプランナーに求められる素養は「消費者の行動」をデザインする能力です。行動を促すためには、消費者の心を満たすシナリオ設計が必要であり、その出発点になるのがインサイトの発見です。例え、最終的な施策がずれていても、的確なインサイトを掘り当てていれば、挽回することは可能です。講座では、インサイトを見つけシナリオに落とし込む方法をお伝えします。
効果の出るプロモーション施策を考える際に、ショッパーマーケティングの視点が重要です。この考え方を身に付けることで、店頭で実際に買い物客が商品・サービスに魅力を感じ、思わず手に取る施策を立案できる力となります。そこで「PBOC」と言われる視点を学びます。プロダクト視点/ブランド視点/オケージョン視点/コールトゥアクション視点の4つを考え、状況や商品・サービスに応じてプランニングすることによって安定的な売上を創出できる力を養います。
講義では様々な背景を持つ現役プランナー・マーケターから、普遍的な基礎知識とこれからの変化に対応していく考え方をお伝えします。事業会社のマーケターとしての視点、広告会社のクリエイティブディレクターやプランナーとしての視点を、「売上につなげる」という共通項のもとに講義します。各立場の視点と共に、手法についてもデジタル施策のみならず、リアルプロモーション施策の企画立案できる能力も高めます。いかなる導線設計を行い、特長のある企画にするのか、その方法論を体系的に学びます。
どんなに良い企画であっても、商談の機会で採用とならなければ、当然実現はできません。採用される商談にするために変えるべきことは、提案相手の理解を、明確な提案の軸に入れることです。例えば、以前は「商品を調達」できることが提案の入口として機能していましたが、既に顧客が不特定多数→特定少数に変わった現在、その入口は「顧客の理解」に変化しています。この理解をベースにした提案を明確に組み込める力が今、求められています。
プランニングにおいてはブランド体験を伝えることも重要です。ブランド体験の施策というと空間のデザインに目がいきがちですが、本質はターゲットにブランドをいかに体験してもらい、「どのような記憶を持って帰ってもらうか」という情報のデザインです。しかし暗黙のうちに、商品やツールの「ハード」要素と、コンテンツのような「ソフト」要素を分業にする体制が敷かれてしまいがちです。ブランド体験というのは「モノ」ではなく「コト」の提供です。特に、メーカー・小売では「モノ」を売ってビジネスするという発想になりがちですが、ブランド哲学を体験を通じ提供するという意識が欠かせません。
企画提出の日程が近付き「徹夜で考えたが良い案が浮かばない」という状況は誰もが心当たりがあるのではないでしょうか。そのような時は「本当に考えているか」という点に立ち返る必要があります。不採用となる提案では、事実報告と解釈・提案が混在してしまっていることが多いです。事実を調べるのではなく自分の考えを伝え、提案相手にお買い上げいただくのが企画提案の本質です。考えることは自分の言葉で語ることにも直結し、プレゼンテーションにも説得力が増します。その結果、考え抜いた企画の中身と、それを自らの言葉で自信を持って伝えることが企画を実現する未来へと繋がります。講義では、どのように「考える」のか、その思考プロセスをお伝えします。
2018年株式会社リテイルインサイトを設立。メーカー企業、流通小売業のマーケティング領域におけるコンサルティング業務に従事。 食品・飲料や日用品などのメーカー企業において、これからの時代の小売業への取り組みや新しいチャネル開発(オン・オフ)のあり方をテーマに、組織・社員を対象にナレッジ活動を軸にして牽引。大学や専門機関と「売り場・買い場」におけるショッパー(インサイトを起点にした)の行動を整理。
クリエイティビティで、生活や社会に至福な時間をつくりだし、世の中をポジティブに「動かす」ことを目指す。リプトンFruits in Tea、ピノフォンデュ、CHANEL MATSURI、ハロウィン東京のカボチャのごみ袋など、戦略・企画・制作・実行まで一貫して手がけている。
第一企画(株)(現ADK)、外資系広告会社ベイツ・ジャパン、グレイ・ワールドワイド、モメンタム ジャパンを経て、2013年に米国P&Gをクライアントとするショッパー戦略デザイン会社の日本法人(株)チェースデザインを立ち上げ、マネージングディレクター/チーフ・ストラテジー・オフィサー、2016年にWPP傘下のショッパー/リテールマーケティング会社LabStoreに日本代表、2018年より現職。25年以上に渡ってハイネケン、コカ・コーラ、マイクロソフト、ウォルマート、P&Gといった世界的なブランドのプロモーションとショッパーマーケティング戦略開発に携わり、現在、AIを活用したショッパーマーケティングの研究、戦略開発に従事。著作に「デジタルで変わるセールスプロモーション基礎」(宣伝会議・共著)等。
1999年ランド設立、代表取締役社長。2007年セイジョー入社。10年ココカラファイン事業管理室に転籍、グループの業務効率化・アライアンス・販社統合等に携わる。13年ココカラファインOEC設立、代表取締役社長に就く。2016年ココカラファイン統合マーケティング部長兼任。2018年4月から現職。薬剤師。
P&Gジャパン、ジョンソン・エンド・ジョンソンにて主要カテゴリーのトレードマーケティングマネージャーとして、20を超える新製品開発に尽力。フェズに入社後、現在はブランドソリューション事業 事業長として小売業のデジタル推進に従事。
ライオン株式会社にて営業スタイル変革プロジェクトを推進し、店頭起点・データ活用による問題解決型の提案営業スタイルの導入を実現。全社営業利益率を変革前の3倍以上に高めた実績を持つ。独立後は消費財メーカーを中心にリーダーシップ・コーチングスキルを活用した営業・マーケティングの業務改革・マネジメントスタイルの改革支援を行っている。
