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温泉郷の廃校跡に現れた「無印良品」 地域に開かれた体験型宿泊施設に挑戦

2024.10.01 OPEN
MUJI BASE OIKAWA

無印良品の商品を購入できる店舗が急速に増えている。自社店舗を積極的に増やす一方で、ローカルスーパーへの商品供給など新しい接点も導入しているためだ。そしてさらに挑むのが、宿泊施設「MUJI BASE」の店舗併設型施設。人口減少が著しい地域に宿泊滞在施設をつくることで新たな産業と労働環境をつくり、生活インフラにもなる。地域課題に向き合う新たなビジネスモデルの現場を取材した。

旧老川小学校は2000年に新築。国有林に囲まれた大多喜町にあることから、地元のスギをはじめ、様々な木材が使われている。閉校後の2017年からは良品計画が賃借し、コワーキングスペースや地域事業者のオフィスとして、地域住民へ結婚式や会合など様々な用途での貸し出しを行ってきた。

一面芝生の校庭には校歌の歌碑やすべり台、うんていなどの遊具などかつての小学校のままの姿を残すものも。地域のシンボルとして親しまれてきた場所を残しながら、新たな交流の場として活用している。

日本各地で商業施設の在り方が大きな転換期を迎えている。ロードサイドを中心に拡大してきた地方都市の大型商業施設が、近年は再開発によって駅前に出店。一方、既存店は生活圏の変化による戦略変更で閉店も増加し、人口が減少傾向にある地域では店舗のない場所も増えている。一等地であっても戦略を誤ってしまうとゴーストタウンになってしまう例も多い。

そんな中、全国に無印良品を展開する良品計画が新しい販売チャネルに挑んでいる。…

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