リアルタイムで質問ができる「ライブ配信」
炎上のリスクは避けつつも、SNS運用の成果を高めたい
企業アカウント「中の人」のための
SNS運用担当者養成講座
その投稿に、企業の顔としてのノウハウはありますか?
元々詳しいわけではないのに、我流で取り組んでいる
SNSは非常に多くのユーザーが利用するツールになりました。多くの企業でも、生活者と双方向にコミュニケーションができるこの巨大なメディアを、マーケティングや営業活動に活用しています。しかし、いわゆる「中の人」と呼ばれる企業の担当者は、SNSに特別詳しいわけではなく、個人アカウントを持っている程度という方がほとんどです。そのため、効果測定に悩んだり、SNS疲れに陥ったり、日々の運用に苦悩しています。
企業としての発信が前提で、生活者に好感を抱かせる
企業アカウントでの運用をすれば「企業の顔」として生活者に受け取られます。そのため、SNSの運用はマーケティングや営業に活用することができる一方で、使い方を間違えると発言が発端となり、議論を巻き起こしたり、非難されたり、いわゆる「炎上」を引き起こすことも少なくありません。また特に新しいSNSは、企業として初めて立ち上げることが多く、担当者は社内への説明責任も求められています。
このような方に最適な講座です
広報に降りかかる緊急案件の数々
SNS運用成功への第一歩は、SNSならでの作法をノウハウとして身につけ、
炎上の原因と対策を知ること。
理解の手順
炎上のリスクを避けつつ、SNS運用の成果を高めたい。企業アカウントの「中の人」となるためのノウハウ。
【解決の手順1】
●SNSの特性を把握する
SNS運用のポイントは、質の高いコンテンツを投稿することでユーザーと良好なコミュニケーションを行い、適切な関係を築くことです。そのためには、各SNSユーザーの年齢層、ユーザー数、拡散性などの特徴を把握した上で、SNSに合わせてコンテンツの内容を変えたり、逆に内容によってSNSを使い分ける必要があります。必然的にそこにアップするコンテンツも変えていく必要があります。
さらに、投稿は「タイムライン」として時系列で表示されることが多いため、ユーザーの属性・ライフスタイルに合わせて、コンテンツをアップする時間帯を工夫することも重要です。例えば、ビジネスパーソンに訴求したいのであれば、お昼休みの時間帯にあたる正午から午後1時、仕事を終えて帰宅する午後6時から7時くらいに投稿すると、読まれる確率が高くなると言われます。
SNSの運用担当者はこのような各SNSの特徴を項目別にガイドラインとしてまとめておくと便利です。また、炎上などのリスク発生時に備えて、その対処方法についてのマニュアル化も必要です。
●双方向性を重視した投稿技術を身につける
メルマガのように一方的な情報発信の場にするのではなく、ユーザーとのコミュニケーションを重視しましょう。 例えば、投稿される内容が「1万円以上お買い上げの方に記念品をプレゼント」といった内容ばかりになったら、ユーザーはその企業のSNSを見たくなくなるでしょう。宣伝色の強い投稿は、消費者を不快にさせ、「いいね!」やコメントをもらえないばかりか、フォローを外される可能性が高くなります。
●継続的に更新する技術を身につける
質のいいコンテンツを地道に更新していくことが大切です。SNSの運用担当者にとっては、これが最も大変な作業でしょう。同じ内容を毎日投稿するわけにはいきません。ユーザーを惹きつけてフォロワーを増やすとともに、質の高いコンテンツを継続して投稿し、飽きさせない工夫が求められます。いつ更新されるかわからないアカウントより、定期的に新しい情報が投稿されているアカウントのほうに消費者が興味を持ちやすいのは当然です。 重要なのは、ユーザーとのコミュニケーションを途切れさせないこと。コンテンツの内容に知恵を絞り、コツコツと運用していく重要性の理解と技術なのです。
【解決の手順2】
●炎上の原因を知る
SNSはファン獲得に有用なツールとして活用できる半面、炎上リスクを抱えています。一度炎上し、その後の対応を誤ると、企業にとって大きなダメージになることがありますので、SNSの運用担当者は注意が必要です。SNSが炎上する原因と対策をお伝えします。
(例)誤操作
企業の公式アカウントの炎上例としては最も多い原因です。誤操作の典型例は、SNSの運用担当者が企業アカウントと個人アカウントを間違えて投稿するケースです。個人アカウントと間違えているため、個人的な趣味や偏見を投稿してしまったり、不適切な言葉遣いをしている点が炎上を誘発する原因です。さらに、公式アカウントに対する企業の管理体制の甘さが露見することで、信用問題になることもあります。
(例)コミュニケーションエラー
コミュニケーションエラーを防ぐためには、投稿前に下書きを作成したり、誤字脱字や内容の確認を行うなど、事前のチェックポイントを運用ルールとしてまとめておくことが重要です。さらに、炎上した後、どのように対処するかを社内で決めておきましょう。
講義のポイント
Point1: 先駆者から学ぶ運用ノウハウ
SNS運用担当者は、専業ではなく他業務との兼任が中心です。運用にだけ時間を割けない状況では、効率的かつ効果がある運用ノウハウを学ぶ必要があります。
Point2: ネタ切れ脱却の投稿コンテンツ
ノウハウがなければ誰もが陥るのがSNS疲れです。生活者への効果的な発信と交流を増やすために、日々の実務に役立つ投稿コンテンツの発想法を学びます。
Point3: 何かあった時の炎上リスク対策
実際に手を動かすパートナー会社側の考えを知ることは、指示出しの質を向上させます。外部の力を借りる事も選択肢の一企業アカウントは、炎上などの有事があったからといって、簡単に削除することはできません。知らなかったでは済まされない、最低限の対策と次につなげるテクニックを学びます。
講座で学ぶこと
01 【運用ノウハウ編】担当者は、社内とお客さま両方に向かって立ち回る
個性的である必要はない!担当者に求められる作法
生活者に好かれ、お客さまにファンになってもらう中の人になるためには、発信する一言一言が面白く、相手を魅了する人並み外れたコミュニケーション能力が必要なわけではありません。SNS上でのコミュニケーションは、対面での営業や接客とは一線を画します。担当者はSNSの特性の本質を見極め、「会話」と「対話」の違いを理解したコミュニケーションが求められます。
手抜き感を与えない時短のテクニック
SNS担当者は、他の業務との兼任であることが多く、むしろSNSの運用が元々の本業ではないことがほとんどです。そのような多忙な担当者にとって、いかに運用を効率化し、成果を説明するかが重要です。しかしリアルタイムで生活者にみられることが多いSNSでは「時短」と「手抜き」はすぐに見破られます。
02 【投稿ネタ編】“ネタ探し”をスキップし、時間をかけずにコンテンツを量産する

