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徹底的に廃棄物を出さない店づくり 渋谷のフライターグがリニューアル

2024.03.22 RENEWAL OPEN
FREITAG Store Tokyo Shibuya

昨今、環境配慮への推進により、リサイクル素材を使った製品や店舗づくりは珍しいものではなくなったが、1993年のブランド開始当時からこだわり続けているのがスイス発のフライターグだ。リニューアル工事の過程でも可能な限り廃棄物を出さないことを徹底するその精神性は、次世代のファンからも支持されている。流通センターのようなつくりを目指した店舗づくりにもアップサイクルへの考え方を随所に反映している。

店舗はワンフロア構成。店内には倉庫のバックヤードなどに使われている床材を使っている。素材自体のブルーカラーが日本国内で整備が進む自転車道と同じで、外までつながっているようにも見える。

製品自体を廃棄せず、新たなものにつくり替える素材として再活用して新たな製品にすることを「アップサイクル」と呼ぶが、それを継続するビジネスにした成功例といえるのがフライターグだろう。

同社は1993年にスイス、チューリッヒにてマーカス・フライターグ氏とダニエル・フライターグ氏の兄弟が創業。トラックのトレーラーに使われていたタープや古いシートベルト、廃棄されたエアバッグなどを自社施設で洗浄したうえで裁断し、リサイクル素材として使い、新たなバッグや小物類にして製造・販売をしている。

アップサイクル素材を使っているため、元のタープの色やそこに描かれた企業ロゴやイラスト、長年の利用でできた傷など、どの部分が使われるかによって、形状は同じでもバッグ1つ1つが異なるストーリーを...

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