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強力な販売チャネルである「店頭」を基点として販促とブランディングを両立する
デジタル&店頭コミュニケーション基礎講座
「回遊の促進」から「探しやすさ」、「安さ」から「安心・安全」へ。客数よりも客単価・利益率の向上をはかる、最新の店頭販促ノウハウ
ECやアプリを介するCtoC市場の伸びはあるものの、国内消費の9割以上は店頭で行われており、未だに店頭は消費者との最大の接点であることに変わりはありません。その中で、企業にとって店頭での購買における消費者へのアプローチには二つの課題があります。
一つは、消費者が商品を選択する際に重視する要素として、従来の価格比較などに事実的な要素加え、ブランドへのエンゲージメントや体験など情緒的な要素が加わっていることに対する修正ができていないことがあります。もう一つは、多くの予算を投じるようになってきているデジタル施策と店頭における購買との「繋ぎ方」のセオリーを学ぶ機会がないことです。
そこで宣伝会議では、店頭を基点とした販売促進とブランディングを目的に、店頭の制作物やデジタル施策を駆使して、店頭への送客、購買動機を高めるアプローチ手法とクリエイティブを理解する「デジタル&店頭コミュニケーション基礎講座」を開催します。
この講座で得られるもの
- 過去の踏襲が続いている店頭販促物の改善を、説得力を持って推し進められる
- コンシューマとショッパーの違いを理解して、最適なマーケティング分析を行う
- 店頭における制作物等を営業部門に任せきりではなく、消費者視点で企画・制作を指揮できる
- 「デジタル」と「リアルにおける購買」の結び付け方を知り、売上に貢献するWeb施策を実行する
このような方に最適な講座です
ショッパーインサイトから逆算する「購買」までのセオリーを学び、店頭への送客、購買動機を高めるアプローチ手法とクリエイティブを理解する
理解の手順
コロナ禍を経てデジタルシフトが進む中でも変わらない「店頭」の重要性
本講座は「店頭」にて商品・サービスを取り扱っている企業の販売促進・営業企画・宣伝・マーケティング部門の方に向けたものです。消費者のデジタルシフトが進む中でも、今なお店頭は最大の消費が交わされている場です。近年では、従来の販売チャネルとしての役割に加え、「体験」「ブランディング」の場としても機能を果たすように変化しています。
他人任せにしない、消費者心理に基づいたコミュニケーションの企画・制作のディレクション方法を学ぶ
しかし店頭周りにおけるコミュニケーションについては、リテール業界や営業任せにしてしまう部分があり、ノウハウを持つ企業は多くありません。そこで本講座ではその悩みを解決するため、店頭における消費者心理「ショッパーインサイト」に基づいた、店頭への送客・購買意欲を高めるアプローチ手法とクリエイティブを学びます。
講義のポイント
店頭以外の施策と店頭購買を繋げるショッパーインサイトに基づいた「切り口」と「クリエイティブ」を学ぶ
Point1: 「なぜ購買するのか」を論理的に分解するショッパーインサイトを捉える
店頭における購買を考える際に重要な要素として、ショッパーインサイトという考え方があります。例えば洗剤を購入する消費者は普段は洗剤のことをあまり気に留めない物の、必要になって初めて価格や好きなブランドなどから「選ぶ」という行動をするように、コンシューマーがショッパーになる瞬間の心理には大きな変化があります。そこで本講座の前段では、購買前の消費者が何を基準に購買をしているのか、そのショッパーインサイトを学びます。
Point2: 売り場インサイトに基づく店頭コミュニケーションを理解する
消費者が特定のカテゴリーの商材を購入する際、店舗に来てから商品を選択するケースは少なくありません。そこで本講座では豊富な事例に基づく消費者心理・購買行動の観点から導き出される店頭訴求の方法論を学びます。
Point3: 店頭で「自分ゴト化」させる手法を理解する
メーカーや流通小売りからの情報を以下に増やそうとも、全く購買に繋がらない場合、その課題は「自分ゴト化」にあります。情報の「量」ではなく「質」に着目した施策への落とし込みに効果を発揮するこの技術を習得する事で、商材やサービスの違い、また季節の違いをも武器にする事ができます。
Point4: 店頭販促物に向けた「効果測定」の指標を学ぶ