無意味な発信はファン化とは逆のベクトルへ向かう
日々発信をしたり投稿したりすること自体が目的となってしまい、時間を費やせども成果が上がらないといった負のスパイラルにはまりがちです。意味や意図を感じられない投稿は、SNS上ではなおさら、ユーザーに敏感に感じ取られ、ファン化どころか反感を買う原因となってしまいます。またその一方で、ユーザーに好まれるユーモアある投稿も、自社の目的から逸脱した単なるネタでは元も子もなく、成果は上がりません。担当者が意識すべきなのは自社が発信したい内容を、いかに生活者が求めるコンテンツに変換し、量産できるかです。本講座では、ネット上でも盛んにいわれるような"ネタ探し"の簡易化から一段上の、ユーザーにとって魅力的なコンテンツに変換する発想の手法を学びます。
03 【リスクヘッジ編】炎上は“事前”でも“事後”でも、どちらでも対処できる
炎上を怖がって動けなくなる前にクレームへの正しい対応を知る
何かあった時に、簡単に消して、無かったことにはできない企業アカウントだからこそ、担当者は炎上に対して敏感でなければなりません。しかし、炎上を過剰に恐れ、なかなか身動きが取れなければ、SNSの利点を最大限に活用することはできません。担当者は、SNSならではの特性を知り、適した対応を身に付ける必要があります。SNSの特性を理解した上でのクレーム対応の作法など、炎上を防ぐ手法を学びます。

講師紹介
現場で実践する力を習得する!

