行動制限や3密回避など、コロナ禍が消費者の行動に与えた影響は大きい。オンラインでの買い物も増える中、人々は接客に何を求めているのか。博報堂の調査レポートから、消費者のオンライン・店舗の使い分けと、理想的な接客について考える。
調査概要 博報堂調べ | |
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調査名 | ニューノーマル時代の購買行動調査 |
調査対象 | 18歳〜69歳の男女1,100名 |
調査手法 | インターネット調査 |
調査時期 | 2021年5月29日〜30日 |
オンラインでのコミュニケーションが勢いを増す昨今だが、重要視されているのはきめ細かな接客だ。小売店においては、接客が差別化の難しい「モノ」に付加価値を提供する重要な要素となる。また、サービス業では接客の質がすなわちサービスの質に直結する。そのため、小売・サービス業における接客は重要な競争軸となっている。そこでしか体験できないサービスは、強い求心力となり、接客も立派なプロモーションとなる。「接客力」は売り上げを高めるためには不可欠であり、顧客対応はリピート客や新規顧客の獲得を左右する。では、そうした豊かなサービスのために、リアル&デジタルにおける接客は、どのような取り組みが進んでいるのだろうか。本特集では、リアルとデジタルそれぞれにおける新しい接客のあり方について紹介する。