1986年株式会社オリコミ(現オリコム)入社。90年株式会社博報堂入社。プロモーションプランナー、プロモーションディレクター、エージェンシープロデューサー、統合プロモーション部長、クリエイティブ・ソリューション局長代理を経て、2017年社内ベンチャーにてCueworksを設立、19年よりビジネス開発局シニアプロデューサー。20年より現職。
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
第1部 | これからのプロモーション において大切なこと ・広告と販売促進(セールス・プロモーション)は、これからどこに向かうのか? ・効果的なプロモーションを行うためには?これまでとこれからの違い ・「買う」or「買わない」「行く」or「行かない」人は何で決めるか? ・これからのセールス・プロモーションの取り組みにおいて大切なこと。 ・これからネット・デジタル(IT)の普及から広がるプロモーションの可能性 ・プロモーションを評価すること。何を計れば良いのか |
第2部 | 販促企画の考え方と鍛え方 ・セールスプロモーションの役割 ・プランニングに求められるもの ・「らしさ」を掘る:brandーmining ・消費者とブランドの関係性づくり |
第3部 | ショッパーインサイト(1) ・買い物客の真実とショッパーマーケティング ・脳科学からみる買い物脳 ・ZMOTとFMOT |
第4部 | ショッパーインサイト(2) ・購買行動を誘発するデザインアプローチ ・商品コンセプトを販売コンセプトに変換する ・PBOCによる販売コンセプト |
第5部 | メーカー企業と小売業の接点をつくる3つのポイント ・小売業の傾向 ・商業販売額の推移 ・メーカーと小売業それぞれの"本音" ・その中で取り組みのポイントを知る ・メーカーと小売業を合致させる3要素 ・JBP売り場起点のマーケティングによる ・カテゴリーの質の向上と成長 |
第6部 | メディアと販売促進 ・デジタルを活用する施策を考える上での注意点 ・SNSプロモーション ・リアル店舗でのデジタルコンテンツの意義 ・売り場におけるデジタルツールの活用事例 ・デジタルやデジタルメディアの活用の狙い |
第7部 | 店舗の存在価値を高める「店舗のメディア化手法」 ・これからの店舗の考え方 ・店舗のメディア化とは何か? ・サイネージを活用した販促 ・衝動買いを誘発する仕組み |
第8部 | ファクトに基づくプランニングと販売ストーリーの改善法 ・ファクトベースプランニングとは ・なぜデジタルではエンドを獲れないのか? ・小売インサイト ・小売にとってのメーカー ・セルインフォーカス ・カスタマーバリュー ・カテゴリーブランドの役割 ・小売社内での社内調整 |
第9部 | プランナーが知っておくべきブランドマネージャーが行う小売対策 ・営業現場で起こる交渉とバイヤープッシュ ・そのバージョンって本当に必要?への対応 ・もっと安く売らせてくれないか?への対応 ・本体の品ぞろえって必要?への対応 ・売上小さいのに売る意味あるの?への対応 |
第10部 | プランナーが知っておくべき小売への提案機会作り(1) ・新しい時代になった ・得意先(小売業)は変わり出している ・提案の入口は得意先の課題発見 ・課題発見のための情報収集 ・提案の基本的な流れ |
第11部 | プランナーが知っておくべき小売への提案機会作り(2) ・提案はビジネストーク ・提案のシナリオ化 ・デジタルメディアは必須 ・仮のスケジュール |
第12部 | クライアントへのプレゼンテーション(1) ・提案力は向上できる ・話しやすい提案書 ・提案書には提案が書いてあるべき ・「考える」と「調べる」の違い ・伝えること伝わること ・提案書にする ・提案書にする |
第13部 | クライアントへのプレゼンテーション(2) ・スタイルは進化しかない ・緊張とは ・伝えること ・業務を俯瞰する ・問題は起点 ・自分達の仕事はどこにあるのか? |
概要 | ||
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受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 | |
受講のご案内 | 【実施上の注意】 | |
受講料金 | 1名受講 | 90,900円(税込 99,990円) |
100名まで | 900,000円(税込 990,000円) | |
オンデマンド研修について | ・(受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。 ・(視聴開始日)視聴開始日は、数日~数カ月先の指定も可能です。受講者への事前連絡も想定し、余裕をもった申込みをお勧めします。 ・(視聴期間)視聴期間は14日間で、延長キャンペーン対象外です。 ・対象は、同一の企業・団体の従業員の方です。親会社・子会社・関連会社の従業員の方は対象外となります。 | |
受講対象 | ・提案の説得力と手口を増やしたい広告会社のプランナー | |
資料・パンフレット | ||
注意事項 | ※本講座は旧名称「セールスプロモーション講座」の講義を改称し、再構成しています。収録映像中で「セールスプロモーション講座」と発言するシーンがございますが、予めご了承ください。 |
・1名単位でのご受講は「1名受講」
・部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。