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ケーブルテレビ
いつでも視聴できる「オンデマンド配信」
いま生活者がどのように情報に触れているか?その構造を知ることで打ち手は変わる。
今やソーシャルメディアは自社メディア・広告メディアと並び、コミュニケーション活動の中心になりました。FacebookやTwitter、LINE、YouTube、TikTokなど、複数のソーシャルメディアを活用する企業も多くなっています。ソーシャルメディアの活用が当たり前となり、ファン数やフォロワー数が一定数集まってきている一方で、それを活かせている企業と、「なんとなく」運用している企業との差が大きくなっています。
ところが、世に事例は数多く出ていてもその成功の要因や、それをどのように発想したのか、またその運用体制など、自社に落とし込む際に本当に知りたい情報はなかなか出てきません。
そこで宣伝会議では、ソーシャルメディアでキャンペーンを成功させるための「原則」とノウハウを成功事例から読み取り、結果を出す企画の考え方と、それを実現する運用体制を学びます。
ソーシャルメディアでのキャンペーンを行う際に重要なのは、その目的と、それに沿ったキャンペーン設計が出来ているかです。どうしても「話題を集める」ということに注目しがちですが、短期的なバズキャンペーンなのか、中期的な関係づくりなのかをはっきり決められていないことがまま見られます。すると、いつのまにか「話題を集めてロイヤリティを上げて購買に結び付ける」といった、どっちつかずの“お題目”ができあがってしまいやすくなります。講義では、販促・集客の両極にアプローチできる「Always On型」との使い分けを学びます。
近年、まとめサイトやキュレーションメディアなどの新興メディアが増加し、ソーシャルメディア上で消費される情報の質があ大きく変化しています。情報は接種や関与に時間がかかる「噛む情報」と、手軽・気楽に摂取・関与できる「飲む情報」との二分され、情報の拡散・共有の動きに偏りが出ています。今消費者がどんあ情報を求めているのかという、“クチに合った”情報を提供しなければ、まったく相手にされないという状況が強まっているのです。講義では、現在の情報の消費のされ方と広がり方をふまえて、共有・拡散をどう設計するかを学びます。
多くの企業担当者が「効果測定が難しい」「営業上の成果が見えづらい」という悩みを抱えています。上級活用企業においても、「エンゲージメントは低いより高い方がいい。でも、エンゲージメントを向上させたら、どんなマーケティング効果が得られるの?」という極めて本質的な問いに直面してしまいます。これは、ファン数やエンゲージメント率などのKPIばかり追いかけ、それらKPIから一体どんなマーケティング効果(KGI)を得ることができたのかを測定・評価できないことに起因しています。本セミナーではそんな現場担当者の悩みを一発で解消するソーシャルメディア効果測定の具体的な方法を、考え方、実施する際のポイント、データの解釈の仕方、実施のタイミング、コスト館などを実際の調査結果データをとともに分かりやすく解説します。
ソーシャルメディアでのキャンペーン設計の際、混同されがちなのが「共有」と「拡散」です。どちらも情報が広がるという意味では同じですが。それが起きる文脈はまったく違います。その文脈の違いを意識しなければ、意図的に「共有」や「拡散」を起こすことはできません。「共有」は“Who”の文脈が強く、発信者と受信者の関係性によって起きるため、深く狭い広がりになります。一方、「拡散」は“What”の文脈が強く、情報・コンテンツそのものが大きく影響します。また広がりは、浅く広いものになります。成功しているキャンペーンは、規模によらずこうした原則+その企業らしいワンアイデアで構成されているのです。講義では、実際の成功事例を紐解きながら、「共有」と「拡散」の違いを押さえます。さらに、自社らしいアイデアを乗せるポイントと、全体のプロモーション設計の考え方を学びます。
情報を広げていく上でもう一つ重要なのは、その情報が今どのように受け取られているのかという、いわば「話題のフェーズ」です。たとえ同じ情報でも、その広まり方によって受け取られ方は変わります。たとえば、ある歌手が知る人ぞ知るインディーズのときに、日本中誰もが知っているようなスターになったときでは、同じ「ある歌手」という情報であっても、その受け取られ方は全く違います。その段階は「他人ゴト」「自分ゴト」「仲間ゴト」「世の中ゴト」の4つに分けられ、その段階に合わせた企画の設計をしなければ、期待する行動をおこしてもらうことはできません。この段階を意識せずに設計をしてしまうと、本来広がるべきところに情報がうまく届かず、逆に広がりにくいところにアプローチをしてしまうということが気づかないうちに起こり得ます。講義で、話題のフェーズとその影響範囲に合わせた企画の組み立て方を学びます。
デジタルをマーケティングに活用する、との号令によって各社、SNSを活用した施策を展開していますが、方法論の理解の差が、結果の差になって表れています。特にSNSではその差が顕著です。そこで方法論の理解が必要となりますが、まず情報発信で避けるべき定石を知る必要があります。それが“企業目線での情報発信”です。では次に何をすれば良いのか、それは“生活者の声”で、生活者にアプローチすることです。SNSで特に重要となるのが“会話”だからです。この会話を設計できることこそ、SNSマーケティングの成功と失敗を分かつ要素となります。そして実施施策に落とし込むことで、時間軸の中で「話題化のための土壌づくり」→「話題の最大化」→「店頭誘因&購買誘導」へと発展させることができるのです。さらに、SNSをハブとして、各媒体を有機的に活用することで、効果を倍加させることができます。このよな特性の理解から施策への落とし込み方を知ることが、活用の定石となります。
1986年生まれ。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。専門は若年層の消費行動やSNSのトレンド。主著に『新世代のビジネスはスマホの中から生まれる─ショートムービー時代のSNSマーケティング─』(2022年)、『シェアしたがる心理』(2017年)など。
1973年横浜生まれ。ビジネスコンサルティングファーム、マーケティングコンサルタント、ネットマーケティング会社クチコミマーケティング研究所所長、バイラルマーケティング専業会社代表を経て現職。キリン、P&G、トヨタ自動車などのソーシャルメディアマーケティングを支援する。『ソーシャルメディアマーケター美咲』『Facebookマーケティング戦略』(ともに翔泳社)、『ソーシャルインフルエンス』『キズナのマーケティング』(ともにアスキー新書)など著書多数。
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新聞社系広告会社
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カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
約120分 | ソーシャルメディアの概要 ・メディアの変遷 ・ソーシャルメディアの立ち位置 ・ソーシャルメディアのユーザー像 ・効くプロモーションの方向性 |
約195分 | 広がりを生む「原則」をつかむ結果につながるキャンペーン設計法 ・ソーシャルメディアの得意と不得意 ・想起の重要性 ・真実の瞬間 ・PR×ソーシャルメディア ・2つのクチコミ ・効果測定のポイント ・KGI調査の方法 |
概要 | ||
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受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 | |
受講のご案内 | 【実施上の注意】 | |
受講料金 | 1名受講 | 59,000円(税込64,900円) |
100名まで | 550,000円(税込 605,000円) | |
オンデマンド研修について | ・(受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。 ・(視聴開始日)視聴開始日は、数日~数カ月先の指定も可能です。受講者への事前連絡も想定し、余裕をもった申込みをお勧めします。 ・(視聴期間)視聴期間は14日間で、延長キャンペーン対象外です。 ・対象は、同一の企業・団体の従業員の方です。親会社・子会社・関連会社の従業員の方は対象外となります。 | |
割引チケットについて | ※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 | |
受講対象 | ・やっとファン数が多くなってきたが、「それをどうするの?」と言われるとしり込みしてしまう | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 |
・1名単位でのご受講は「1名受講」
・部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。