株式会社セガ
広報部 副部長
山田 愛氏
X(Twitter)をはじめとするSNSセガ公式アカウントを2012年より10年超にわたり担当する「中の人」。X(Twitter)フォロワー数は約55万フォロワー。企業広報に従事する傍ら、SNSを活用したレピュテーションの向上や顧客との関係強化、採用広報に携わり、硬軟織り交ぜた情報発信を積極的に展開中。書籍・マンガほかメディア露出多数。その他セガが運営する公式アカウントのアドバイザーも務める。

株式会社ジソウ
代表取締役/一般社団法人SNSエキスパート協会理事
本門 功一郎氏
大手外資系メーカーのマーケティング担当などを経て、2010年にコムニコに入社。コンサルタントとして様々なクライアントのSNSマーケティング支援を担当。16年11月、一般社団法人SNSエキスパート協会を立ち上げ、理事に就任。代表的な著書に「デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』第2版」がある。現在は株式会社ジソウの代表取締役と、一般社団法人SNSエキスパート協会理事を兼務。

サイバーガーデン 代表取締役
まぼろし 取締役CMO
メンバーズキャリアカンパニー 技術顧問
益子 貴寛 氏
1975年、栃木県宇都宮市生まれ。早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。ウェブサイトの企画・設計、アクセス解析、ソーシャルメディア運用支援、リスティング広告運用、ランディングページ設計、検索体験の最適化など、ウェブマーケティング全般を担当。 Google アナリティクス(GAIO)認定資格者 Web検定 プロジェクトメンバー 日本マーケティング学会会員
現場で実践する力を習得する!
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カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
第1部 | 企業アカウントとして目指す「中の人」のマネジメント像 ・SNS運用のポイント ・組織で管理するSNSアカウント ・リスクと遊びのバランス感 ・SNSマネジメント ・支持される投稿の編集ノウハウ ・写真活用のテクニック ・応用編 |
第2部 | 企業の「インスタグラム」運用ノウハウを学ぶ ・最新のインスタグラム動向・機能(「投稿」「フィード」「ストーリーズ」「リール」とは?それぞれの位置づけ など) ・インスタグラムの強み・企業で活用するメリット ・インスタグラムの強み・企業で活用するメリット ・投稿の基本と効果の出やすいポイント(写真・ハッシュタグ・投稿のタイミング など) ・投稿の方向性の策定 ・ 運用ノウハウ・運用体制の構築方法 ・運用前にやるべきこと ・運用ルール策定のポイント ・効果測定方法を知る(何をKPIに定め、どのように効果を測るか?) など |
第3部 | 投稿コンテンツ制作のコツとアイデア発想法 ・ネタを探す方法 ・コンテンツ制作のコツ ・アイデア発想法 ・事例から見るコンテンツ制作 ・投稿の注意点 ・時間をかけずに見つけるポイント ・ワークショップ |
第4部 | SNSにおける「炎上」の実例と対策 ・SNS運用に関係する法律 ・SNSで起こる炎上と対策(炎上事例:ジェンダー表現・従業員による情報流出・バイトテロ・ステマ・フェイクニュース等) ・炎上対策のセオリー ・炎上の主な要因 ・炎上しやすい話題・不適切な投稿の過去例 ・SNSの運用体制と監視体制/SNSガイドラインの作り方やポイント ・SNSの対応フロー図(SNS上のトラブルへの法的対応) |
※講師・カリキュラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※上記内容は作成時のカリキュラムです。最新動向に応じて、講義内容は適宜アップデートしてまいります。予めご了承ください。
概要・パンフレット
概要 | ||
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受講形態 | 東京会場(南青山)開催&オンライン(Zoom)開催 | |
開講日 | 2025年6月4日(水) | |
講義時間 | 10:00~18:10 | |
定員 | 30名 ※東京会場(南青山) | |
受講のご案内 | ※オンライン配信でご受講の皆様へ | |
受講料金 | 1名受講 | 59,000円(税込64,900円) |
割引チケットについて | ※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 | |
受講対象 | 「SNS運用担当者養成講座」は、企業で実際にSNSを運用している方や運用担当者に任命された方、これから宣伝ツールとして本格的にSNSを活用しようと考えている方に必見の講座です。 | |
資料・パンフレット | ||
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 |
・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。