施策を機能させるのには、「売り場インサイト」を明確に捉えそれを「伝える技術」への昇華させておく必要があります。あるキャンペーンを実施する際、施策の理由付けを売り場インサイトを背景に、明示的に示すことができれば説得力を各段に増すことができます。そこで、どのような分類があり、重視すべき役割のポイントを学びます。
講師紹介

株式会社リテイルインサイト
代表取締役
倉林 武也氏
2018年株式会社リテイルインサイトを設立。メーカー企業、流通小売業のマーケティング領域におけるコンサルティング業務に従事。 食品・飲料や日用品などのメーカー企業において、これからの時代の小売業への取り組みや新しいチャネル開発(オン・オフ)のあり方をテーマに、組織・社員を対象にナレッジ活動を軸にして牽引。大学や専門機関と「売り場・買い場」におけるショッパー(インサイトを起点にした)の行動を整理。

桜美林大学
准教授 ストア・コミュニケーション・プランナー
向坂 文宏氏
凸版印刷、電通テックを経て、2016年より現職。家電、自動車、日用雑貨、化粧品、医薬品業界などメーカーを主なクライアントとして、多くの店頭コミュニケーション施策の企画・実施を行う。現在は店頭コミュニケーションの企画・コンサルティングを行いつつ、研究者としてもショッパーマーケティングに携わる。JPM協会基礎講座講師。相模女子大学非常勤講師。
カリキュラム
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
第1部 | 消費者は店頭で何を考えているのか?ショッパーインサイトを紐解く ・マーケティングの発想転換 ・消費者が求めているもの ・なぜ、今ショッパーインサイトが重要か ・コンシューマとショッパーの違い ・ショッパーインサイトを捉えるためのポイント ・ショッパーインサイトを捉えた事例の紹介 |
第2部 | 店頭を基点とした消費者の来店と購買動機を高める全方位プロモーション ・課題の本質を捉える ・ショッパーのカスタマージャーニーを捉える ・店頭来店・購買意欲をを高める手法の整理 ・O2O(オンライン・ツー・オフライン)のセオリー ・ネット・デジタルを店頭を結びつける ・プロモーションの効果測定 |
第3部 | デジタル&店頭コミュニケーション総整理 ・現在の市場動向 ・現在の業態の考え方(マーケティング戦術視点) ・リテールテクノロジーの振り返り ・購買行動と店頭ツール事例 ・店頭コミュニケーションの「自分ごと化」メッセージ ・診断 ・解決されない店頭の実態 ・これからの店頭コミュニケーションのキーワード |
概要・パンフレット
概要 | ||
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受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 視聴期間内であれば、ご自身の自由なタイミングで視聴できます。 | |
受講のご案内 | 【実施上の注意】 | |
受講料金 | 1名受講 | 59,000円(税込64,900円) |
100名まで | 550,000円(税込 605,000円) | |
オンデマンド研修について | ・(受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。 ・(視聴開始日)視聴開始日は、数日~数カ月先の指定も可能です。受講者への事前連絡も想定し、余裕をもった申込みをお勧めします。 ・(視聴期間)視聴期間は14日間で、延長キャンペーン対象外です。 ・対象は、同一の企業・団体の従業員の方です。親会社・子会社・関連会社の従業員の方は対象外となります。 | |
割引チケットについて | ※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 | |
受講対象 | ・メーカーにお勤めの営業企画・販売促進・マーケティング部門、ブランドマネージャーの方 | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 |
・1名単位でのご受講は「1名受講」
・部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。
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